第6章 創造的な未来を切り拓く子供・若者の応援(第3節)

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第3節 情報通信技術の進化に適応し,活用できる人材の育成

1 情報通信技術人材の育成(文部科学省,経済産業省)

近年,社会の様々な場面で情報通信技術の活用が急速に広がるとともに,サイバー攻撃などの社会的問題も多発している。今後の日本経済の発展や新たなイノベーション創出のためには,情報通信技術の高度な利活用が必須であり,社会的問題の本質まで掘り下げて解決策を描くことができる高度で実践的な人材の育成が不可欠である。

文部科学省では,成長分野を支える情報技術人材の育成拠点の形成(enPiT)において,産学協働による課題解決型学習(PBL)等の実践的な教育の推進・普及に取り組んでいる。平成28(2016)年3月末現在,大阪大学を中心として合計111の大学と125の企業等による全国的な実践教育ネットワークを形成しており,これにより全国の大学への実践的な教育の普及や,情報技術を高度に活用して社会の具体的な課題を解決できる人材の育成を行っている。

また,質的・量的な不足が指摘されているサイバーセキュリティに関する人材の育成については,文部科学省において,上記事業による大学・大学院での取組に加え,高等専門学校においても,教材開発や実践的な演習環境の整備などの取組を行っている。

さらに,これらの高度な情報通信技術人材を,研究開発等を通じて育成する方策についても,更なる充実に向けて検討を進めている。

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