平成24年度 青少年のインターネット利用環境実態調査

第2部 調査の結果

第1章 青少年調査の結果

第2節 パソコンの利用状況

(1) パソコンの使用状況

Q11 〔回答票9〕あなたは、パソコンを使っていますか。この中から、あてはまるものをいくつでもあげてください。(M.A.)

図表2-1-2-1 パソコンの使用状況 <CSV形式:1KB>

図表2-1-2-1 パソコンの使用状況

 回答した全ての青少年(1,867人)に対して、パソコンの使用状況について聞いたところ、「家族と一緒に使っているパソコンを使っている」(67.1%)が最も多く、次いで「学校に置かれているパソコンを使っている」(40.9%)、「自分専用のパソコンを使っている」(7.6%)と続き、「友だちや友だちの家のパソコンを使っている」(2.5%)、「その他自宅以外の場所でパソコンを使っている」(1.3%)、「マンガ喫茶やインターネットカフェのパソコンを使っている」(0.3%)は少数にとどまっている。また、「パソコンは使っていない」は16.0%となっている。
 平成22年度の調査結果と比べても、大きな差はみられない。(図表2-1-2-1)

 学校種別にみると、「自分専用のパソコンを使っている」は学校種が上がるほど多くなり、小学生で1.5%、中学生で8.0%、高校生で15.4%となっている。一方、「学校に置かれているパソコンを使っている」は、学校種が下がるほど利用率が上がり、高校生では3割弱(29.3%)であるが、中学生では4割弱(39.0%)、小学生では5割強(51.6%)となっている。また、『パソコンを使っている(計)』は、小学生では8割強(81.9%)、中学生(85.7%)と高校生(85.4%)では8割台半ばとなっている。
 性・学校種別にみると、「自分専用のパソコンを使っている」は、高校生男子(18.9%)が高校生女子(12.1%)を上回っている。一方、「家族と一緒に使っているパソコンを使っている」は、高校生女子(72.0%)が高校生男子(61.8%)を上回っている。
【図表2-1-2-2 パソコンの使用状況(性・学校種別)】<CSV形式:2KB>

(2) 使い始めた時期

<Q11で「1~6」のいずれかを答えた方に>
Q12 パソコンを使っている人にお尋ねします。あなたが、パソコンを使いはじめたのは何年生の時ですか。
   (使いはじめたのが中学卒業後で学校に通っていない場合)では、使いはじめたのは中学卒業後何年目でしょうか。
調査員注:学校の種別を確認して○をしたうえで、学年を記入すること。なお、「1」の場合は学年を聞く必要はない。

図表2-1-2-3 使い始めた時期(性・学校種別) <CSV形式:1KB>

図表2-1-2-3 使い始めた時期(性・学校種別)

 『パソコンを使っている』と回答した青少年(1,569人)に対して、パソコンを使い始めた時期を聞いたところ、「小学校」でパソコンを使い始めた青少年は8割台前半(82.7%)と多くを占め、「中学校」で使い始めた青少年は10.8%で、「高等学校・高等専門学校」で使い始めた青少年は1.5%となっている。また「小学校入学前(幼稚園や保育園)など」は3.1%である。
 平成21年度以降の調査結果と比べると、平成23年度まで「小学校」で使い始めた青少年がやや減少傾向であったのが(21年度:81.5%、22年度:79.8%、23年度:77.8%)、平成24年度は82.7%に増加した。「中学校」で使い始めた青少年はやや増加傾向を示していたが(21年度:10.9%、22年度:13.6%、23年度:15.6%)、平成24年度は10.8%に減少した。

 学校種別にみると、中学生では「小学校」から使い始めた青少年が83.7%、高校生では「小学校」から使い始めた青少年は67.4%、「中学校」から使い始めた青少年は22.8%となっている。
 性・学校種別にみると、高校生では、「小学校」から使い始めた青少年は、女子(70.1%)が男子(64.4%)をやや上回り、「中学生」から使い始めた青少年は、男子(26.6%)が女子(19.4%)をやや上回っている。(図表2-1-2-3)

 使い始めた学年をみると、「小学校3年生」が21.5%で最も多く、次いで「小学校4年生」が20.4%、「小学校5年生」が15.9%と続く。

 学校種別にみると、小学生では、「小学校3年生」(30.7%)が最も多く、次いで「小学校4年生」(19.0%)、「小学校1年生」(16.1%)と続く。中学生では、「小学校4年生」(23.9%)が最も多く、次いで「小学校3年生」(19.1%)、「小学校5年生」(17.6%)と続く。高校生では、「小学校5年生」(19.3%)が最も多く、次いで「小学校4年生」(16.8%)と続く。
【図表2-1-2-4 使い始めた時期(学年)(性・学校種別)】 <CSV形式:5KB>

図表2-1-2-5 使い始めた時期(性・学校種別)【全数ベース】 <CSV形式:1KB>

図表2-1-2-5 使い始めた時期(性・学校種別)【全数ベース】

 パソコンを使っていない青少年を含めた総数(1,867人)でみると、「小学校」でパソコンを使い始めた青少年は7割弱(69.5%)で多数を占め、「小学校入学前」は2.6%、「中学校」は9.1%、「高等学校・高等専門学校」は1.3%となっている。
 平成21年度以降の調査結果と比べると、「小学校」で使い始めた青少年はやや減少傾向を示していたが(21年度:69.0%、22年度:68.1%、23年度:65.8%)、平成24年度は69.5%と増加している。「中学校」で使い始めた青少年はやや増加傾向を示していたが(21年度:9.2%、22年度:11.6%、23年度:13.2%)、平成24年度は9.1%と減少している。一方、「パソコンは使っていない」青少年は平成23年度まで15%程度であったが、平成24年度も16.0%と大きな変化はみられない。

 学校種別にみると、「小学校」から使い始めた青少年は、高校生では5割台後半(57.6%)であるが、中学生では7割強(71.7%)、小学生では7割台後半(76.2%)となり、学校種が下がるにつれ「小学校」からパソコンを使い始める青少年が多くなっている。
 性・学校種別にみると、「小学校」から使い始めた青少年は、小学生では男女に大きな差はみられないが(男子:76.5%、女子:76.0%)、中学生と高校生では、女子(中学生:74.2%、高校生:61.9%)が男子(中学生:69.1%、高校生:53.1%)を上回っている。(図表2-1-2-5)
【図表2-1-2-6 使い始めた時期(学年)(性・学校種別)【全数ベース】】 <CSV形式:7KB>

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(3) インターネットの利用項目

<Q11で「1~6」のいずれかを答えた方に>。
Q13 〔回答票10〕あなたは、パソコンでインターネットを使って何をしていますか。この中から、あてはまるものをいくつでもあげてください。(M.A.)

図表2-1-2-7 インターネットの利用項目 <CSV形式:1KB>

図表2-1-2-7 インターネットの利用項目

 『パソコンを使っている』と回答した青少年(1,569人)に対して、パソコンでインターネットを使って何をしているかを聞いたところ、「調べもの」が8割強(81.3%)と最も多く、次いで「(音楽や動画等の)閲覧」が46.2%、「ゲーム」が44.2%、「メール」が15.9%、「(音楽や動画等の)ダウンロード」が12.7%などとなっている。(図表2-1-2-7)

 学校種別にみると、「調べもの」は高校生で8割台半ば(85.7%)、小学生と中学生で約8割(79.9%)となっている。「(音楽や動画等の)閲覧」は学校種が上がるほど多く、高校生で6割台前半(62.7%)である。一方、「ゲーム」は学校種が下がるほど多く、小学生で5割台前半(52.9%)である。
 性・学校種別にみると、高校生では、「調べもの」(男子:84.6%、女子:86.7%)と「(音楽や動画等の)閲覧」(男子:61.7%、女子:63.5%)には男女に大きな差はみられない。また「ゲーム」は男子(37.8%)が女子(28.0%)を上回っている。
【図表2-1-2-8 インターネットの利用項目(性・学校種別)】 <CSV形式:1KB>

図表2-1-2-9 インターネットの利用項目【全体ベース】 <CSV形式:1KB>

図表2-1-2-9 インターネットの利用項目【全体ベース】

 パソコンを使っていない青少年を含めた総数(1,867人)でみると、「調べもの」が7割弱(68.3%)と最も多く、次いで「(音楽や動画等の)閲覧」が38.8%、「ゲーム」が37.1%、  「メール」が13.3%、「(音楽や動画等の)ダウンロード」が10.7%などとなっている(図表2-1-2-9)。

 学校種別にみると、「調べもの」は高校生で7割台前半(73.2%)となっており、中学生で68.5%、小学生で65.5%と学校種が上がる方が多くなっている。「(音楽や動画等の)閲覧」も同様に学校種が上がる方が多くなっている(高校生:53.5%、中学生:43.0%、小学生:24.4%)。一方、「ゲーム」は学校種が下がる方が多く、小学生で43.3%、中学生で37.7%、高校生で27.8%となっている。
 性・学校種別にみると、「調べもの」は高校生女子が最も多く76.6%と7割台後半となっており、「(音楽や動画等の)閲覧」も高校生女子が56.1%と最も多い。「ゲーム」は小学生男子が45.2%と最も多い
【図表2-1-2-10 インターネットの利用内容(性・学校種別)【全体ベース】】 <CSV形式:2KB>

図表2-1-2-11 インターネットの利用(性・学校種別) <CSV形式:1KB>

図表2-1-2-11 インターネットの利用(性・学校種別)

 『パソコンを使っている』と回答した青少年(1,569人)に、パソコンでインターネットを使って何をしているかを聞いた結果から、パソコンでインターネットを『利用している』(いずれかの利用項目を1つでもあげた青少年)は9割台後半(96.1%)を占めていることがわかる。

 学校種別にみると、小学生、中学生、高校生のそれぞれで、パソコンでインターネットを『利用している』は9割を超え、高校生では98.2%と極めて高くなっている。
 性・学校種別にみると、小学生、中学生、高校生の男女それぞれで、パソコンでインターネットを『利用している』は9割を超えており、男女間での大きな差はみられない。(図表2-1-2-11)

(参考)平成21年度~23年度青少年のインターネット利用環境実態調査 <CSV形式:1KB>

インターネットの利用
(参考)平成21年度~23年度青少年のインターネット利用環境実態調査
※ 各年度のパソコンでの「メールの利用」と「サイトの閲覧」からインターネットの利用率を算出

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図表2-1-2-12 メールの利用(性・学校種別) <CSV形式:1KB>

図表2-1-2-12 メールの利用(性・学校種別)

 『パソコンを使っている』と回答した青少年(1,569人)に、パソコンでインターネットを使って何をしているかを聞いた結果から、パソコンでメールを『利用している』は15.9%となっていることがわかる。

 学校種別にみると、パソコンでメールを『利用している』は、小学生では3.5%にとどまっている。また、中学生と高校生では2割台前半(中学生:22.2%、高校生:23.3%)となっている。
 性・学校種別にみると、『利用している』は、全般的に女子が男子を上回る傾向にあり、高校生では男子が21.3%であるのに対して女子が25.1%、中学生では男子が18.7%であるのに対して女子が25.5%となっている。(図表2-1-2-12)

(参考)平成21年度~23年度青少年のインターネット利用環境実態調査 <CSV形式:1KB>

メールの利用
(平成23年度)
Q12 あなたは、パソコンでメールを使っていますか。
(参考)平成21年度~23年度度青少年のインターネット利用環境実態調査

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図表2-1-2-13 サイトの利用(性・学校種別) <CSV形式:1KB>

図表2-1-2-13 サイトの利用(性・学校種別)

 『パソコンを使っている』と回答した青少年(1,569人)に、パソコンでインターネットを使って何をしているかを聞いた結果から、パソコンでサイトを『利用している』(「メール」を除いたいずれかの利用項目を1つでもあげた青少年)は9割台半ば(95.8%)を占めていることがわかる。

 学校種別にみると、パソコンでサイトを『利用している』は、小学生と中学生では9割台半ば(小学生:94.2%、中学生:95.8%)となっており、さらに高校生では9割台後半(98.0%)と極めて高くなっている。
 性・学校種別にみると、小学生、中学生、高校生の男女それぞれで、パソコンでサイトを『利用している』は9割を超えており、男女間での大きな差はみられない。(図表2-1-2-13)

(参考)平成21年度~23年度青少年のインターネット利用環境実態調査 <CSV形式:1KB>

サイトの利用
(平成23年度)
Q13 あなたは、パソコンでサイトにアクセスして画面を見ることがありますか。サイトとは、知りたい情報があるときに、アクセスしてその情報を調べたり見ることができるインターネット上の画面(ゲームや掲示板など書き込めるものも含む)を指します。
(参考)平成21年度~23年度度青少年のインターネット利用環境実態調査

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(4) インターネットの平均的な利用時間(平日、自宅)

<Q13で「1~9」のいずれかを答えた方に>
 Q14 あなたは自宅や学校などで平日(土日を除いて)1日に平均して、どのくらいの時間、パソコンでインターネットを使いますか。パソコンでメールを使ったり、サイトをみたりすることも「インターネットの利用」になります。但し、インターネット回線に接続している時間ではなく、実際に使っている時間の合計をお答えください。
 また、「メールを使っている時間」とは、パソコンを操作してメールを見たり、書き込んだりしている時間です。単に受信メールを待っている時間は含めないでお答えください。
調査員注:「使っていない」場合は、「0」分と記入すること。

図表2-1-2-14 インターネットの平均的な利用時間(平日、自宅)(性・学校種別) <CSV形式:1KB>

図表2-1-2-14 インターネットの平均的な利用時間(平日、自宅)(性・学校種別)

 パソコンでインターネットを『利用している』青少年(1,508人)に、平日、自宅でのインターネットの平均的な利用時間を聞いたところ、「使っていない」が18.9%、「30分未満」が18.9%、「30分以上1時間未満」が21.0%、「1時間以上2時間未満」が22.4%、「2時間以上3時間未満」が7.7%、「3時間以上4時間未満」が3.2%、「4時間以上5時間未満」が0.6%、「5時間以上」が0.6%となっている。2時間以上インターネットを使っている青少年は12.1%を占め、平均時間は45.0分となっている。

 学校種別にみると、2時間以上インターネットを使っている青少年は、学校種が上がるほど多くなり、小学生では4.2%にとどまっているが、中学生では1割台前半(13.0%)で、高校生では2割強(21.2%)となっている。平均時間でみても、小学生(29.3分)、中学生(48.3分)、高校生(59.5分)と学校種が上がるほど増加している。
 性・学校種別にみると、高校生の平均時間は、男子(63.9分)が女子(55.5分)を上回っている。(図表2-1-2-14)

(5)インターネットの平均的な利用時間(平日、自宅以外)

図表2-1-2-15 インターネットの平均的な利用時間(平日、自宅以外)(性・学校種別) <CSV形式:1KB>

図表2-1-2-15 インターネットの平均的な利用時間(平日、自宅以外)(性・学校種別)

 パソコンでインターネットを『利用している』青少年(1,508人)に、平日、自宅以外でのインターネットの平均的な利用時間を聞いたところ、「使っていない」が45.0%を占め、「30分未満」が17.4%、「30分以上1時間未満」が13.3%、「1時間以上2時間未満」が8.4%、「2時間以上3時間未満」が2.0%、「3時間以上4時間未満」が0.7%、「4時間以上5時間未満」が0.3%、「5時間以上」が0.3%となっている。1時間以上インターネットを使っている青少年は11.7%を占め、平均時間は20.1分となっている。

 学校種別にみると、「使っていない」は小学生では3割台前半(33.0%)にとどまるが、中学生では5割弱(48.5%)を占め、高校生では55.4%と5割を上回る。一方、「30分未満」、「30分以上1時間未満」は学校種が下がるほど多くなっている。
 性・学校種別にみると、中学生で、「使っていない」は男子(51.2%)が女子(45.9%)を上回っており、「30分未満」では逆に女子(20.7%)が男子(13.1%)を上回っている。(図表2-1-2-15)

(6)インターネット上の経験

<Q13で「1~9」のいずれかを答えた方に>
Q15 〔回答票11〕パソコンでインターネットを使っている人にお尋ねします。あなたは、パソコンでインターネットを使っていて、このようなことがありますか。この中から、あてはまるものをいくつでもあげてください。(M.A.)

図表2-1-2-16 インターネット上の経験 <CSV形式:1KB>

図表2-1-2-16 インターネット上の経験
 パソコンでインターネットを『利用している』青少年(1,508人)に、インターネット上のトラブルや問題行動に関連する行為の経験を聞いたところ、8割台前半(84.2%)が「あてはまるものはない」と回答し、それぞれの経験を回答している青少年は少数にとどまっている。経験を項目別にみると、「インターネットにのめりこんで勉強に集中できなかったり、睡眠不足になったりしたことがある」が7.6%、「チェーンメールが送られてきたことがある」が4.6%、「SNSサイトやゲームサイトで知り合った人とやりとりしたことがある」が2.8%、「自分が知らない人や、お店などからメールが来たことがある」が2.3%などとなっている。(図表2-1-2-16)

 学校種別にみると、「あてはまるものはない」は、学校種が下がるほど多く、高校生で75.0%、中学生で82.3%、小学生で9割台前半(93.2%)となっている。経験があると答えがあった主な項目は、概ね学校種が上がるほど多くなっており、高校生では、「インターネットにのめりこんで勉強に集中できなかったり、睡眠不足になったりしたことがある」が14.0%、「チェーンメールが送られてきたことがある」が7.9%、「自分が知らない人や、お店などからメールが来たことがある」が5.9%、「SNSサイトやゲームサイトで知り合った人とやりとりしたことがある」が5.1%と、それぞれ小学生・中学生を上回っている。
 性・学校種別にみると、学校種ごとの男女の差はあまり大きくはないが、「チェーンメールが送られてきたことがある」は、中学生・高校生で、女子(中学生:8.9%、高校生:9.1%)が男子(中学生:3.8%、高校生:6.5%)をやや上回っている。
【図表2-1-2-17 インターネット上の経験(性・学校種別)】 <CSV形式:2KB>

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図表2-1-2-18 インターネット上の経験(携帯電話・パソコン) <CSV形式:1KB>

図表2-1-2-18 インターネット上の経験(携帯電話・パソコン)
 パソコンでのインターネット上の経験と、Q8の携帯電話でのインターネット上の経験とを合算した結果、回答のあった項目では、「チェーンメールが送られてきたことがある」が24.1%と最も多くなっている。次いで「自分が知らない人や、お店などからメールが来たことがある」が11.2%、「インターネットにのめりこんで勉強に集中できなかったり、睡眠不足になったりしたことがある」が9.8%などとなっており、携帯電話またはパソコンでインターネットを利用していると回答した青少年の33.9%がいずれかの項目を回答している。一方、「あてはまるものはない」と回答した青少年は65.5%である。

 学校種別にみると、「あてはまるものはない」は、学校種が下がるほど多く、高校生で36.9%、中学生で64.8%、小学生で90.9%となっている。経験があると答えがあった主な項目は、概ね学校種が上がるほど多くなっており、高校生では、「チェーンメールが送られてきたことがある」が49.2%、「自分が知らない人や、お店などからメールが来たことがある」が24.6%、「インターネットにのめりこんで勉強に集中できなかったり、睡眠不足になったりしたことがある」が20.5%と、それぞれ小学生・中学生を上回っている。
 性・学校種別にみると、高校生では、「チェーンメールが送られてきたことがある」(男子:40.6%、女子:57.3%)、「自分が知らない人や、お店などからメールが来たことがある」(男子:19.2%、女子:29.7%)、「インターネットにのめりこんで勉強に集中できなかったり、睡眠不足になったりしたことがある」(男子:17.9%、女子:23.0%)など上位の項目では、女子の方が男子よりも多い傾向がみられる。
【図表2-1-2-19 インターネット上の経験(携帯電話・パソコン)(性・学校種別)】 <CSV形式:2KB>

(7)家庭のルール

<自宅のパソコンを使っている方に(Q11で「1~2」を回答)。自宅のパソコンを使っていない方(Q11で「3~6」のみを回答)は7ページのQ18へ>
Q16 〔回答票12〕あなたの家では、パソコンの使い方について何かルールがありますか。この中から、あてはまるものをいくつでもあげてください。(M.A.)

図表2-1-2-20 家庭のルール <CSV形式:1KB>

図表2-1-2-20 家庭のルール

 自宅のパソコンを使っていると回答した青少年(1,382人)に、家でパソコンの使い方についてルールがあるかを聞いたところ、「特にルールを決めていない」家庭が5割強(50.6%)となっている。決められているルールの中では「利用する時間を決めている」(23.0%)が最も多く、次いで「守るべき利用マナーを決めている」(15.4%)、「利用する場所を決めている」(12.7%)、「サイトについて、使用を禁止したり利用内容を決めている」(7.5%)と続く。
 平成21年度以降の調査結果と比べると、「特にルールを決めていない」は22年度(45.0%)に一度減ったが、増加した23年度(50.3%)と比べると大きな差はみられない。決められているルールごとにみると、ほとんどの項目で平成23年度との差はみられないが、「サイトについて、使用を禁止したり利用内容を決めている」が7.5%で平成23年度(11.5%)よりやや減少している。(図表2-1-2-20)

 学校種別にみると、「特にルールを決めていない」は小学生(42.3%)と中学生(46.8%)では半数を下回り、なんらかのルールを決めている家庭が半数を超える。しかし、高校生では「特にルールを決めていない」は65.7%と6割台半ばを占める。また、決められているルールの中では、「利用する時間を決めている」が、学校種が下がるほど多くなっている(高校生:11.2%、中学生:24.9%、小学生:30.7%)。
 性・学校種別にみると、「特にルールを決めていない」は高校生男子で約7割(69.1%)を占め、最も多くなっている。
【図表2-1-2-21 家庭のルール(性・学校種別)】 <CSV形式:3KB>

(8) ルールの遵守

<Q16で「1」~「7」のいずれかを答えた方に>
Q17 〔回答票13〕あなたは、そのようなルールを守っていますか。この中から1つだけお答えください。

図表2-1-2-22 ルールの遵守(性・学校種別) <CSV形式:1KB>

図表2-1-2-22 ルールの遵守(性・学校種別)

 パソコンの使い方で決められたルールを回答した青少年(660人)に、そのようなルールを守っているかを聞いたところ、「守っている」が75.6%、「どちらかというと守っている」が18.6%で、「守っている」と「どちらかというと守っている」を合わせた『守っている(計)』は94.2%となっている。
 平成21年度以降の調査結果と比べると、「守っている」は、21年度(73.8%)以降2年続けて増加していたが、24年度は減少した。なお、「どちらかというと守っている」は増加したため、『守っている(計)』では大きな差はみられない。

 学校種別にみると、『守っている(計)』はいずれの学校種も9割を超えており、大きな差はみられない。
 性・学校種別にみると、小学生男子では『守っていない(計)』が9.2%と他を上回っている。(図表2-1-2-22)

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