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各地域における実施結果
第2章 各地域における実施結果
  2−10.亀山市  

2−10.亀山市

1.事業計画

(1)現状

ア.現在の支援の状況

イ.昨年度のモデル事業をきっかけとした新しい取り組み

(2)課題と目指す状態

ア.支援員に関する課題と目指す状態

<1>課題

<2>目指す状態

イ.連携に関する課題と目指す状態

<1>課題

<2>目指す状態

(3)実行計画

ア.今年度の実行計画のポイント

イ.地方企画委員会

相談窓口を含む核となる「亀山市青少年総合支援センター」のあり方や関係機関との連携強化並びに定例会議(事例検討会)で生じる諸課題解決に向けた検討を行う。

ウ.ユースアドバイザー定例会議

各関係機関で抱えている実際のケースを検討し、実効性のあるものにしていく。

エ.ユースアドバイザー養成講習会

2.実施事項

(1)参加主体

平成21年7月に設置された青少年総合支援センターが中核機関となり、「教育」「福祉」「雇用」など多岐にわたる関係機関の参画があった。昨年度に続き、民間の人材派遣会社やサポートステーションも参画した。

図表 56 亀山市における参加主体一覧
教育 福祉 保健・医療 矯正・更生保護 雇用 その他
機関
・三重県立亀山高等学校
・亀山市中学校長会
・亀山市教育委員会
・亀山市青少年総合支援センター
・亀山市教育研究所
・三重県生活・文化部若年者自立支援特命監
・亀山市保健福祉部
・三重県鈴鹿保健事務所
・亀山警察署生活安全課
・亀山保護区保護司会
・若者就業サポートステーション・みえ
・亀山商工会議所
・亀山市産業・観光振興室
・亀山保護区協力雇用主
・亀山市青少年育成市民会議
個人
・四日市大学教授
-
-
-
-
-
  ※下線は平成 21 年度からの参加機関

(2) 地方企画委員会

2回の地方企画委員会を開催し、若者支援における今後の方向性と連携のあり方について議論した。

図表 57 亀山市における地方企画委員会実施内容
日程
議題
議論結果・決定事項
1
9/16
1.今年度事業の説明
2.亀山市における若者支援体制の構築目標について
3. YA養成講習会、定例会議について
青少年総合支援センターの役割と方向性、各関係機関の役割、情報共有の仕組みについて意見交換
YAへの期待と養成講習会の内容について意見交換
2
3/4
1.養成講習会及び定例会議の振り返り
2.青少年支援員の活動状況について
3.次年度若者支援事業の方向性について
養成講習会での成果について意見交換
定例会議での成果について意見交換
次年度以降のユースアドバイザーの活躍の場について意見交換

(3) ユースアドバイザー定例会議

4回の定例会議を開催し、青少年総合支援センターでの相談ケースを中心にケース検討を行った。

図表 58 亀山市におけるユースアドバイザー定例会議実施内容
日程
議題
議論結果・決定事項
1
10/5
1.今年度事業の説明
2.亀山市の事業計画について
3.意見交換
内閣府・久保田参事官補佐にも同席いただき、若者支援の目的、協議会のあり方について意見交換

2
11/9
1. ケース検討1.事例紹介
2.意見交換
育て上げネットの深谷先生にも同席いただき、不登校の生徒の事例について、その対応に関する意見交換を実施
3
12/21
1.YA活動について
2.意見交換
青少年総合支援センターにおいてこれまで以上に活動を拡げるため、YAの関わり方について意見交換
4
2/25
1.事例紹介
2.意見交換
不登校の生徒の事例について、その対応に関する意見交換を実施

(4) ユースアドバイザー養成講習会

県外で活躍する若者支援の専門家、地域の医療や福祉の領域に精通する専門家を講師に招き、8回の講習会を実施した。

図表 59 亀山市ユースアドバイザー養成講習会実施事項
日程
講習内容
手法 時間
講師
1
10/5
若者の現状について
講義
60分
内閣府:政策統括官(共生社会政策担当)付青少年支援担当参事官補佐
久保田 崇
若者支援関連制度の現状について
講義
60分
2
10/28
学校機関の現状について
講義
60分
亀山高等学校 定時制 教頭
倉田 裕司
雇用・就労の現状について
講義
60分
三重労働局 職業安定部 職業安定課
若年者雇用対策係長
杉本 公紀
3
11/9
支援計画(アセスメントに関する事項を含む)の作成方法について
講義
60分
NPO法人「育て上げ」ネット 若年支援事業部 広報担当部長 かわぐち若者サポートステーション 総括アドバイザー
深谷 友美子
実際のケースでの支援計画を作成
討議
60分
4
11/26
公的扶助・障害者福祉のしくみについて
講義
60分
亀山市保健福祉部地域福祉室長 岩崎吉孝、高齢・障害支援室長 田中一正
青少年関連法規について
講義
60分
亀山警察署生活安全課長
山村 正
5
12/21
ケース検討方法について
講義
60分
亀山市保健福祉部子とも総合支援室長 
志村 浩二
ケース検討の実践体験
討議
60分
6
1/19
動機付け面接について
講義
60分
NPO法人「育て上げ」ネット 若年支援事業部 就労支援担当 第二係長
堀内 和彦
実際のケースでの動機付け面接
討議
60分
7
1/28
若者のひきこもりについて
講義
60分
斉藤メンタルクリニック
医師 斉藤 聡明
メンタルヘルスについて
講義
60分
8
2/25
地域における若者支援のネットワーク構築について
討議
60分
四日市大学 総合政策学部 
教授 谷岡 経津子
全体のまとめ(地域における若者支援体制の充実について)
講義
60分

3.成果

(1) 連携体制整備に関して

ア.中核機関における成果

イ.地方企画委員会における成果

青少年総合支援センターのあり方、関係機関の役割分担、情報共有(守秘義務)の仕組みなどについて協議を行う中で、協議会設置に向けた議論ができた。

ウ.定例会議における成果

(2)ユースアドバイザー養成に関して

昨年度のYA養成講習会で養成したユースアドバイザーを中心として研修を行ったため、フォローアップ、スキルアップにつながった。

図表 60  ユースアドバイザー養成講習会の満足度
(とても満足5、満足4、普通3、不満足2、とても不満足1)
分類 番号 アンケート項目 1-1 2-1 2-2 3-1 4-1 4-2 5-1 6-1 7-1 8-1 平均
総合満足度 1 1_総合満足度 - - - - - - - - - - -
研修テーマ・内容について 2 2_直面する課題、知りたい内容などニーズへの合致度 3.75 3.64 3.45 4.67 3.60 4.07 4.60 4.11 4.22 4.00 4.01
3 3_社会的トレンド、問題意識の高まりへの合致度 3.83 3.64 3.55 4.58 3.67 3.87 4.53 4.05 4.22 3.92 3.99
4 4_内容の専門性の程度 3.92 3.55 3.73 4.75 4.00 4.20 4.73 4.16 4.61 3.75 4.14
5 5_内容のわかりやすさ 3.85 4.00 3.36 4.50 3.47 3.87 4.73 4.26 4.39 3.92 4.03
6 6_内容の新しさ(※新たな知識の修得ができたか) 3.77 3.86 3.64 4.58 3.53 3.87 4.67 3.89 4.33 3.67 3.98
研修の実施方法 7 7_講師の知識の豊富さ、ノウハウ熟知の程度 4.31 3.91 3.82 4.58 3.64 3.93 4.73 4.32 4.67 4.00 4.19
8 8_講師の教え方のうまさ 3.92 3.91 3.36 4.67 3.31 3.93 4.60 4.21 4.44 4.00 4.04
9 9_教材のわかりやすさ、見やすさ 4.15 3.73 3.27 4.25 3.21 3.80 4.29 3.89 3.86 3.91 3.84
10 10_研修手法の適切さ 3.75 3.55 3.18 4.33 3.13 3.60 4.53 4.11 4.06 4.08 3.83
11 11_講義時間の適当さ 3.85 3.82 3.73 4.17 3.60 4.00 4.40 4.16 3.94 3.92 3.96
12 12_研修設備(研修室、OA機器等)の充実度 4.00 3.80 3.70 4.08 3.47 3.67 4.00 3.84 3.88 4.08 3.85
13 13_研修場所の利便性(団体からの距離、自動車の利用等) 4.17 4.00 3.82 4.25 3.87 4.00 4.40 4.05 4.18 4.08 4.08
14 14_研修開催時期の適切さ(団体の業務の繁忙に即しているか) 3.83 3.73 3.64 4.00 3.53 3.70 4.00 3.74 3.94 3.75 3.79

図表 61  ユースアドバイザー養成講習会受講前後の知識・スキルの変化
講習内容 チェック項目 受講後 受講前 受講後に伸びた割合
制度の内容及び業務の内容 1 ユースアドバイザーの役割や若者支援ネットワーク構想の経緯を理解している 3.92 3.86 0.06
2 対象者の早期発見による支援開始の意義を理解している 4.08 3.79 0.30
3 生活訓練、就労体験、職業体験の効果を理解している 4.17 4.00 0.17
4 個別のニーズに対応した包括的で継続的な支援の意義を理解している 3.92 3.93 (0.01)
5 海外での若者支援における関係機関の連携の状況やその意義を理解している 3.17 3.07 0.10
6 支援者の実態を理解している 3.67 3.43 0.24
7 研修・養成プログラムの定型化の重要性を理解している 3.92 3.50 0.42
8 海外(イギリス・オーストラリア・フランス)における若者自立支援の概要とそのしくみを理解している 2.83 2.93 (0.10)
9 社会的排除に対する海外の経験について理解し、若者自立支援の今後の課題を理解している 2.92 3.15 (0.24)
若者をめぐる状況と自立支援の現状 10 若者の人口・世帯構造の変化(少子化、晩婚・非婚化)について理解している 4.00 4.00 0.00
11 若者の自立支援の現状について理解している 3.83 3.64 0.19
学校から職業生活への移行、雇用・就労をめぐる状況 12 学校から職業生活への移行過程の現状について理解している 3.75 3.54 0.21
13 不登校、高校中退について、その特徴と対応の在り方について理解している 4.00 3.57 0.43
労働環境について(職業紹介も含む)、就労支援について 14 不就労・早期離職を含めた雇用・就労をめぐる全般的な現状について理解している 3.58 3.64 (0.06)
15 労働環境(職業紹介を含む)の仕組みを理解し、支援する際に活用できる 3.58 3.14 0.44
不登校、高校中退について、若者のひきこもりについて 16 不登校、高校中退について、その特徴と対応の在り方について理解している 3.92 3.57 0.35
17 若者のひきこもりについて、その特徴と対応の在り方について理解している 3.75 3.57 0.18
若者のメンタルヘルスについて(知的障害、発達障害、精神障害を含む) 18 知的障害、発達障害について、その特徴と対応の在り方について理解している 3.92 3.79 0.13
19 精神障害(社会不安障害を含む)について、その特徴と対応の在り方について理解している 3.67 3.64 0.02
若者の非行、犯罪について、少年司法の仕組について 20 非行、犯罪について、その特徴と対応の在り方について理解している 3.83 3.54 0.29
21 少年司法の仕組みを理解し、支援する際に活用できる 3.42 3.07 0.35
薬物依存(麻薬、覚せい剤、向精神薬、アルコール等)について 22 薬物乱用(麻薬、覚せい剤、向精神薬、アルコール等)について、その特徴を理解している 4.00 3.86 0.14
23 薬物乱用(麻薬、覚せい剤、向精神薬、アルコール等)について、対応の在り方について理解している 3.75 3.57 0.18
公的扶助、障害者福祉の仕組み 24 公的付与の仕組みを理解し、支援する際に活用できる 3.50 3.21 0.29
25 障害者福祉の仕組みを理解し、支援する際に活用できる 3.50 3.29 0.21
ネットワークの構築と個人情報保護について 26 ネットワークを構築する意味を理解している 4.17 3.79 0.38
27 個人情報の保護・管理に関する基礎的な知識を持っている 4.08 4.07 0.01
28 個人情報を関係機関内において共有するために必要な方策について理解し、実行できる 3.83 3.43 0.40
29 若者支援ネットワークにおける個人情報の共有の考え方について理解し、実行できる 3.92 3.50 0.42
30 生活保護ソーシャルワーカーの関係機関・関連専門職との連携、協働の意義について理解している 3.50 3.36 0.14
31 子どもの心の問題をめぐるネットワーク構築の必要性についてその意義を理解している 4.17 3.50 0.67
32 若者支援ネットワークに望まれる特性について、その意義を理解している 4.08 3.46 0.62
アセスメントと支援計画 33 アセスメント(対象者の現状・問題点等の査定)のための面接の方法を理解し、実行できる 3.67 3.15 0.51
34 アセスメント(対象者の現状・問題点等の査定)のための心理検査における留意点や主な心理検査について、理解している 3.50 3.15 0.35
35 アセスメント(対象者の現状・問題点等の査定)のまとめ方を理解し、実行できる 3.33 3.08 0.26
36 ニーズにあった支援計画の作成及び評価方法を理解した上で支援計画を作成できる 3.50 3.00 0.50
ケース検討会のあり方 37 ケース検討会、担当者レベルでの会合の進め方について理解している 3.83 3.15 0.68
「動機付け面接」など効果的な面接方法の実習 38 動機付け面接の意義を理解している 3.83 3.31 0.53
39 動機付け面接の基礎知識を理解し、支援する際に活用できる 3.75 3.15 0.60
SSTなどグループワーク実習 40 グループワーク(グループを用いた支援)の意義やその概要を理解している 3.83 3.38 0.45
41 若者の発達課題とそれに対応したグループワーク(グループを用いた支援)のもつ効果について理解している 3.75 3.38 0.37
42 グループワーク(グループを用いた支援)の方法、技法について理解し、実行できる 3.58 3.15 0.43
43 認知行動療法の内容・原則や活用場面などについて理解している 3.50 3.15 0.35
44 SST(ソーシャル・スキルズ・トレーニング)の内容・流れについて理解している 3.75 3.15 0.60
アウトリーチ(訪問支援)について 45 アウトリーチ(訪問支援)の目的や概要を理解している 3.83 3.15 0.68
46 アウトリーチ(訪問支援)におけるユースアドバイザーの役割を理解し、実行できる 3.83 3.15 0.68
47 相談室対応とは異なるアウトリーチの特殊性を理解している 3.83 2.92 0.91
48 アウトリーチ(訪問支援)の様々な形式や支援過程について理解し、実行できる 3.50 2.85 0.65

4.今後の課題

(1)連携体制整備に関して

ア.中核機関における課題

イ.地方企画委員会における課題

専門性や地域性などをふまえた情報交換・共有、支援の際の役割分担等に関する意志決定の場として、今後も関係機関相互に顔の見える形で連携する必要がある。

ウ.定例会議における課題

関係機関、ユースアドバイザーの連携によるケース検討会を定例化すると共に、これまで以上に関係者間のつながりを強めていく必要がある。

エ.協議会設置に向けた課題

(2) ユースアドバイザー養成に関して



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