青少年のゲーム機等の利用環境実態調査

第2部 調査の結果

第1章 青少年調査の結果

第4節 フィルタリングに関する知識

(1) フィルタリングの認知度

Q22 あなたは、このアンケートに答えるまで、フィルタリングとは何かを知っていましたか。この中から1つだけお答えください。
調査員注:(資料〔回答票に掲載した説明文及び「フィルタリングのイメージ図〕)をしっかり見てもらってから、回答してもらうこと

(資料)フィルタリングとは  :  インターネット上の有害(ゆうがい)なサイトを見られないようにするための設定(せってい)、いわゆる「有害(ゆうがい)サイトへのアクセス制限(せいげん)サービス(ウェブ制限(せいげん)・時間(じかん)制限(せいげん)を含む)」のこと(「フィルタリングのイメージ図」含む)

図表2-1-4-1 フィルタリングの認知度(性・学校種別) <CSVデータ>

図表2-1-4-1 フィルタリングの認知度(性・学校種別)

 回答した全ての青少年(1,314人)に、フィルタリングとは何か知っていたかを聞いたところ、「知っていた」は35.6%、「なんとなく知っていた」は18.7%、「まったく知らなかった」は45.7%となっている。平成21年度と22年度の比較では、ほとんど差はみられない。

 学校種別にみると、「知っていた」は学校種が上がるほど多くなっており、小学生では7.9%と1割に満たないが、中学生では3割半ば(35.6%)になり、高校生では約7割(70.5%)に達している。一方、「まったく知らなかった」は学校種が下がるほど多くなっており小学生では約8割(80.3%)に達している。
 性・学校種別にみると、高校生では、「知っていた」は男子(75.8%)が、女子(65.7%)を10ポイント上回っている。(図表2-1-4-1)

(2) フィルタリングの印象

Q23 フィルタリングについて、どのように感じますか。この中からあてはまるものを、いくつでもあげてください。(M.A.)

図表2-1-4-2 フィルタリングの印象 <CSVデータ>

図表2-1-4-2 フィルタリングの印象

 回答した全ての青少年(1,314人)に、フィルタリングについて感じることを聞いたところ、「有害サイトにアクセスすることがないので安心できる」が45.4%で最も多く、「インターネットが使いにくくなる」は15.4%であった。また、フィルタリングの利用に関する判断については、「子どもの場合、フィルタリングを利用するかどうかは、親子で相談して決めるのがよい」が18.6%、「子どもの場合、フィルタリングを利用するかどうかは、親が判断するべきだ」が13.5%、「フィルタリングを利用するかどうかは、本人が判断するのがよい」が9.6%、「子どもの場合、必ずフィルタリングを利用しなければならないようすべきだ」が8.9%の順であった。平成21年度と比べると、ほとんどの項目であまり差はみられないが、「インターネットが使いにくくなる」では、22年度(15.4%)は21年度(19.9%)よりもやや少なくなっている。(図表2-1-4-2)
 学校種別にみると、「有害サイトにアクセスすることがないので安心できる」は中学生(54.4%)では過半数を占めており、小学生(35.0%)や高校生(44.4%)に比べ、多くなっている。「インターネットが使いにくくなる」は、学校種が上がるほど多くなっており、小学生では3.5%とほとんどみられないが、中学生では1割台前半(12.2%)になり、高校生では3割半ば(35.7%)に達している。
 フィルタリングの利用に関して、「フィルタリングを利用するかどうかは、使っている本人が判断するのがよい」は、小学生(2.3%)や中学生(6.9%)では1割に満たないが、高校生では2割台前半(22.8%)となっている。また、「子どもの場合、フィルタリングを利用するかどうかは、親子で相談して決めるのがよい」は、小学生は12.3%、中学生は、17.8%であるが、高校生では約3割(27.5%)となっている。これは、高校生は小学生や中学生に比べ自分で判断するという回答が多いが、小学生や中学生と同じく高校生も本人が判断するよりも親子で相談して判断するという回答が多いといえる。
 一方、フィルタリングについて「わからない」は、学校種が下がるほど多くなっており、高校生では1.5%とわずかであるが、中学生では約1割(9.3%)になり、小学生では3割台前半(32.7%)となっている。平成21年度と比べると、高校生では「インターネットが使いにくくなる」が、22年度(35.7%)は21年度(41.9%)よりもやや少なくなっている。また「フィルタリングを利用するかどうかは、使っている本人が判断するのがよい」でも22年度(22.8%)は、21年度(28.9%)よりもやや少なくなっている。
 性・学校種別にみると、中学生では「有害サイトにアクセスすることがないので安心できる」は、女子(60.8%)が、男子(48.2%)を約13ポイント上回っている。また、高校生では「フィルタリングを利用するかどうかは、使っている本人が判断するのがよい」は、男子(28.0%)が女子(18.2%)を約10ポイント上回っている。【図表2-1-4-3 フィルタリングの印象(性・学校種別)】 <CSVデータ>
 携帯電話でのフィルタリングの利用状況についての回答(保護者調査Q6)別にみると、「有害サイトにアクセスすることがないので安心できる」は、中学生や高校生では、『制限あり』(フィルタリングを使っている、又はインターネットが使えない機種・設定になっている)と回答した保護者を持つ青少年(中学生62.6%、高校生47.8%)の方が、『制限なし』(フィルタリングを使っていない又は解除した)と回答した保護者を持つ青少年(中学生52.7%、高校生39.5%)よりもやや多くなっている。【図表2-1-4-4 フィルタリングの印象(携帯電話でのフィルタリングの有無別)】 <CSVデータ>

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