青少年のゲーム機等の利用環境実態調査

第2部 調査の結果

第2章 保護者調査の結果

第1節 子どもの携帯電話の利用状況

(1) 携帯電話の所有状況

Q1 ○○さんは、携帯電話(PHSを含む)をお持ちですか。この中から1つだけお答えください。

図表2-2-1-1 携帯電話の所有状況(学校種別) <CSVデータ>

図表2-2-1-1 携帯電話の所有状況(学校種別)

 回答した全ての保護者(1,400人)に、子どもの携帯電話(PHSを含む。以下同じ)の所有状況について聞いたところ、「自分専用の携帯電話を持っている」が51.9%、「家族と一緒に使っている携帯電話を持っている」が2.3%、「持っていない」が45.9%となり、「自分専用の携帯電話」と「家族と一緒に使っている携帯電話」を合わせた『携帯電話を持っている(計)』は54.1%で、「持っていない」よりもやや多くなっている。平成21年度と比べると、『携帯電話を持っている(計)』は、22年度(54.2%)は21年度(50.5%)よりやや多くなっている。

 学校種別にみると、学校種が上がるほど携帯電話の所有率が上がり、高校生では『携帯電話を持っている(計)』が97.1%に達する。(図表2-2-1-1)

(2) 携帯電話の種類

<Q1で「1」又は「2」と答えた方に>
Q2 ○○さんが持っている携帯電話(PHSを含む)の種類はどのようなものですか。この中から1つだけお答えください。
調査員注:資料(回答票に掲載した説明文、「主な機能限定携帯電話や主な子ども向け携帯電話等の写真」及び「主なスマートフォンの写真」)をしっかり見てもらってから、回答してもらうこと

(資料)ここでいう「機能限定携帯電話や子ども向け携帯電話」とは : キッズケータイ(NTTドコモ)、安心ジュニアケータイ(KDDI(au))、コドモバイル(ソフトバンクモバイル)、papipo(パピポ)!(ウィルコム)など、メールを利用できなかったり、インターネット上のサイトを見ることができない携帯電話(PHSを含む)や、主に子どもによる使用を想定している携帯電話(PHSを含む)
ここでいう「スマートフォン」とは : Xperia(エクスペリア)(NTTドコモ)、ISシリーズ(KDDI(au))、iPhone(アイフォーン)(ソフトバンクモバイル)、W-ZEROシリーズ(イーモバイル)、Touch(タッチ) Diamond(ダイアモンド)(ウィルコム)など、パソコン向けのインターネット上のサイトをパソコンと同じように見ることができ、パソコンと同じような機能を自由に追加できる携帯電話

図表2-2-1-2 携帯電話の保有機種(学校種別) <CSVデータ>

図表2-2-1-2 携帯電話の保有機種(学校種別)

 子どもが「自分専用の携帯電話」又は「家族と一緒に使っている携帯電話」を持っていると回答した保護者(758人)に、子どもが所有している携帯電話の種類を聞いたところ、「その他の携帯電話」が79.9%、「機能限定携帯電話や子ども向け携帯電話」が17.3%、「スマートフォン」が2.5%となっている。

 学校種別にみると、学校種が上がるほど「機能限定携帯電話や子ども向け携帯電話」が少なくなり、小学生の保護者では5割台前半(53.1%)であるのに対し、中学生の保護者では1割半ば(15.7%)高校生の保護者では1割弱(9.1%)となっている。(図表2-2-1-2)
図表2-2-1-3 携帯電話の保有機種(ペア票ベース) <CSVデータ>

図表2-2-1-3 携帯電話の保有機種(ペア票ベース)

 青少年とその保護者(父母)の双方が『携帯電話を持っている(計)』を回答した672組を母数として、携帯電話の種類についてみると、子どもが「機能限定携帯電話や子ども向け携帯電話」を使っていると回答した保護者は16.8%、「スマートフォン」を使っていると回答した青少年は2.8%、青少年は「その他の携帯電話」の回答が81.1%、子どもが「その他の携帯電話」を使っていると回答した保護者が80.5%となっている。(図表2-2-1-3)

(3) 使い始めた時期

Q3 ○○さんが、携帯電話を使いはじめたのは何年生の頃ですか。(使いはじめたのが中学卒業後で学校に通っていない場合)では、使いはじめたのは中学卒業後何年目位でしょうか。
調査員注:学校の種別を確認し○をした上で、学年を記入すること。なお、「1」の場合は学年を聞く必要はない。

図表2-2-1-4 使い始めた時期(学校種別) <CSVデータ>

図表2-2-1-4 使い始めた時期(学校種別)

 子どもが「自分専用の携帯電話」又は「家族と一緒に使っている携帯電話」を持っていると回答した保護者(758人)に、子どもが携帯電話を使い始めた学年を聞いたところ、「小学生」が36.9%、「中学生」が42.3%、「高等学校・高等専門学校」が19.4%となっており、「小学校入学前」は1.3%とわずかにみられた。平成21年度と22年度の比較では、ほとんど差はみられない。

 学校種別でみると、高校生の保護者では「小学校」が13.7%、「中学生」は46.4%、「高等学校・高等専門学校」が39.4%となっている。(図表2-2-1-4)
 使い始めた学年では、「中学1年生」が23.2%で最も多く、次いで「高等学校・高等専門学校1年生」が19.0%となっており、進学を機に使い始めることが多いようである。
 平成21年度と22年度の比較では、「小学校入学前(幼稚園や保育園など)」が、平成21年度ではみられなかったが、22年度では1.3%(10人)とわずかにみられる。 【図表2-2-1-5 使い始めた時期(学年)】 <CSVデータ>

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(4) 携帯電話を持たせて良かったこと

Q4 ○○さんに携帯電話を持たせて、良かったと思うことはありますか。 この中から、あてはまるものをいくつでもあげてください。(M.A.)

図表2-2-1-6 携帯電話を持たせて良かったこと <CSVデータ>

図表2-2-1-6 携帯電話を持たせて良かったこと

 子どもが「自分専用の携帯電話」又は「家族と一緒に使っている携帯電話」を持っていると回答した保護者(758人)に、携帯電話を持たせて良かったと思うことを聞いたところ、「子どもがいる場所が把握しやすくなった」(59.1%)、「帰りが遅くなっても心配がなくなった」(56.9%)、「登下校、塾からの帰宅時などの安心感が増した」(54.5%)の3項目は5〜6割と多く、次いで「子の交友関係が把握しやすくなった」が14.8%、「家族内でコミュニケーションが増えた」が13.5%などとなっている。平成21年度と22年度の比較では、ほとんど差はみられない。(図表2-2-1-6)
 学校種別にみると、「子どもがいる場所が把握しやすくなった」は小学生の保護者(63.3%)と中学生の保護者(62.6%)で多くなり、高校生の保護者では「帰りが遅くなっても心配がなくなった」(65.1%)と「登下校、塾からの帰宅時などの安心感が増した」(60.1%)が多くなっている。【図表2-2-1-7 携帯電話を持たせて良かったこと(学校種別)】 <CSVデータ>

(5) インターネットの利用

Q5 ○○さんは、携帯電話でインターネットを使っていますか。ここでいう「インターネットを使う」とは、メールをやりとりしたり、サイトにアクセスしたりすることをいいます。

図表2-2-1-8 インターネットの利用(学校種別) <CSVデータ>

図表2-2-1-8 インターネットの利用(学校種別)

 子どもが「自分専用の携帯電話」又は「家族と一緒に使っている携帯電話」を持っていると回答した保護者(758人)に、子どもが携帯電話でインターネットを使っているかを聞いたところ、「使っている」が79.0%を占め、「使っていない」は18.6%、「わからない」は2.4%となっている。
 平成21年度と22年度の比較では、ほとんど差はみられない。

 学校種別にみると、学校種が上がるほど利用が多くなり、小学生では58.2%であるが、中学生では76.2%に増え、高校生では86.6%に達している。(図表2-2-1-8)
 青少年の携帯電話でのインターネット利用率と保護者が子どもの利用状況をどの程度認識しているかを比較してみると、「利用している」については、青少年全体(96.7%)と保護者全体(79.0%)では約18ポイントの開きがある。

 学校種別にみると、「利用している」についてはどの学校種でも青少年の回答が保護者の回答を上回っており、特に小学生(85.6%)と小学生の保護者(58.2%)で、約27ポイントと大きな開きがある。

【図表2-2-1-9 インターネットの利用(青少年と保護者の比較)】 <CSVデータ>

【図表2-2-1-10 インターネットの利用(青少年と保護者の比較)(全数ベース)】 <CSVデータ>

(6) フィルタリングの利用

Q6 ○○さんが使用している携帯電話にフィルタリングを使っていますか。この中から1つだけお答えください。
調査員注:(資料〔回答票に掲載した説明文及び「フィルタリングのイメージ図」〕)をしっかり見てもらってから、回答してもらうこと。

(資料)フィルタリングとは : インターネット上の有害なサイトを見られないようにするための設定、いわゆる「有害サイトへのアクセス制限サービス(ウェブ制限・時間制限を含む)」のこと(「フィルタリングのイメージ図」含む)

図表2-2-1-11 フィルタリングの利用(学校種別) <CSVデータ>

図表2-2-1-11 フィルタリングの利用(学校種別)

 子どもが「自分専用の携帯電話」又は「家族と一緒に使っている携帯電話」を持っていると回答した保護者(758人)に、その携帯電話にフィルタリングを使っているかを聞いたところ、「使っている」が55.3%、「インターネットが使えない機種・設定になっている」が4.4%で、両方を合わせた『制限あり(計)』は59.6%となっている。一方、「使っていない」は34.3%、「使っていたが解除した」は2.8%となっている。平成21年度と比較すると、『制限あり(計)』では、22年度(59.6%)は、21年度(48.2%)を約11ポイント上回っている。

 学校種別にみると、学校種が下がるほど『制限あり(計)』が多くなり、高校生では約5割(49.3%)であるが、中学生では6割台後半(67.1%)に増加し、小学生では7割台後半(77.6%)となっており、いずれの学校種でも昨年度より10ポイント以上増加している(昨年度:小学生61.7%、中学生54.7%、高校生38.7%)。(図表2-2-1-11)
図表2-2-1-12 フィルタリングの利用(携帯電話の購入時期別) <CSVデータ>

図表2-2-1-11 フィルタリングの利用(携帯電話の購入時期別)

 携帯電話の購入時期でみると、フィルタリングを「使っている」は平成19年度以前から平成21年度までは、5割台(19年度以前53.7%、20年度55.1%、21年度54.9%)であるが、平成22年度は7割半ば(74.8%)となっている。また、『制限あり(計)』は、平成19年度以前は5割半ば(56.7%)、20年度は6割台前半(63.6%)、21年度は5割台後半(57.4%)、22年度は7割台後半(77.7%)となっている。(図表2-2-1-12)
図表2-2-1-13 フィルタリングの利用(啓発や学習の経験別) <CSVデータ>

図表2-2-1-13 フィルタリングの利用(啓発や学習の経験別)

 インターネットに関する啓発や学習の経験の有無別(保護者調査Q24)にみると、『制限あり(計)』では、学んだことがある保護者(61.0%)は、特に学んだことはない保護者(48.8%)を約12ポイント上回っている。平成21年度と比較すると、学んだことがある保護者と特に学んだことがない保護者のいずれにおいても10ポイント以上増加している(平成21年度:学んだことがある保護者50.0%、特に学んだことがない保護者34.5%)。(図表2-2-1-13)

(参考)平成21年度青少年のインターネット利用環境実態調査  <CSVデータ>

図表2-2-1-10 フィルタリングの利用(啓発や学習の経験別)
 さらに学校種別にみると、『制限あり』については、中学生の保護者では『学んだことがある(計)』(68.9%)が「特に学んだことはない」(51.7%)を約17ポイント上回っている。また、高校生の保護者では『学んだことがある(計)』(50.5%)が「特に学んだことはない」(40.0%)を約10ポイント上回っている。【図表2-2-1-14 フィルタリングの利用(啓発や学習の経験、学校種別)】 <CSVデータ>
 さらに、インターネットに関する啓発や学習の機会毎にみてみると、フィルタリングを使っていると回答した保護者は、「携帯電話を買った店員に説明してもらった」(65.7%)保護者に特に多くみられる。【図表2-2-1-15 フィルタリングの利用(啓発や学習の機会別)】 <CSVデータ>

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(7) フィルタリングを利用していない理由

<Q6で「2」と答えた方に>
Q7 フィルタリングを使っていないのはなぜですか。この中から、あてはまるものをいくつでもあげてください。(M.A.)

図表2-2-1-16 フィルタリングを利用していない理由 <CSVデータ>

図表2-2-1-16 フィルタリングを利用していない理由

 フィルタリングを「使っていない」と回答した保護者(260人)に、その理由を聞いたところ、「子どもを信用している」が50.4%で最も多く、次いで「特に必要を感じない」が34.2%と続く。また、「フィルタリングサービス自体を知らなかった」(平成21年度:13.6%、平成22年度:6.9%)、「購入時に説明を受けなかった」(平成21年度:12.6%、平成22年度:6.9%)で、平成22年度が21年度よりも少なくなっている。(図表2-2-1-16)
 学校種別にみると、「子どもを信用している」は学校種が上がるほど多くなっており、小学生の保護者では22.7%であるが、中学生の保護者では47.0%に増加し、高校生の保護者では56.5%となっている。【図表2-2-1-17 フィルタリングを利用していない理由(学校種別)】 <CSVデータ>

(8) フィルタリングを解除した理由

<Q6で「4」と答えた方に>
Q8 フィルタリングを解除したのはなぜですか。この中から、あてはまるものをいくつでもあげてください。(M.A.)

図表2-2-1-18 フィルタリングを解除した理由 <CSVデータ>

図表2-2-1-18 フィルタリングを解除した理由

 フィルタリングを「使っていたが解除した」と回答した保護者(21人)に、その理由を聞いたところ、10人(47.6%)が「子どもにとって不便と感じた」、9人(42.9%)が「子どもから解除してほしいと頼まれた」、8人(38.1%)が「子どもを信用している」と回答している。(図表2-2-1-18)

(9) 携帯電話を購入する際、子供が使用する旨を販売業者に伝えたか

<Q1で「1」と答えた、○○さんが自分専用の携帯電話を持っている方に>
Q9 ○○さんのために携帯電話を購入する際に、販売業者に対して「子どもが使用する」旨を申し出ましたか。

図表2-2-1-19 携帯電話を購入する際、子どもが使用する旨を販売業者に伝えたか(学校種別) <CSVデータ>

図表2-2-1-19 携帯電話を購入する際、子どもが使用する旨を販売業者に伝えたか(学校種別)

 子どもが「自分専用の携帯電話(PHS含む)」を持っていると回答した保護者(726人)に、携帯電話を購入する際に、販売業者に対して子どもが使用することを伝えたかを聞いたところ、約9割(89.3%)が「申し出た」と回答しており、「申し出なかった」は5.8%にとどまっている。平成21年度との比較では、「申し出た」は21年度(86.3%)よりもやや多くなっている。

 学校種別にみても、ほとんど差はみられない。(図表2-2-1-19)
 携帯電話の購入時期でみると、「申し出た」は平成20年度以降増加しており、平成20年度では83.9%となっているが、平成22年度は93.2%と約10ポイント上回っている。一方、「申し出なかった」では、平成20年度では11.9%であるが、平成22年度では1.9%と10ポイント下がっている。【図表2-2-1-20 携帯電話を購入する際、子どもが使用する旨を販売業者に伝えたか(購入時期別)】 <CSVデータ>
 インターネットに関する学習や啓発を受けたことについての回答(保護者調査Q24)別にみると、「申し出た」は、『学んだことがある(計)』(特に学んだことはないやわからない以外の回答)(90.1%)が、「特に学んだことはない」(83.8%)よりも約6ポイント多くなっている。なお、学校種別については、「特に学んだことはない」のn値(人)が少ないため、以下の図表の値を参考値にとどまる。【図表2-2-1-21 携帯電話を購入する際、子どもが使用する旨を販売業者に伝えたか(啓発や学習の経験、学校種別)】 <CSVデータ>

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(10) 販売業者からフィルタリングに関する説明を受けたか

Q10 ○○さんのために携帯電話を購入する際に、販売業者から、フィルタリングに関する説明がありましたか。

図表2-2-1-22 販売業者からフィルタリングに関する説明を受けたか(学校種別) <CSVデータ>

図表2-2-1-22 販売業者からフィルタリングに関する説明を受けたか(学校種別)

 子どもが「自分専用の携帯電話(PHS含む)」を持っていると回答した保護者(726人)に、携帯電話を購入する際、販売業者からフィルタリングに関する説明を受けたかを聞いたところ、「説明があった」は約7割(69.6%)で、「説明がなかった」は1割半ば(14.6%)、「覚えていない」は1割未満(9.5%)となっている。平成21年度と比較すると、「説明があった」は、平成21年度(57.1%)より約13ポイント増加したのに対し、「説明がなかった」は、平成21年度(22.9%)より約8ポイント減少している。

 学校種別にみると、「説明がなかった」は小学生の保護者では約2割(19.3%)であるが、中高校生の保護者では1割台前半(中学生の保護者13.2%、高校生の保護者14.6%)とやや少なくなっている。(図表2-2-1-22)
図表2-2-1-23 販売業者からフィルタリングに関する説明を受けたか(購入時期別) <CSVデータ>

図表2-2-1-23 販売業者からフィルタリングに関する説明を受けたか(購入時期別)

 携帯電話の購入時期でみると、「説明がなかった」は、購入時期が新しくなるほど少なくなり、平成19年度以前は20.5%であるが、20年度は11.9%、21年度は11.5%、22年度は8.7%となっている。
 さらに、子どもの使用を申し出た保護者について、携帯電話の購入時期別でみると、「説明がなかった」は、平成19年度以前は18.1%、20年度は6.1%、21年度は11.5%、22年度は8.7%となっている。また、「説明があった」は、平成19年度以前は67.9%、20年度は81.8%、21年度は80.7%、22年度は77.1%となっている。(図表2-2-1-23)

(11) 家庭のルール

<Q1で「1」又は「2」と答えた方に>
Q11 あなたは、○○さんが携帯電話を使うことについて、何かルールを決めていますか。この中から、あてはまるものをいくつでもあげてください。(M.A.)

図表2-2-1-24 家庭のルール <CSVデータ>

図表2-2-1-24 家庭のルール

 「自分専用の携帯電話(PHS含む)」又は「家族と一緒に使っている携帯電話(PHS含む)」を持っていると回答した青少年を持つ保護者(758人)に、家で携帯電話の使い方についてルールがあるかを聞いたところ、何らかのルールを決めている家庭は80.9%、「特にルールを決めていない」家庭は19.0%となっている。決められているルールの中では「利用料金の上限を決めている」が43.1%で最も多く、次いで「守るべき利用マナーを決めている」が36.7%、「サイトについて、使用を禁止したり利用内容を決めている」が33.2%となっている。(図表2-2-1-24)
 学校種別にみると、決められているルールの中で「利用料金の上限を決めている」は、学校種が上がるほど多くなり、小学生の保護者では23.5%であるが、中学生の保護者では40.6%、高校生の保護者では50.6%と過半数となっている。一方、「メールについて、使用を禁止したり送る相手を制限している」は、学校種が下がるほど多くなり、高校生の保護者では2.9%とほとんどみられないが、中学生の保護者では、約1割(11.5%)に増加し、小学生の保護者では、約4割(37.8%)に達している。【図表2-2-1-25 家庭のルール(学校種別)】 <CSVデータ>
 青少年の携帯電話の使い方のルールについて、青少年の回答(青少年調査Q8)と保護者の回答(保護者調査Q11)を比較してみると、いずれのルールについても、保護者の回答が青少年の回答を上回っているのに対し、「特にルールを決めていない」は、青少年(30.2%)が保護者(19.0%)よりも多く、約11ポイント上回っている。

 学校種別でみても、『ルールを決めている(計)』については、いずれの学校種でも保護者の回答が青少年の回答を上回っている。また、「サイトについて、使用を禁止したり利用内容を決めている」や「守るべき利用マナーを決めている」は、中学生では青少年(31.2%、25.6%)よりも保護者(45.1%、39.5%)の方が多く、どちらも約14ポイント上回っている。さらに、「利用料金の上限を決めている」は、高校生では、保護者(50.4%)の方が青少年(33.1%)よりも多く、約17ポイント上回っている。【図表2-2-1-26 家庭のルール(青少年と保護者の比較)】 <CSVデータ>

(参考)平成21年度青少年のインターネット利用環境実態調調査

図表2-2-3-8 家庭のルール(青少年と保護者の比較)<CSVデータ>

*平成21年度の保護者調査では、携帯電話やパソコンのルールについて1つの質問で聞いているため、単純に比較ができない。そのため、青少年については携帯電話の使い方のルールとパソコンの使い方のルールの2つの質問を合わせて集計を行った(ルールごとにいずれかの質問で回答があれば、ルールがあるとして集計)。

**子どもは自宅のパソコンを使っているが、それを把握していない保護者もいたため、青少年と保護者の該当数は一致しない。

(12) ルールの遵守

<Q11で「1」〜「7」のいずれかを答えた方に>
Q12 ○○さんは、そのようなルールを守っていると思いますか。この中から1つだけお答えください。

図表2-2-1-27 ルールの遵守(学校種別) <CSVデータ>

図表2-2-1-27 ルールの遵守(学校種別)

 子どもの携帯電話の使い方について何らかのルールを決めていると答えた保護者(613人)に、子どもがルールを守っていると思うかを聞いたところ、「守っている」が72.3%、「どちらかというと守っている」が23.7%で、「守っている」と「どちらかというと守っている」を合わせた『守っている(計)』は95.9%となっている。

 学校種別にみると、「守っている」と「どちらかというと守っている」を合わせた『守っている(計)』は、いずれの学校種でも9割以上となっている。(図表2-2-1-27)
 青少年が携帯電話の使い方のルールを守っているかについて、青少年の回答(青少年調査Q9)と保護者がどの程度認識しているか(保護者調査Q12)を比較したところ、いずれの学校種でも青少年と保護者の間で大きな差はみられない。【図表2-2-1-28 ルールの遵守(青少年と保護者の比較、学校種別)】 <CSVデータ>

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