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参考資料 > 3 > (2) > II > 1 非行の前兆となり得る問題行動等の段階での的確な対応

参考資料

3 青少年育成推進会議の主な決定事項

II 当面取るべき措置

 青少年の非行等問題行動への対応については,「青少年育成推進要綱」(平成13年2月28日青少年育成推進会議申合せ)等に基づき諸施策を推進しているところであるが,少年非行の凶悪化・粗暴化が深刻になっている現状にかんがみ,関係省庁の緊密な連携の下に,当面,次の措置を推進することとする。

1 非行の前兆となり得る問題行動等の段階での的確な対応
 少年非行の凶悪化・粗暴化対策としては,その前兆段階で有効な対策を講じることが極めて重要である。
 このため,非行に結び付く問題行動等の段階においてその要因を取り除くことができるよう,各種相談窓口の充実強化,家庭教育への支援,学校における積極的な非行の兆候の把握,警察における街頭補導活動等の充実,関係機関と保護者等との協議の場の確保等の諸施策を講じることとする。
(1) 少年やその保護者・家庭を対象とした各種相談窓口・事業の充実強化等
 少年やその保護者・家庭が必要なときに相談し,非行の兆候を逃さずに受け止め適切な措置を講じることができるよう,警察署等の少年相談窓口,児童相談所の相談窓口,福祉事務所の家庭児童相談室,教育委員会の子どもや親のための24時間電話相談等各種相談窓口・事業について,それらの周知を図るとともに,夜間・深夜における電話相談受理体制の整備や出張・巡回相談を実施するなど体制・内容の充実を図る。
 また,地域における相談機関相互の連携及び相談機関と学校等との連携の強化を図る。
[主要推進省庁:内閣府,警察庁,法務省,文部科学省,厚生労働省等]
(2) 家庭教育への支援
 家庭教育手帳,家庭教育ノート等を活用した親の子育てについての学習活動を公民館等において推進する。
 また,思春期の子どもを持つ親の悩みや不安に応えるための資料の作成や学習機会の充実を図る。
[主要推進省庁:文部科学省]
(3) 学校における対応
 スクールカウンセラーや心の教室相談員等の配置,児童生徒の問題行動の兆候を早期にとらえられるようにするための教員の資質の向上,PTAや関係機関との連携の強化などの対策を講じる。
[主要推進省庁:文部科学省]
(4) 警察における対応
 一層相談のしやすい窓口の充実を図るほか,ふだんから非行集団等の活動実態を把握しておくとともに,少年相談活動や街頭補導活動等において,非行の前兆や端緒を見落とさず,少年サポートセンターが中心となって,少年やその保護者等に対するきめ細かな指導,助言等を行う。
[主要推進省庁:警察庁等]
(5) 関係機関と保護者等との協議の場の確保等
 非行の兆候がみられた場合には,学校,警察,児童相談所等の関係機関と少年の保護者や少年自身が直接顔を合わせて対応を協議し,必要に応じ少年の保護者や少年自身に対し適切な指導を行うことができる場を設けるようこれらの関係機関にはたらきかける。
 また,これら関係機関や民間ボランティアが協力して街頭補導活動,カウンセリング,継続的な指導等を実施できるよう,連携の一層の強化を図る。
[主要推進省庁:内閣府,警察庁,文部科学省,厚生労働省等]


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