第6章 創造的な未来を切り拓く子供・若者の応援(第3節)

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第3節 情報通信技術の進化に適応し、活用できる人材の育成

1 情報通信技術人材の育成(文部科学省、経済産業省)

近年、社会の様々な場面で情報通信技術の活用が急速に広がるとともに、サイバー攻撃などの社会的問題も多発している。今後の日本経済の発展や新たなイノベーション創出のためには、情報通信技術の高度な利活用が必須であり、社会的問題を本質まで掘り下げて解決策を描くことができる高度で実践的な人材の育成が不可欠である。

文部科学省では、成長分野を支える情報技術人材の育成拠点の形成(enPiT)において、産学連携による課題解決型学習(PBL)等の実践的な教育の推進・普及に取り組んでいる。平成30(2018)年度においては、平成29(2017)年度に引き続き、学部学生を対象とした取組において、多くの大学と企業等による全国的な教育ネットワークを形成しており、これにより実践的な教育の普及や、情報技術を高度に活用して社会の具体的な課題を解決できる人材の育成を行っている。また、社会人を対象とする取組においては、大学におけるIT技術者の学び直しを推進している。

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