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各地域における実施結果
第2章 各地域における実施結果
  2−13.上板町  

2−13.上板町

1.事業計画

(1)現状

ア.地域における若者の現状

イ.現在の支援の状況

(2)課題と目指す状態

ア.支援員に関する課題と目指す状態


<1>課題

<2>目指す状態

イ.連携に関する課題と目指す状態


<1>課題

<2>目指す状態

(3)実行計画

ア.実行計画のポイント


1年目であるため、標準的な方法に基本的には沿う形で実施する予定。


イ.地方企画委員会


年間4回実施。第1回目の日程は未定。2回目以降は、中央企画委員会の前後に実施予定。


ウ.ユースアドバイザー定例会議

エ.ユースアドバイザー養成講習会

2.実施事項

(1)参加主体

図表 72 上板町における参加主体一覧
  教育 福祉 保健・医療 矯正・更生保護 雇用 その他
機関 ・教育委員会(近隣市町含む)
・郡青少年補導センター
・中学校(生徒指導担当等)
フリースクール
・町福祉保健課
・東部保健福祉局
・精神保健福祉センター
・徳島学院
・県こども女性相談センター
・町福祉保健課
・東部保健福祉局
・地域活動支援センターことじ
・徳島県警
・板野警察署
・徳島少年鑑別所
・徳島保護観察所
・ハローワーク鳴門
・若者サポステ
・徳島県男女参画青少年課
・徳島県立総合教育センター特別支援・相談課
・徳島市青少年育成補導センター
・青少年育成徳島県民会議
個人 ・青少年育成アドバイザー
・学校評議員
・社会教育委員
・退職校長
・児童委員
・民生委員
- 保護司 - ・住民

(2)地方企画委員会

上板町では地方企画委員会は講習会・定例会議と同日に、今後の進め方等を協議する場として活用した。


図表 73 上板町における地方企画委員会実施内容
日程 議題 議論結果・決定事項
1 10/10 1.若者支援のモデル事業について ・上板町教育長が講演し、若者支援についての思い、考え方、本モデル事業の位置づけについて参加者間で共有した。
2 2/24 1.今後の進め方、協議会の設置について ・今年度の活動を振り返り、来年度の進め方、協議会設置についての参加者の思い、意見を交換した。
3 3/9 1.次年度の方向性、進め方
2.協議会の設置について
・内閣府のモデル事業には次年度も応募し講習会やケース検討を継続的に実施していく。
・若い世代にも講習会に参加しやすいような時間設定とする。
・協議会についても設置する方向で次年度詳細を検討する。
・困難を抱える若者の居場所作りについて、次年度はハード面の対策を進めると同時に、YA養成等を通じてソフト面での対策、若者の理解者を増やすことが引き続き重要である。

(3)ユースアドバイザー定例会議

定例会議については地方企画委員会と明確に区分して運用したわけではなかったが、主には今後のネットワークのあり方やケース検討を行う場として機能した。


図表 74 上板町におけるユースアドバイザー定例会議実施内容
日程 議題 議論結果・決定事項
1 10/10 1.若者支援の背景と子ども・若者育成支援推進法について
2.若者支援モデル事業について
・若者の居場所作りをしたいなど参加者間で若者支援への思いを意見交換した。
2 11/11 1.定例会議の進め方 ・ケース検討をすること、窓口機能のあり方等についても協議したい旨を確認した。
3 11/25 1.事例検討
4 12/9 1.事例検討
5 1/27 1.青少年育成支援施策について ・今後の斉唱根育成支援施策について検討。

(4)ユースアドバイザー養成講習会

図表 75 上板町ユースアドバイザー養成講習会実施事項
日程 講習内容 手法 時間 講師
1 10/10 制度の概要、業務の内容 講義 60分 NPO法人「育て上げ」ネット
工藤啓
若者をめぐる状況と自立支援の現状 講義 60分
2 11/11 新規学校卒業者等の雇用・就労をめぐる状況及び就労支援について 講義 60分 鳴門公共職業安定所
佐藤雅彦
人権学習 講義 60分 上板町教育委員会
板東秀則
3 11/25 不登校・ひきこもりについて 講義 120分 徳島大学大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部 境泉洋
4 12/9 矯正における薬物事犯者の処遇と課題
薬物と脳について〜特に覚せい剤の薬理を中心として〜
講義 120分 徳島少年鑑別所 福本浩行
5 1/13 就労支援の実際(特に障害者の就労支援) 講義 100分 徳島文理大学 牧裕夫
公的扶助・障害者福祉の仕組み 講義 60分 徳島県保健福祉部長寿社会課
多田祐
ネットワークの保護と個人情報保護 講義 40分
6 1/27 若者像の変化とそれへの対応(自己愛性格を中心に考える) 講義・講師によるディスカッション 120分 鳴門教育大学臨床心理士養成コース 葛西真記子
徳島少年鑑別所 福本浩行
7 2/10 動機付け面接など効果的な面接方法 講義・
演習
60分 NPO法人「育て上げ」ネット
堀内和彦
SSTなどグループワーク実習 講義・
演習
60分
8 3/9 アウトリーチ・訪問支援 講義 60分 NPO法人「育て上げ」ネット
工藤啓
まとめ(地域における若者支援の充実) 講義 90分

3.成果

(1)連携体制整備に関して

ア.中核機関における成果

イ.地方企画委員会・定例会議における成果

(2) ユースアドバイザー養成に関して

図表 76  ユースアドバイザー養成講習会の満足度
(とても満足5、満足4、普通3、不満足2、とても不満足1)
分類 番号 アンケート項目 1-1 2-1 3-1 4-1 5-1 6-1 7-1 平均
総合満足度 1 1_総合満足度 3.77 3.75 3.91 3.89 4.11 3.74 4.33 3.93
研修テーマ・内容について 2 2_直面する課題、知りたい内容などニーズへの合致度 3.76 3.73 3.88 3.80 4.00 3.53 4.19 3.84
3 3_社会的トレンド、問題意識の高まりへの合致度 3.72 3.72 3.79 3.85 3.90 3.59 4.20 3.82
4 4_内容の専門性の程度 3.75 3.93 4.13 4.10 4.10 3.89 4.15 4.00
5 5_内容のわかりやすさ 4.03 4.05 4.13 3.76 3.95 3.47 4.43 3.98
6 6_内容の新しさ(※新たな知識の修得ができたか) 3.83 3.79 4.13 3.81 3.90 3.70 4.10 3.89
研修の実施方法 7 7_講師の知識の豊富さ、ノウハウ熟知の程度 4.14 4.13 4.33 4.24 4.52 4.28 4.48 4.30
8 8_講師の教え方のうまさ 3.90 4.00 4.17 3.90 4.38 4.11 4.43 4.13
9 9_教材のわかりやすさ、見やすさ 3.69 3.79 3.96 3.62 4.05 3.80 4.35 3.89
10 10_研修手法の適切さ 3.62 3.79 4.08 3.81 3.95 3.68 4.29 3.89
11 11_講義時間の適当さ 3.69 3.82 4.09 3.80 3.55 3.65 4.35 3.85


図表 77  ユースアドバイザー養成講習会受講前後の知識・スキルの変化
講習内容 チェック項目 受講後 受講前 受講後に伸びた割合
制度の内容及び業務の内容 1 ユースアドバイザーの役割や若者支援ネットワーク構想の経緯を理解している 3.89 3.41 0.48
2 対象者の早期発見による支援開始の意義を理解している 3.78 3.70 0.07
3 生活訓練、就労体験、職業体験の効果を理解している 3.78 3.59 0.19
4 個別のニーズに対応した包括的で継続的な支援の意義を理解している 3.89 3.52 0.37
5 海外での若者支援における関係機関の連携の状況やその意義を理解している 3.33 2.78 0.56
6 支援者の実態を理解している 4.00 3.19 0.81
7 研修・養成プログラムの定型化の重要性を理解している 3.75 3.30 0.45
8 海外(イギリス・オーストラリア・フランス)における若者自立支援の概要とそのしくみを理解している 2.56 2.44 0.11
9 社会的排除に対する海外の経験について理解し、若者自立支援の今後の課題を理解している 2.89 2.62 0.27
若者をめぐる状況と自立支援の現状 10 若者の人口・世帯構造の変化(少子化、晩婚・非婚化)について理解している 3.80 3.74 0.06
11 若者の自立支援の現状について理解している 3.90 3.41 0.49
学校から職業生活への移行、雇用・就労をめぐる状況 12 学校から職業生活への移行過程の現状について理解している 3.78 3.19 0.59
13 不登校、高校中退について、その特徴と対応の在り方について理解している 3.78 3.33 0.44
労働環境について(職業紹介も含む)、就労支援について 14 不就労・早期離職を含めた雇用・就労をめぐる全般的な現状について理解している 3.80 3.07 0.73
15 労働環境(職業紹介を含む)の仕組みを理解し、支援する際に活用できる 3.80 3.00 0.80
不登校、高校中退について、若者のひきこもりについて 16 不登校、高校中退について、その特徴と対応の在り方について理解している 3.80 3.37 0.43
17 若者のひきこもりについて、その特徴と対応の在り方について理解している 3.90 3.37 0.53
若者のメンタルヘルスについて(知的障害、発達障害、精神障害を含む) 18 知的障害、発達障害について、その特徴と対応の在り方について理解している 3.70 3.26 0.44
19 精神障害(社会不安障害を含む)について、その特徴と対応の在り方について理解している 3.80 3.11 0.69
若者の非行、犯罪について、少年司法の仕組について 20 非行、犯罪について、その特徴と対応の在り方について理解している 3.70 3.33 0.37
21 少年司法の仕組みを理解し、支援する際に活用できる 3.50 3.07 0.43
薬物依存(麻薬、覚せい剤、向精神薬、アルコール等)について 22 薬物乱用(麻薬、覚せい剤、向精神薬、アルコール等)について、その特徴を理解している 3.90 3.30 0.60
23 薬物乱用(麻薬、覚せい剤、向精神薬、アルコール等)について、対応の在り方について理解している 3.80 3.22 0.58
公的扶助、障害者福祉の仕組み 24 公的付与の仕組みを理解し、支援する際に活用できる 3.70 3.15 0.55
25 障害者福祉の仕組みを理解し、支援する際に活用できる 3.70 3.07 0.63
ネットワークの構築と個人情報保護について 26 ネットワークを構築する意味を理解している 4.00 3.52 0.48
27 個人情報の保護・管理に関する基礎的な知識を持っている 4.10 3.81 0.29
28 個人情報を関係機関内において共有するために必要な方策について理解し、実行できる 4.00 3.50 0.50
29 若者支援ネットワークにおける個人情報の共有の考え方について理解し、実行できる 4.00 3.33 0.67
30 生活保護ソーシャルワーカーの関係機関・関連専門職との連携、協働の意義について理解している 3.80 3.30 0.50
31 子どもの心の問題をめぐるネットワーク構築の必要性についてその意義を理解している 4.00 3.59 0.41
32 若者支援ネットワークに望まれる特性について、その意義を理解している 4.00 3.41 0.59
アセスメントと支援計画 33 アセスメント(対象者の現状・問題点等の査定)のための面接の方法を理解し、実行できる 3.60 2.83 0.77
34 アセスメント(対象者の現状・問題点等の査定)のための心理検査における留意点や主な心理検査について、理解している 3.20 2.91 0.29
35 アセスメント(対象者の現状・問題点等の査定)のまとめ方を理解し、実行できる 3.30 2.81 0.49
36 ニーズにあった支援計画の作成及び評価方法を理解した上で支援計画を作成できる 3.30 2.81 0.49
ケース検討会のあり方 37 ケース検討会、担当者レベルでの会合の進め方について理解している 3.70 2.88 0.82
「動機付け面接」など効果的な面接方法の実習 38 動機付け面接の意義を理解している 3.50 2.81 0.69
39 動機付け面接の基礎知識を理解し、支援する際に活用できる 3.40 2.78 0.62
SSTなどグループワーク実習 40 グループワーク(グループを用いた支援)の意義やその概要を理解している 3.78 3.04 0.74
41 若者の発達課題とそれに対応したグループワーク(グループを用いた支援)のもつ効果について理解している 3.56 2.81 0.74
42 グループワーク(グループを用いた支援)の方法、技法について理解し、実行できる 3.22 2.67 0.56
43 認知行動療法の内容・原則や活用場面などについて理解している 3.22 2.63 0.59
44 SST(ソーシャル・スキルズ・トレーニング)の内容・流れについて理解している 3.11 2.67 0.44
アウトリーチ(訪問支援)について 45 アウトリーチ(訪問支援)の目的や概要を理解している 3.80 2.89 0.91
46 アウトリーチ(訪問支援)におけるユースアドバイザーの役割を理解し、実行できる 3.80 2.67 1.13
47 相談室対応とは異なるアウトリーチの特殊性を理解している 3.60 2.63 0.97
48 アウトリーチ(訪問支援)の様々な形式や支援過程について理解し、実行できる 3.70 2.56 1.14

4.今後の課題

(1)連携体制整備に関して

ア.中核機関における課題

イ.地方企画委員会・定例会議における課題

ウ.協議会設置に向けた課題

(2) ユースアドバイザー養成に関して

今回の講習だけで終わらないようにするための仕掛けが必要である。例えば、今後は受講内容とケース検討を結びつけたり、受講した内容を踏まえて各々が実践していることを情報共有する場を設けたりすることも考えられる。



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