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第2章 青少年の社会的自立
第1節 青少年の労働

(正規の職員・従業員以外の雇用者比率)

青少年について,正規の職員・従業員以外の雇用者の比率をみると,平成4年頃から急増しており,平成19年は15〜19歳で71.8%,20〜24歳で43.2%と,他の年齢層に比較して高い水準にある(第9図)。

第9図 正規の職員・従業員を除いた雇用者の比率の推移
第9図 正規の職員・従業員を除いた雇用者の比率の推移
第2節 青少年の就職・離職状況等と労働条件

(青少年の失業状況)

青少年失業率は平成3年以降緩やかな上昇を続けていたが,平成9年,10年に急激に上昇したあと,平成15年以降低下してきた。一方,全年齢計との比較では,常に高い状態となっている(第10図)。

第10図 青少年失業率の推移
第10図 青少年失業率の推移

(学校卒業者の離職状況)

平成17年3月卒業者の就職後3年間の離職状況は,中学校卒業者では就職者全体の66.7%が,高等学校卒業者では47.9%が,大学卒業者では35.9%がそれぞれ離職している(第11図)。中学校卒業者及び高等学校卒業者のいずれも就職後1年目に離職する者の割合が高く,特に中学校卒業者については半数近くになっている。

第11図<1> 在職期間別離職率の推移(中学校卒業者)
第11図<1> 在職期間別離職率の推移(中学校卒業者)
第11図<2> 在職期間別離職率の推移(高等学校卒業者)
第11図<2> 在職期間別離職率の推移(高等学校卒業者)
第11図<3> 在職期間別離職率の推移(大学卒業者)
第11図<3> 在職期間別離職率の推移(大学卒業者)

(賃金)

20〜24歳の賃金を基準にして,各雇用形態におけるピークとの比較でみてみると,男子については,正社員・正職員のピークである50〜54歳の賃金は2.1倍,正社員・正職員以外のピークである50〜54歳の賃金は1.4倍となっており,正社員・正職員以外の方が年齢による上昇の幅が少ない。一方,女子については,正社員・正職員ピークである40〜44歳の賃金は1.4倍,正社員・正職員以外のピークである30〜34歳の賃金は1.1倍となっている(第12図)。

第12図 雇用形態・年齢階級別平均賃金(平成20年)
第12図 雇用形態・年齢階級別平均賃金(平成20年)
第3節 いわゆるニート,フリーターの状況

(いわゆるニート,フリーターの状況)

フリーターは,平成15年の217万人まで増加した後,平成20年は170万人と5年連続で減少している。年齢階級別にみると,15〜24歳がピーク時の平成15年と比べて36万人(30.3%)減少しているのに対し,25〜34歳は11万人(11.2%)の減少にとどまっており,年長のフリーターの滞留傾向がうかがわれる(第13図)。

第13図 フリーターの人数の推移
第13図 フリーターの人数の推移

「ニート」に近い概念である若年無業者(15歳から34歳の非労働力人口のうち,家事も通学もしていない者)の数は,平成20年には64万人となり,前年より2万人(3.2%)増加した。15〜24歳がピーク時の平成14年と比べて3万人(10.3%)減少しているのに対し,25〜34歳は3万人(8.6%)増加している(第14図)。

第14図 若年無業者数の推移
第14図 若年無業者数の推移
第4節 キャリア教育への取組

(職場体験の実施状況)

平成19年度の公立高等学校(全日制)におけるインターンシップの実施状況を学科別にみると,普通科における実施率は59.4%,職業関係学科における実施率は89.3%となっている。

一方,体験者数の割合についてみると,普通科では14.9%,職業関係学科では60.1%となっており,実施率,体験者数の割合ともに,普通科では職業関係学科を大きく下回っている。(第15図)。

第15図 高等学校(公立・全日制)におけるインターンシップの実施状況
第15図 高等学校(公立・全日制)におけるインターンシップの実施状況
第5節 海外交流等に関する状況

(日本語指導が必要な外国人児童生徒の受入れ状況等)

公立の小・中・高等学校等に在籍する日本語指導が必要な外国人児童生徒数は25,411人(平成19年9月1日現在)となっており,平成18年の前回調査と比較して13.4%,過去5年間では33.4%増加した。学校種別では,小学校及び中学校が94.9%を占めている。母語別では,ポルトガル語,中国語及びスペイン語の3言語で全体の70%以上を占めている(第16図)。

第16図 公立の小・中・高等学校等に在籍する日本語指導が必要な外国人児童生徒数の推移
第16図 公立の小・中・高等学校等に在籍する日本語指導が必要な外国人児童生徒数の推移

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