第2部 調査の結果

第2章 保護者調査の結果

第1節 子どもの携帯電話の利用状況

(1) 携帯電話の所有状況

Q1 〔回答票1〕○○さんは、携帯電話(PHS・スマートフォンを含む。以下同じ)をお持ちですか。この中から1つだけお答えください。

図表2-2-1-1 携帯電話の所有状況(学校種別) <CSV形式:1KB>

図表2-2-1-1 携帯電話の所有状況(学校種別)
※1 平成23年度以前は「自分専用の携帯電話(PHSを含む)」
※2 平成23年度以前は「家族と一緒に使っている携帯電話(PHSを含む)」

 回答した全ての保護者(1,915人)に、子どもの携帯電話(PHS・スマートフォンを含む。以下同じ)の所有状況について聞いたところ、「自分専用の携帯電話」が52.1%、「家族と一緒に使っている携帯電話」が3.4%、「持っていない」が44.5%となり、「自分専用の携帯電話」と「家族と一緒に使っている携帯電話」を合わせた『携帯電話を持っている(計)』は55.5%で、「持っていない」を11ポイント上回っている。
 平成21年度以降の調査結果と比較すると、『携帯電話を持っている(計)』は23年度(53.6%)から微増し、21年度(50.5%)からは5ポイント増加している。

 学校種別にみると、学校種が上がるほど「自分専用の携帯電話」の所有率が上がり、小学生の保護者では2割台半ば(24.2%)、中学生の保護者では4割台後半(47.1%)、高校生の保護者では9割台後半(97.2%)とほとんどが自分専用の携帯電話を持っている。(図表2-2-1-1)

(2) 携帯電話の種類

<Q1で「1」又は「2」と答えた方に>
Q2 〔回答票2〕回答票2〕○○さんが持っている携帯電話の種類はどのようなものですか。この中から1つだけお答えください。
調査員注:資料(回答票に掲載した説明文、「主な機能限定携帯電話や主な子ども向け携帯電話等の写真」及び「主なスマートフォンの写真」)をしっかり見てもらってから、回答してもらうこと

(資料)ここでいう「機能限定携帯電話や子ども向け携帯電話」とは … キッズケータイ(NTTドコモ)、mamorino(マモリーノ)2(KDDI(au))、コドモバイル(ソフトバンクモバイル)など、メールを利用できなかったり、インターネット上のサイトを見ることができない携帯電話(PHSを含む)や、主に子どもによる使用を想定している携帯電話(PHSを含む)
ここでいう「スマートフォン」とは … MEDIAS(メディアス)(NTTドコモ等)、ISシリーズ(KDDI(au))、iPhone(アイフォーン)(ソフトバンクモバイル、KDDI(au))、Digno(ディグノ) Dual(デュアル)シリーズ(ウィルコム)、GSシリーズ(イー・アクセス(EMOBILE))など、パソコン向けのインターネット上のサイトをパソコンと同じように見ることができ、パソコンと同じような機能を自由に追加できる携帯電話

図表2-2-1-2 携帯電話の種類(学校種別) <CSV形式:1KB>

図表2-2-1-2 携帯電話の種類(学校種別)

 子どもが「自分専用の携帯電話」又は「家族と一緒に使っている携帯電話」を持っていると回答した保護者(1,062人)に、子どもが所有している携帯電話の種類について聞いたところ、「機能限定携帯電話や子ども向け携帯電話」が23.1%、「スマートフォン」が36.2%、「その他の携帯電話」が40.8%となっている。
 平成23年度の調査結果と比べると、「スマートフォン」が5.7%から36.2%へと急激に伸びている。「機能限定携帯電話や子ども向け携帯電話」も19.1%から23.1%とやや増えている。一方、「その他の携帯電話」は75.2%から40.8%と大幅に減少している。

 学校種別にみると、「スマートフォン」は、学校種が上がるほど多くなり、高校生の保護者で5割台半ば(55.6%)、中学生の保護者で25.1%、小学生の保護者で8.0%となっている。「機能限定携帯電話や子ども向け携帯電話」は、学校種が下がるほど多くなり、小学生の保護者で約6割(61.0%)、中学生の保護者で21.9%、高校生の保護者で9.8%となっている。(図表2-2-1-2)

図表2-2-1-3 携帯電話の種類【ペア票ベース】 <CSV形式:1KB>

図表2-2-1-3 携帯電話の種類【ペア票ベース】

 青少年とその保護者(父母)の双方が『携帯電話を持っている(計)』と回答した997組を母数として、携帯電話の種類についてみると、青少年の回答は、「機能限定携帯電話や子ども向け携帯電話」が22.2%、「スマートフォン」が36.1%、「その他の携帯電話」が41.7%である。これに対して子どもが「機能限定携帯電話や子ども向け携帯電話」を持っていると回答した保護者は23.1%、子どもが「スマートフォン」を持っていると回答した保護者は36.0%、子どもが「その他の電話」を持っていると回答した保護者は40.9%となっており、青少年の回答と保護者の認識には大きな差はみられない。(図表2-2-1-3)

(3) 使い始めた時期

<Q1で「1」又は「2」と答えた方に>
Q3 ○○さんが、携帯電話を使いはじめたのは何年生の時ですか。(使いはじめたのが中学卒業後で学校に通っていない場合)では、使いはじめたのは中学卒業後何年目でしょうか。
調査員注:学校の種別を確認し○をした上で、学年を記入すること。なお、「1」の場合は学年を聞く必要はない。

図表2-2-1-4 使い始めた時期(学校種別) <CSV形式:1KB>

図表2-2-1-4 使い始めた時期(学校種別)

 子どもが「自分専用の携帯電話」又は「家族と一緒に使っている携帯電話」を持っていると回答した保護者(1,062人)に、子どもが携帯電話を使い始めた時期を聞いたところ、「小学校」が43.9%、「中学校」が36.4%、「高等学校・高等専門学校」が18.5%となっている。また、「小学校入学前」は0.3%とわずかにみられたが、学校・高等専門学校に通っている場合を除く「中学卒業後」は今回調査ではいなかった。
 平成21年度以降の調査結果と比べると、「小学校」は23年度(38.6%)から43.9%と多くなっている。一方、「高等学校・高等専門学校」は減少(23年度:22.3% → 24年度:18.5%)しており、「中学校」も引続き減少傾向にある。

 学校種別にみると、高校生の保護者では「小学校」が21.6%、「中学校」は36.7%、「高等学校・高等専門学校」が40.5%となっている。(図表2-2-1-4)

 使い始めた学年では、「中学校1年生」(18.9%)が最も多く、次いで「高等学校・高等専門学校1年生」(17.8%)となっており、進学を機に使い始めることが多いようである。
 平成21年度以降の調査結果と比べると、「中学校1年生」と「高等学校・高等専門学校1年生」に使い始めることが多い傾向は24年度も引続きある。
【図表2-2-1-5 使い始めた時期(学年)】 <CSV形式:1KB>

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(4) インターネットの利用項目

<Q1で「1」又は「2」と答えた方に>
Q4 〔回答票3〕○○さんは、携帯電話でインターネットを使って何をしていると思いますか。この中から、あてはまるものをいくつでもあげてください。(M.A.)

図表2-2-1-6 インターネットの利用項目 <CSV形式:1KB>

図表2-2-1-6 インターネットの利用項目

 子どもが「自分専用の携帯電話」又は「家族と一緒に使っている携帯電話」を持っていると回答した保護者(1,062人)に、子どもが携帯電話でインターネットを使って何をしていると思うかを聞いたところ、「メール」が最も多く74.3%、次いで「ゲーム」が35.4%、「調べもの」が32.0%、「(音楽や動画等の)閲覧」が30.8%、「(音楽や動画等の)ダウンロード」が21.2%などとなっている。(図表2-2-1-6)

 学校種別にみると、「メール」は高校生の保護者で9割弱(88.8%)、中学生の保護者の7割台半ば(74.2%)となっている。また高校生の保護者では、「ゲーム」(49.8%)、「調べもの」(48.3%)、「(音楽や動画等の)閲覧」(45.6%)は4割台半ばから5割弱となっており、「(音楽や動画等の)ダウンロード」は3割強(31.5%)となっている。
【図表2-2-1-7 インターネットの利用項目(学校種別)】 <CSV形式:1KB>

図表2-2-1-8 インターネットの利用項目【全数ベース】 <CSV形式:1KB>

図表2-2-1-8 インターネットの利用項目【全数ベース】

 子どもは携帯電話を持っていないと回答した保護者を含めた総数(1,915人)でみると、「メール」が41.2%、以下、「ゲーム」が19.6%、「調べもの」が17.8%、「(音楽や動画等の)閲覧」が17.1%、「(音楽や動画等の)ダウンロード」が11.7%などとなっている。(図表2-2-1-8)

 学校種別にみると、「メール」は高校生の保護者で8割台後半(87.0%)、中学生の保護者の4割弱(38.7%)となっている。また高校生の保護者では、「ゲーム」(48.8%)、「調べもの」(47.4%)、「(音楽や動画等の)閲覧」(44.7%)は4割台半ばから5割弱となっており、「(音楽や動画等の)ダウンロード」は3割強(30.9%)となっている。
【図表2-2-1-9 インターネットの利用項目(学校種別)【全数ベース】】 <CSV形式:1KB>

図表2-2-1-10 インターネットの利用(学校種別) <CSV形式:1KB>

図表2-2-1-10 インターネットの利用(学校種別)

 子どもは「自分専用の携帯電話」又は「家族と一緒に使っている携帯電話」を持っていると回答した保護者(1,062人)に、子どもが携帯電話でインターネットを使って何をしているかを聞いた結果から、携帯電話でインターネットを『利用している』(いずれかの利用項目を1つでもあげた保護者)は8割弱(78.0%)を占めていることがわかる。

 学校種別にみると、携帯電話でインターネットを『利用している』は、高校生の保護者では9割台前半(92.7%)を占めている。また、小学生の保護者では39.0%、中学生の保護者では78.1%と学校種が上がるにしたがって多くなっている。(図表2-2-1-10)

(参考)平成21年度~23年度青少年のインターネット利用環境実態調査 <CSV形式:1KB>

インターネットの利用
(平成23年度)
Q5 ○○さんは、携帯電話でインターネットを使って(いると思)いますか。ここでいう「インターネットを使う」とは、メールをやりとりしたり、サイトにアクセスしたりすることをいいます。
(参考)平成21年度~23年度度青少年のインターネット利用環境実態調査

 青少年の携帯電話でのインターネット利用率(第1章第1節(7)(34頁))と、保護者が子どもの利用状況をどの程度認識しているかを比較してみると、『利用している』については、青少年全体が78.2%であるのに対して保護者全体は78.0%と、ほぼ同程度となっている。

 学校種別にみると、『利用している』は、いずれの学校種でも青少年と保護者の認識に大きな差はみられない。
【図表2-2-1-11 インターネットの利用(青少年と保護者の比較)】 <CSV形式:1KB>

 また、青少年の携帯電話でのインターネット利用率を、携帯電話を持っていない人も含めた全数ベースで比較すると、全体、学校種別とも、青少年と保護者の認識に大きな差はみられないことがわかる。
【図表2-2-1-12 インターネットの利用(青少年と保護者の比較)【全数ベース】】 <CSV形式:1KB>

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(5)インターネット上の経験

<Q4で「1~9」のいずれかを答えた方に>
Q5 〔回答票4〕○○さんが携帯電話でインターネットを使っていて、このようなことがあると思いますか。この中から、あてはまるものをいくつでもあげてください。(M.A.)

図表2-2-1-13 インターネット上の経験 <CSV形式:1KB>

図表2-2-1-13 インターネット上の経験

 子どもが携帯電話でインターネットを『利用している』保護者(828人)に、子どものインターネット上のトラブルや問題行動に関連する行為の経験を聞いたところ、「チェーンメールが送られてきたことがある」(28.1%)が最も多く、次いで「自分が知らない人や、お店などからメールが来たことがある」(18.1%)、「インターネットにのめりこんで勉強に集中できなかったり、睡眠不足になったりしたことがある」(13.9%)、「SNSサイトやゲームサイトで知り合った人とやりとりしたことがある」(7.1%)、「悪口やいやがらせのメールを送られたり、書き込みをされたことがある」(7.0%)、「チェーンメールを転送したことがある」(5.9%)、「親に話しにくいサイトを見たことがある」(5.4%)となっている。一方、「あてはまるものはない」と回答した保護者は4割台後半(46.4%)である。(図表2-2-1-13)

 学校種別にみると、全体で最も多い「チェーンメールが送られてきたことがある」は、小学生の保護者で12.3%、中学生の保護者で32.8%、高校生の保護者で28.0%となっている。「自分が知らない人や、お店などからメールが来たことがある」は、小学生の保護者で15.1%、中学生の保護者で16.7%、高校生の保護者で19.9%となっている。また、「インターネットにのめりこんで勉強に集中できなかったり、睡眠不足になったりしたことがある」は、小学生の保護者で4.1%、中学生の保護者で11.0%、高校生の保護者で17.7%と学校種が上がるほど多くなっている。一方、「あてはまるものはない」は学校種が上がるほど少なくなり、小学生の保護者では67.1%であるが、中学生の保護者では47.5%、高校生の保護者では41.8%となっている。
【図表2-2-1-14 インターネット上の経験(学校種別)】 <CSV形式:1KB>

(6) フィルタリングの利用

<Q1で「1」又は「2」と答えた方に>
Q6 〔回答票5〕○○さんが現在持っている携帯電話にフィルタリングを使っていますか。この中から1つだけお答えください。
調査員注:資料〔回答票に掲載した説明文及び「フィルタリングのイメージ図」〕をしっかり見てもらってから、回答してもらうこと。

(資料)フィルタリングとは : インターネット上の有害なサイト注)を見られないようにするための設定、いわゆる「有害サイトへのアクセス制限サービス(ウェブ制限・時間制限を含む)」のこと(「フィルタリングのイメージ図」含む)
注)サイトとは、知りたい情報があるときに、アクセスしてその情報を調べたり見ることができるインターネット上の画面(ゲームや掲示板など書き込めるものも含む)を指す。

図表2-2-1-15 フィルタリングの利用(学校種別) <CSV形式:1KB>

図表2-2-1-15 フィルタリングの利用(学校種別)

 子どもが「自分専用の携帯電話」又は「家族と一緒に使っている携帯電話」を持っていると回答した保護者(1,062人)に、その携帯電話にフィルタリングを使っているかを聞いたところ、「使っている」が55.0%、「インターネットが使えない機種・設定になっている」が8.5%で、両方を合わせた『制限あり(計)』は63.5%となっている。一方、「使っていない」は28.3%、「使っていたが解除した」は2.9%となっている。また、「わからない」は5.3%となっている。
 平成23年度の調査結果と比べると、『制限あり(計)』は、59.7%から63.5%へとやや多くなっている。

 学校種別にみると、学校種が下がるほど『制限あり(計)』が多くなり、高校生の保護者では5割台半ば(54.4%)であるが、中学生の保護者では7割弱(68.9%)に増加し、小学生の保護者では7割台後半(76.5%)となっている。(図表2-2-1-15)

図表2-2-1-16 フィルタリングの利用(携帯電話の購入時期別) <CSV形式:1KB>

図表2-2-1-16 フィルタリングの利用(携帯電話の購入時期別)
 *購入時期について
自分専用の携帯電話を持っていると回答(保護者票Q1=1)した中で、青少年の現在の学年(青少年票F3)と、使い始めた学年(青少年票Q3)から算出した。

 携帯電話の購入時期別にみると、フィルタリングを「使っている」は、平成24年度で56.4%、23年度で55.0%と、22年度(63.2%)より少なくなっている。「使っている」と「インターネットが使えない機種・設定になっている」を合計した『制限あり(計)』も同様に平成22年度は72.4%であるのに対して、23年度が63.5%、24年度が63.7%と少なくなっている。 (図表2-2-1-16)

図表2-2-1-17 フィルタリングの利用(啓発や学習の経験別) <CSV形式:1KB>

図表2-2-1-17 フィルタリングの利用(啓発や学習の経験別)

 インターネットに関する啓発や学習の経験の有無別(Q28)にみると、『制限あり(計)』については、学んだことがある保護者が65.0%で、特に学んだことはない保護者(54.0%)を11ポイント上回っている。
 また、『制限あり(計)』は、高校生の保護者のうち学んだことがある保護者では5割台半ば(55.9%)であるが、中学生の保護者のうち学んだことがある保護者では約7割(70.3%)、小学生の保護者のうち学んだことがある保護者では約8割(79.9%)となっている。(図表2-2-1-17)

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(7)フィルタリング設定方法

<Q6で「1」と答えた、フィルタリングを使っている方に>
Q7 〔回答票6〕○○さんが現在持っている携帯電話に利用しているフィルタリングをどのように設定していますか。この中から1つだけお答えください。
図表2-2-1-18 フィルタリング設定方法(学校種別) <CSV形式:1KB>

図表2-2-1-18 フィルタリング設定方法(学校種別))

 Q6でフィルタリングを「使っている」と回答した保護者に、フィルタリングをどのように設定しているかを聞いたところ、「事業者から提供されたものをそのまま設定している」が8割台後半(87.2%)と多くを占めている。一方、「自分でカスタマイズを加えたものを設定している」は1割弱(9.6%)となっている。

 学校種別にみると、「事業者から提供されたものをそのまま設定している」は、小学生の保護者で81.3%、中学生の保護者で89.2%、高校生の保護者で87.6%となっている。一方、「自分でカスタマイズを加えたものを設定している」は、学校種が下がるほど多く、小学生の保護者で15.4%、中学生の保護者で10.0%、高校生の保護者で7.0%となっている。(図表2-2-1-18)

(8) フィルタリングを利用していない理由

<Q6で「2」と答えた、フィルタリングを使っていない方に>
Q8 〔回答票7〕フィルタリングを使っていないのはなぜですか。この中から、あてはまるものをいくつでもあげてください。(M.A.)

図表2-2-1-19 フィルタリングを利用していない理由 <CSV形式:1KB>

図表2-2-1-19 フィルタリングを利用していない理由

 Q6でフィルタリングを「使っていない」と回答した保護者(301人)に、その理由を聞いたところ、「子どもを信用している」が39.9%と最も多く、次いで「特に必要を感じない」が27.9%と続く。
 平成21年度以降の調査結果と比べると、「子どもを信用している」は、22年度(50.4%)から23年度(40.0%)に約10ポイント減少したが、24年度はほぼ横ばい状態となっている。「特に必要を感じない」は22年度(34.2%)から徐々に減少している。また、「フィルタリングサービス自体を知らなかった」は23年度まで減少傾向にあったが(21年度:13.6%、22年度:6.9%、23年度:5.4%)、24年度は9.6%とやや増加した。(図表2-2-1-19)

 学校種別にみると、「子どもを信用している」は学校種が上がるほど多くなっており、中学生の保護者では3割台前半(32.3%)、高校生の保護者では5割弱(48.9%)となっている。
【図表2-2-1-20 フィルタリングを利用していない理由(学校種別)】 <CSV形式:2KB>

(9) フィルタリングを解除した理由

<Q6で「4」と答えた、フィルタリングを使っていたが解除した方に>
Q9 〔回答票8〕フィルタリングを解除したのはなぜですか。この中から、あてはまるものをいくつでもあげてください。(M.A.)

図表2-2-1-21 フィルタリングを解除した理由 <CSV形式:1KB>

図表2-2-1-21 フィルタリングを解除した理由

 Q6でフィルタリングを「使っていたが解除した」と回答した保護者(31人)に、その理由を聞いたところ、19人(61.3%)が「子どもから解除してほしいと頼まれた」、13人(41.9%)が「子どもにとって不便と感じた」、11人(35.5%)が「子どもを信用している」と回答している。(図表2-2-1-21)

(10) 家庭のルール

<Q1で「1」又は「2」と答えた、○○さんが携帯電話を持っている方に>
Q10 〔回答票9〕あなたは、○○さんが携帯電話を使うことについて、何かルールを決めていますか。この中から、あてはまるものをいくつでもあげてください。(M.A.)

図表2-2-1-22 家庭のルール <CSV形式:1KB>

図表2-2-1-22 家庭のルール

 「自分専用の携帯電話」又は「家族と一緒に使っている携帯電話」を持っていると回答した青少年を持つ保護者(1,062人)に、家で携帯電話の使い方についてルールがあるかを聞いたところ、なんらかのルールを決めている家庭は6割台後半(66.6%)、「特にルールを決めていない」家庭は3割台前半(32.7%)となっている。決められているルールの中では、「利用料金の上限を決めている」が30.8%で最も多く、次いで「守るべき利用マナーを決めている」が28.4%、「サイトについて、使用を禁止したり利用内容を決めている」が19.5%、「利用する時間を決めている」が13.7%などとなっている。
 平成22年度以降の調査結果と比べると、各項目とも減少傾向にあり、一方、「特にルールを決めていない」が増加している。(図表2-2-1-22)

 学校種別にみると、「利用料金の上限を決めている」は、学校種が上がるほど多くなり、小学生の保護者では13.9%であるが、中学生の保護者では29.0%、高校生の保護者では38.6%となっている。一方、「メールについて、使用を禁止したり送る相手を制限している」は、学校種が下がるほど多くなり、高校生の保護者では1.7%とほとんどみられないが、中学生の保護者では1割弱(8.1%)、小学生の保護者では約2割(20.3%)となっている。
 平成22年度以降の調査結果と比べると、なんらかのルールを決めている家庭は、いずれの学校種でも減少傾向にある。
【図表2-2-1-23 家庭のルール(学校種別)】 <CSV形式:1KB>

(11) ルールの遵守

<Q10で「1~7」のいずれかを答えた方に>
Q11 〔回答票10〕○○さんは、そのようなルールを守っていると思いますか。この中から1つだけお答えください。

図表2-2-1-24 ルールの遵守(学校種別) <CSV形式:1KB>

図表2-2-1-24 ルールの遵守(学校種別)

 子どもの携帯電話の使い方について何らかのルールを決めていると答えた保護者(707人)に、子どもがルールを守っていると思うかを聞いたところ、「守っている」が71.6%、「どちらかというと守っている」が23.2%で、両方を合わせた『守っている(計)』は94.8%となっている。
 平成22年度以降の調査結果と比べても、大きな変化はみられない。

 学校種別にみると、「守っている」は、小学生の保護者で約9割(89.5%)と多くなっている。また、『守っている(計)』は、いずれの学校種でも9割以上となっており、中学生の保護者(94.1%)と高校生の保護者(94.3%)で9割台半ば、小学生の保護者では9割台後半(98.2%)となっている。(図表2-2-1-24)

 青少年が携帯電話の使い方のルールを守っているかについて、青少年の回答(青少年調査Q10)(第1章第1節(11)(55頁))と保護者がどの程度認識しているか(Q11)を比較したところ、「守っている」および『守っている(計)』については、いずれの学校種でも青少年と保護者の間に大きな差はみられない。
【図表2-2-1-25 ルールの遵守(青少年と保護者の比較)】 <CSV形式:1KB>

(12) 携帯電話を購入する際、子供が使用する旨を販売業者に伝えたか

<○○さんが自分専用の携帯電話を持っている方に(Q1で「1」と回答)。Q1で「2」と回答した方は5ページのQ14へ>
Q12 ○○さんのために携帯電話を購入する際に、販売業者に対して「子どもが使用する」旨を申し出ましたか。

図表2-2-1-26 携帯電話を購入する際、子どもが使用する旨を販売業者に伝えたか(学校種別) <CSV形式:1KB>

図表2-2-1-26 携帯電話を購入する際、子どもが使用する旨を販売業者に伝えたか(学校種別)

 子どもが「自分専用の携帯電話を持っている」と回答した保護者(997人)に、携帯電話を購入する際、販売業者に対して子どもが使用することを伝えたかを聞いたところ、9割台前半(92.8%)が「申し出た」と回答しており、「申し出なかった」は1.5%にとどまっている。
 平成23年度の調査結果と比べると、「申し出た」はやや増加している。

 学校種別にみると、学校種が下がるほど「申し出た」は多くなり、小学生の保護者では9割台後半(97.0%)となっている。(図表2-2-1-26)

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(13) 販売業者からフィルタリングに関する説明を受けたか

<○○さんが自分専用の携帯電話を持っている方に(Q1で「1」と回答)。Q1で「2」と回答した方は5ページのQ14へ>
Q13 ○○さんのために携帯電話を購入する際に、販売業者から、フィルタリングに関する説明がありましたか。

図表2-2-1-27 販売業者からフィルタリングに関する説明を受けたか(学校種別) <CSV形式:1KB>

図表2-2-1-27 販売業者からフィルタリングに関する説明を受けたか(学校種別)

 子どもが「自分専用の携帯電話を持っている」と回答した保護者(997人)に、携帯電話を購入する際、販売業者からフィルタリングに関する説明を受けたかを聞いたところ、「説明があった」は8割(80.0%)で、「説明がなかった」は1割弱(7.1%)、「覚えていない」は5.9%となっている。
 平成21年度以降の調査結果と比べると、「説明があった」は毎年増加傾向を示しており、23年度(72.9%)から約7ポイントの増加となっている。これに対して、「説明がなかった」は毎年減少傾向を示しており、23年度(11.6%)から7.1%まで減少している。

 学校種別にみると、「説明がなかった」は、小学生の保護者で11.0%、中学生の保護者で8.1%、高校生の保護者で5.2%と、学校種が上がるに伴って少なくなっている。(図表2-2-1-27)

図表2-2-1-28 販売業者からフィルタリングに関する説明を受けたか(携帯電話の購入時期別) <CSV形式:1KB>

図表2-2-1-28 販売業者からフィルタリングに関する説明を受けたか(携帯電話の購入時期別)

*購入時期について
自分専用の携帯電話を持っていると回答(保護者票Q1=1)した中で、青少年の現在の学年(青少年票F3)と使い始めた学年(青少年票Q3ア・イ)から算出した。

 携帯電話の購入時期別にみると、「説明がなかった」は、平成20年度以前が5.7%、21年度が8.7%、22年度は5.9%、23年度は7.9%、24年度は7.3%となっていて、購入時期による大きな差はみられない。
 さらに子どもの使用を申し出た保護者について携帯電話の購入時期別にみても、「説明がなかった」は、平成20年度以前が6.1%、21年度が7.5%、22年度が6.4%、23年度が7.6%、24年度が6.3%と、購入時期による大きな差はみられない。(図表2-2-1-28)

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