子ども・若者育成支援推進点検・評価会議(第1回)議事要旨

  1. 日時:平成23年7月26日(火)10:30~12:00
  2. 場所:合同庁舎第4号館12階共用1214特別会議室
  3. 出席者:
    (構成員(敬称略))
    明石 要一、安藤 哲也、加藤 浩志、かわさき 二三彦、川邉 ゆずる、貴戸 理恵、古賀 正義、しまざき 政男、高塚 雄介、谷口 仁史、中島 圭子、丹羽 洋一、原田 謙介、広田 照幸、福田 里香、宮本 みち子、両角 達平の各構成員
    (事務局)
    福山内閣官房副長官、村木政策統括官、岡田子ども若者・子育て施策総合推進室長、伊藤参事官(青少年企画)、梅澤参事官(青少年支援)、たかす参事官(青少年環境整備)、後藤調査官(青少年担当)、西澤参事官補佐(青少年企画)

【概要】

  1. 福山内閣官房副長官挨拶
    子ども・若者ビジョンをどう具体的に実施し、子ども・若者にとって良い環境、良い成長のための支援を行っていくかが重要である。実施状況の点検・評価について活発に御議論いただき、しっかり見守りながら叱咤激励して、子ども・若者ビジョンが息の長い施策となるよう、支えていただきたい。また、若い皆様におかれては、まわりの大人を気にしないで若者の考えを活発に発言し、我々に刺激をいただきたい。
  2. 構成員挨拶
    座長選出・座長代理指名座長について、明石構成員の推薦があり、承認された。
    明石座長から、高塚構成員が座長代理に指名された。
  3. 議論の進め方及び部会の開催について
<1>議事要旨の作成等について
議事要旨の作成等について、資料1に基づき事務局から説明があり、以下のとおり承認された。
  • 座長は、会議室の状況等を勘案の上、報道関係者等の傍聴を認めることができる。
  • 会議(部会が設置された場合は部会を含む)の議事要旨については、事務局が、発言者及び発言をまとめた原案を作成し、出席者の確認を経て、座長が公開する。
  • 資料についても、プライバシーや著作権等の問題がなければ、原則として、座長が公開する。
<2>議論の進め方及び部会の開催について
議論の進め方及び部会の開催について、事務局から資料3に基づき次のとおり説明があった。
  • 初年度の議論は、<1>子ども・若者ビジョンのフォローアップを行うこと、<2>子ども・若者ビジョンで定められた子ども・若者の意見聴取等の2点について御議論いただきたい。
  • 詳細な議論を行うため、<1>及び<2>のそれぞれについて第1部会及び第2部会を開催したい。
  • 各部会の構成員については、資料3の「各部会の構成員について(案)」のとおりとさせていただきたい。
  • 各部会の進め方については、部会長と部会長代理の先生と相談しながら各構成員の御意向を踏まえて決めていくが、事務局としては、第1部会では、ビジョンのどの部分を点検・評価するかを決めて御議論いただくとともに、必要に応じて関係者等からのヒアリングも考えている。
  • 第2部会では、先生方からプレゼンをしていただくことを考えている。また、内閣府では、若者を募集して特定のお題に対して意見を出していただく青少年意見募集事業を行っているが、こちらの事業とも連携してやっていきたいと考えている。
  • 各部会の議論をまとめて、子ども・若者育成支援推進点検・評価会議及び子ども・若者育成支援推進本部に報告することを予定。
  • 報告内容については、最終的に、毎年とりまとめている子ども・若者白書に盛り込むことを考えている。

この結果、第1部会及び第2部会の開催が承認され、明石座長から第1部会の部会長に明石座長御本人、部会長代理に高塚構成員、第2部会の部会長に宮本構成員、部会長代理に広田構成員が指名された。

<3>今後の日程等について
事務局から資料4に基づき以下のとおり説明があった。
  • 第1回の各部会については、9月に入ってから開催する予定。
  • 第1部会について、子ども・若者ビジョンは、体験活動、就労支援、ニート、ひきこもり、非行対策等、非常に多岐にわたっており、全部を1年で点検・評価するのは困難であるため、先生方にどの分野を議論するか御意見をいただき、部会長、部会長代理と相談して、テーマを絞る予定である。後日、御意見の照会方法について御連絡する。
  • 第1部会では絞ったテーマに基づいて、若者の考え方を聴く意識調査を行うことを予定しており、調査結果を踏まえた議論を行うとともに、必要に応じて、関係施策について、関係者、関係団体、関係省庁等からのヒアリングを行う。
  • 第2部会では、先生方からプレゼンテーションをしていただいたり、あるいは意見書等を提出いただいた上で、諸外国の取組もみていきたいと考えている。来年の3月に中間的なとりまとめとするのか、報告とするのかは、今後の議論の進捗を踏まえて宮本部会長とも相談しながら決めていきたい。

質疑応答

  • 安藤構成員
    子ども・若者ビジョンには、数値目標がない。また、今回の会議の目的として、何を基準に、どう評価していくのか、ということがあまり語られていない。よく頑張っているけれどもまだまだ足りない、という評価は誰でもできる。そうではなく、数値目標に対するギャップを埋めるにはこうしていくべきだ、ということが委員のなすべき評価、提言ではないか。そうであれば、失業率や児童虐待数、ワーク・ライフ・バランスの進捗状況、男性の育児休暇取得状況等の数値目標が必要ではないか。なぜ、このビジョンに数値目標がないのか。
  • 伊藤参事官
    昨年1月に決定した子ども・子育てビジョンでは、数値目標が設定されており、子ども・若者ビジョンについても数値目標を設けるか検討を行ったが、審議日程に余裕がなかったこと、子ども・子育てビジョンで数値目標が設定されていない分野に、有効な数値目標を新たに設定するのが正直困難であったこと等の理由で数値目標を設定しなかった。
    施策が進んでいないところは、具体的にここを頑張れと指摘をいただくことで後押しをしていただくことはできるのではないか。
  • 明石座長
    安藤構成員の御指摘は大事。どこまで数値を測定できるかを踏まえてやらないと、評価は非常に難しい。
  • 広田構成員
    施策の評価に当たって、必ずしも何でもかんでも数値で測る必要はないと考える。政策の検証の際に、数値化できる目標を据えるのが第一になり、本来、施策として達成すべき目的の本筋ではないものが数値目標として掲げられることがある。総合的に調整するのであれば、個々の数値で評価するというよりは、全体として施策の目的と手段が適切であるか、施策が適切な方向に向かっているかなどをきちんと検証していくことが大事。
  • 安藤構成員
    質的な検証を抜きにして、ただ数字だけを追えば良いという意味ではなく、国民への見え方や理解も含め、数値目標のような基準がないと、単に理念的な議論ばかりをする会議となってしまう。
    社会の在り方の仕組みを変えるためには、努力目標だけでは難しい。共通の目標を掲げ、目標に到達していなければ、今後どのようにするべきかを議論する、あるいはポジティブアクションとしてインセンティブを付けるなどの取組を行わないと、子ども・若者の育成支援施策は進まない。
    結果重視で、成果を求めていくようなポジティブな会議にしていくことを希望する。
  • 広田構成員
    子ども・若者ビジョンについては、点検・評価を行う仕組みが設けられたこと自体が画期的である。言いっ放しで努力目標だけ掲げて終わることなく、実際に施策がどこまで進んでいるのかを点検・評価することになっている。数値化できるものを目標として議論することはとても重要だが、それが全てではなく、全体として施策がどれぐらい進んでいるかを我々が責任を持って点検・評価することが重要。
  • 明石座長
    量的・質的の両方の視点からどう点検・評価できるか、が非常に重要。各部会においてこのような活発な議論を行っていただきたい。

以上