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第II部 調査の結果

第1章 青少年調査の結果

第1節 携帯電話の利用状況

(1)携帯電話の所有状況

Q1 〔回答票1〕あなたは、携帯電話(PHS・スマートフォンを含む。以下同じ)をお持ちですか。この中から1つだけお答えください。

図表2-1-1-1 携帯電話の所有状況(性・学校種別) (CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-1-1-1 携帯電話の所有状況(性・学校種別)

※1 平成23年度以前は「自分専用の携帯電話(PHSを含む)」
※2 平成23年度以前は「家族と一緒に使っている携帯電話(PHSを含む)」

 回答した全ての青少年に対して、携帯電話(PHS・スマートフォン含む。以下同じ)の所有状況について聞いたところ、「自分専用の携帯電話」が56.0%、「家族と一緒に使っている携帯電話」が3.5%、「持っていない」が40.5%となり、「自分専用の携帯電話」と「家族と一緒に使っている携帯電話」を合わせた『携帯電話を持っている(計)』(59.5%)が「持っていない」を上回り、6割となっている。
 平成21年度以降の調査結果と比べると、『携帯電話を持っている(計)』は少しずつではあるが増加しており、特に平成24年度(54.8%)から平成25年度(59.5%)で約5ポイント増加している。

 学校種別にみると、学校種が上がるほど「自分専用の携帯電話」の所有が多くなっており、小学生では3割(30.3%)、中学生では5割弱(48.8%)となり、高校生ではほとんど(96.4%)の者が自分専用の携帯電話を所有している。また『携帯電話を持っている(計)』も同様の傾向にあり、小学生では3割台後半(36.6%)、中学生では5割強(51.9%)、高校生では97.2%とほとんどの者が所有している。

 性・学校種別にみると、「自分専用の携帯電話」は、高校生(男子:96.3%、女子:96.6%)では男女の差はほとんどみられないが、小学生(男子:26.2%、女子:34.3%)や中学生(男子:40.2%、女子:57.2%)では、男子よりも女子の方が自分専用の携帯電話を持っている青少年が多い。(図表2-1-1-1)

図表2-1-1-2 携帯電話の所有状況(学年別) (CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-1-1-2 携帯電話の所有状況(学年別)

 平成21年度以降の調査結果について、『携帯電話を持っている(計)』青少年の割合を学年別にみると、今回(平成25年度)の調査では、小学4年生(41.4%)、小学5年生(34.8%)、小学6年生(35.7%)で平成24年度以前よりも、携帯電話の所有率が上がっていると言える。(図表2-1-1-2)

(2)携帯電話の種類

<携帯電話を持っている(Q1で「1」又は「2」と答えた)方に>
Q2 〔回答票2〕あなたが持っている携帯電話の種類はどのようなものですか。この中から1つだけお答えください。
調査員注:資料(回答票に掲載した説明文、「主なスマートフォンの写真」及び「主な機能限定スマートフォンや子ども向けスマートフォン等の写真」、「主な機能限定携帯電話や子ども向け携帯電話等の写真」)をしっかり見てもらってから、回答してもらうこと

資料)ここでいう「スマートフォン」とは ・・・ 
Xperia(エクスペリア)(NTTドコモ等)、HTC J one (KDDI(au))、iPhone(アイフォーン)(ソフトバンクモバイル、KDDI(au)、NTTドコモ)、Digno(ディグノ) Dual(デュアル)シリーズ(ウィルコム)、GSシリーズ(イー・アクセス(EMOBILE))など、パソコン向けのインターネット上のサイトをパソコンと同じように見ることができ、パソコンと同じような機能(きのう)を自由に追加できる携帯(けいたい)電話
ここでいう「機能(きのう)限定(げんてい)スマートフォンや子ども向けスマートフォン」とは ・・・
スマートフォンforジュニア(NTTドコモ)、あんしんファミリーケータイ(ソフトバンクモバイル)など、メールの利用を制限できたり、インターネット上のサイトを見ることができない、主に子どもによる使用を想定(そうてい)しているスマートフォン
ここでいう「機能(きのう)限定(げんてい)携帯(けいたい)電話や子ども向け携帯(けいたい)電話」とは ・・・
キッズケータイ(NTTドコモ)、mamorino(マモリーノ)3(KDDI(au))、みまもりケータイ3(ソフトバンクモバイル)など、メールを利用できなかったり、インターネット上のサイトを見ることができない携帯(けいたい)電話(PHSを含む)や、主に子どもによる使用を想定(そうてい)している携帯(けいたい)電話(PHSを含む)

図表2-1-1-3 携帯電話の種類(性・学校種別) (CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-1-1-3 携帯電話の種類(性・学校種別)

 「自分専用の携帯電話」又は「家族と一緒に使っている携帯電話」を持っていると回答した青少年(1,082人)に、所有している携帯電話の種類について聞いたところ、「スマートフォン」が56.8%と過半数を占め、「機能限定スマートフォンや子ども向けスマートフォン」が1.6%、「機能限定携帯電話や子ども向け携帯電話」が19.8%、「その他の携帯電話」が21.8%となっている。

 学校種別にみると、「スマートフォン」を持っていると回答した青少年は、学校種が上がるほど多くなり、小学生では1割台前半(13.6%)だが、中学生では4割台後半(47.4%)、高校生では8割台前半(82.8%)となっている。一方、「機能限定携帯電話や子ども向け携帯電話」を持っていると回答した青少年は、学校種が上がるほど少なくなり、小学生では約6割(60.6%)であるが、中学生では2割弱(18.2%)、高校生では1割未満(2.9%)となっている。

 性・学校種別にみると、「スマートフォン」は、小学生と高校生では男女の大きな差はないが、中学生では男子(52.7%)が女子(43.7%)よりもやや多くなっている。また、小学生では、「機能限定携帯電話や子ども向け携帯電話」(男子:64.6%、女子:57.4%)は男子の方がやや多く、「その他の携帯電話」(男子:17.2%、女子:27.9%)は女子の方が多くなっている。

 平成24年度以前は、「機能限定携帯電話や子ども向け携帯電話」、「スマートフォン」、「その他の携帯電話」の3つの選択肢で質問していたが、参考として比べると、「スマートフォン」は平成22年度(2.9%)から平成25年度(56.8%)で大きく増加し、「その他の携帯電話」が平成22年度(81.4%)から平成25年度(21.8%)で大きく減少しているのが目立つ。(図表2-1-1-3)

(参考)平成22年度~24年度青少年のインターネット利用環境実態調査

図表2-1-1-4 携帯電話の種類(性・学校種別)【全数ベース】 (CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-1-1-4 携帯電話の種類(性・学校種別)【全数ベース】

 携帯電話を持っていない青少年を含めた総数(1,817人)でみると、「スマートフォン」が33.8%、「機能限定スマートフォンや子ども向けスマートフォン」が0.9%、「機能限定携帯電話や子ども向け携帯電話」が11.8%、「その他の携帯電話」が13.0%、「持っていない」が40.5%となっている。

 学校種別にみると、小学生では「持っていない」(63.4%)が6割台前半を占めるが、中学生では4割台後半(48.1%)であり、高校生では1割未満(2.8%)となっている。小学生では「スマートフォン」の所有は1割未満(5.0%)にとどまるが、中学生では2割台半ば(24.6%)、高校生では約8割(80.5%)と学校種が上がるほどスマートフォンの所有が多くなっている。

 性・学校種別にみると、高校生では男女の大きな差はないが、「持っていない」は小学生(男子:67.1%、女子59.7%)、中学生(男子:57.2%、女子:39.1%)では男子の方が多くなっている。(図表2-1-1-4)

(3)使い始めた時期

<携帯電話を持っている(Q1で「1」又は「2」と答えた)方に>
Q3 携帯電話を持っている人にお尋ねします。
ア)あなたが、携帯電話を使いはじめたのは何年生の時ですか。
(使いはじめたのが中学卒業後で学校に通っていない場合)では、使いはじめたのは中学卒業後何年目でしょうか。
調査員注:学校の種別を確認して○をした上で、学年を記入すること。なお、「1」の場合は学年を聞く必要はない。

図表2-1-1-5 使い始めた時期(性・学校種別) (CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-1-1-5 使い始めた時期(性・学校種別)

 「自分専用の携帯電話」又は「家族と一緒に使っている携帯電話」を持っていると回答した青少年(1,082人)に、携帯電話を使い始めた時期を聞いたところ、「小学校」が47.6%、「中学校」が32.7%、「高等学校・高等専門学校」が17.7%となっており、「小学校入学前(幼稚園や保育園など)」(0.5%)及び学校・高等専門学校に通っている場合を除く「中学卒業後」(0.1%)はわずかであった。

 平成21年度以降の調査結果と比べると、21年度は「中学校」で使い始めた青少年が最も多かったが、平成22年度以降は「小学校」で使い始めた青少年が最も多く、今回も4割台後半(47.6%)を占めている。また、いずれの年度も8割以上の青少年が中学校までに使い始めている。

 学校種別にみると、中学生では「小学校」から使い始めた青少年が5割強(51.8%)、「中学校」から使い始めた青少年が4割台後半(47.4%)となっている。

 高校生では「小学校」から使い始めた青少年が2割台前半(22.7%)、「中学校」から使い始めた青少年が3割台後半(36.8%)、「高等学校・高等専門学校」から使い始めた青少年が約4割(39.3%)となっている。

 性・学校種別にみると、中学生では、「小学校」(男子:44.6%、女子:56.7%)から使い始めた青少年は女子の方が多く、「中学校」(男子:54.1%、女子:42.8%)から使い始めた青少年は男子の方が多い。高校生では、「小学校」(男子:16.5%、女子:29.7%)から使い始めた青少年は女子の方が多く、「高等学校・高等専門学校」(男子:46.5%、女子:31.0%)から使い始めた青少年は男子の方が多くなっている。中学生、高校生とも、女子の方が携帯電話を年少の時期から使い始めている。(図表2-1-1-5)

 使い始めた学年をみると、「中学校1年生」(17.6%)と「高等学校・高等専門学校1年生」(16.9%)が最も多く、進学を機に使い始めることが多いようである。次いで「小学校6年生」(12.0%)、「小学校4年生」(11.5%)の順となっている。

 学校種別にみると、小学生では「小学校4年生」(26.2%)と「小学校3年生」(24.4%)がともに2割台で最も多い。中学生では「中学校1年生」(33.3%)が3割台前半で最も多く、次いで「小学校6年生」(21.2%)が2割強、「中学校2年生」(10.2%)が1割の順となっている。高校生では「高等学校・高等専門学校1年生」(37.4%)が3割台後半で最も多く、次いで「中学校3年生」(14.1%)と「中学校1年生」(14.1%)が1割台半ばとなっている。

 性・学校種別にみると、高校生では、使い始めた時期が「高等学校・高等専門学校1年生」(男子:43.8%、女子:30.1%)と回答した青少年は、女子より男子が多くなっている。

【図表2-1-1-6 使い始めた時期(学年)(性・学校種別)】 (CSV形式:8KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

(4)携帯電話(スマートフォン除く)でのフィルタリング利用

<スマートフォン以外の携帯電話をお持ちの方(Q2で「3」又は「4」と答えた方)に>
Q4 〔回答票3〕あなたが持っている携帯電話(スマートフォンを除く)で、フィルタリングを使っていますか。この中から1つだけお答えください。
調査員注:資料(回答票に掲載した説明文及び「フィルタリングのイメージ図」)をしっかり見てもらってから、回答してもらうこと

資料)フィルタリングとは ・・・ インターネット上の有害(ゆうがい)なサイトを見られないようにするための設定(せってい)、いわゆる「有害(ゆうがい)サイトへのアクセス制限(せいげん)サービス(ウェブ制限(せいげん)・時間(じかん)制限(せいげん)を含む)」のこと
(「フィルタリングのイメージ図」含む)
注)サイトとは、知りたい情報(じょうほう)があるときに、アクセスしてその情報(じょうほう)を調べたり見ることができるインターネット上の画面(ゲームや掲示板(けいじばん)など書き込めるものも含む)を指します。

図表2-1-1-7 携帯電話(スマートフォン除く)でのフィルタリングの利用(性・学校種別) (CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-1-1-7 携帯電話(スマートフォン除く)でのフィルタリングの利用(性・学校種別)

 「機能限定携帯電話や子ども向け携帯電話」又は「その他の携帯電話」を持っていると回答した青少年(450人)に携帯電話(スマートフォンを除く)のフィルタリングの利用を聞いたところ、「使っている」は38.4%、「インターネットが使えない機種・設定になっている」は16.0%であり、合わせると54.4%は『制限あり(計)』と回答している。一方、「使っていない」は18.9%、「わからない」は26.7%となっている。

 学校種別にみると、「使っている」は、小学生で1割台半ば(15.1%)、中学生で約5割(50.8%)、高校生で6割台前半(63.0%)となっている。また「インターネットが使えない機種・設定になっている」は小学生で3割弱(28.6%)と比較的多くなっている。ただし、学校種が下がるほど「わからない」が多く、小学生では38.4%が「わからない」と回答しているため、フィルタリングの利用率については保護者の回答結果も参照されたい(第2章第1節(6))。

 性・学校種別にみると、いずれの学校種でも男女で大きな差はみられない。(図表2-1-1-7)

(5)スマートフォンのフィルタリング認知

<携帯電話がスマートフォン(Q2で「1」又は「2」)と答えた方に。携帯電話がスマートフォン以外(Q2で「3」又は「4」)の方はQ7へ>
Q5 〔回答票4〕スマートフォンのフィルタリングには、(1) 携帯電話事業者が提供するフィルタリング(3G(スリージー)回線やLTE(エルティイー)等)、(2) Wi(ワイ)-Fi(ファイ)などの無線LAN(ラン)に対応したフィルタリング、(3) アプリに対応したフィルタリングの3種類があることを知っていますか。この中から1つだけお答えください。
調査員注:資料(回答票に掲載した説明文及び「フィルタリングのイメージ図」)をしっかり見てもらってから、回答してもらうこと

(資料)フィルタリングとは ・・・ インターネット上の有害(ゆうがい)なサイトを見られないようにするための設定(せってい)、いわゆる「有害(ゆうがい)サイトへのアクセス制限(せいげん)サービス(ウェブ制限(せいげん)・時間(じかん)制限(せいげん)を含む)」のこと
スマートフォンのフィルタリングを有効に活用するためには、(1) 携帯電話事業者が提供するフィルタリング(3G(スリージー)回線やLTE(エルティイー))、(2) Wi(ワイ)-Fi(ファイ)などの無線LAN(ラン)に対応したフィルタリング、(3) アプリに対応したフィルタリングの3種類のフィルタリングを設定する必要があります。 
(「フィルタリングのイメージ図」含む)

図表2-1-1-8 スマートフォンのフィルタリング認知(性・学校種別) (CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-1-1-8 スマートフォンのフィルタリング認知(性・学校種別)

 「スマートフォン」又は「機能限定スマートフォンや子ども向けスマートフォン」を持っていると回答した青少年(632人)に、スマートフォンには、(1) 携帯電話事業者が提供するフィルタリング(3G回線やLTE等)、(2) Wi-Fiなどの無線LANに対応したフィルタリング、(3)アプリに対応したフィルタリングの3種類があることを知っているかを聞いたところ、「知っていた」が48.6%、「なんとなく知っていた」が24.8%であり、合わせると73.4%は『知っていた(計)』と回答している。

 学校種別にみると、「知っていた」は中学生(41.7%)で4割強、高校生(56.1%)では5割台後半であり、高校生の方が認知は高くなっている。

 性・学校種別にみると、「知っていた」は、男女で大きな差はみられないが、中学生、高校生では、女子より男子の方がやや多い傾向である。(図表2-1-1-8)

(6)スマートフォンでのフィルタリングの利用

<携帯電話がスマートフォン(Q2で「1」又は「2」)と答えた方に>
Q6 〔回答票5〕あなたが持っているスマートフォンで、フィルタリングを使っていますか。この中から、あてはまるものをいくつでもあげてください。(M.A.)

資料)フィルタリングとは ・・・ インターネット上の有害(ゆうがい)なサイトを見られないようにするための設定(せってい)、いわゆる「有害(ゆうがい)サイトへのアクセス制限(せいげん)サービス(ウェブ制限(せいげん)・時間(じかん)制限(せいげん)を含む)」のこと
スマートフォンのフィルタリングを有効に活用するためには、(1) 携帯電話事業者が提供するフィルタリング(3G(スリージー)回線やLTE(エルティイー))、(2) Wi(ワイ)-Fi(ファイ)などの無線LAN(ラン)に対応したフィルタリング、(3) アプリに対応したフィルタリングの3種類のフィルタリングを設定する必要があります。
(「フィルタリングのイメージ図」含む)

図表2-1-1-9 スマートフォンでのフィルタリングの利用 (CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-1-1-9 スマートフォンでのフィルタリングの利用

 「スマートフォン」又は「機能限定スマートフォンや子ども向けスマートフォン」を持っていると回答した青少年(632人)に、スマートフォンでフィルタリングを使っているか聞いたところ、「携帯電話事業者が提供するフィルタリング(3G回線やLTE等)」が37.2%と最も多い。「Wi-Fiなどの無線LANに対応したフィルタリング」は9.5%、「アプリに対応したフィルタリング」は8.9%となっている。「アプリが使えない機種・設定になっている」(1.3%)、「Wi-Fiなどの無線LANが使えない機種・設定になっている」(1.1%)、「インターネットが使えない設定・機種になっている」(0.3%)といった機種・設定による制限はわずかである。「上記のいずれも使っていない」は33.4%であるが、「わからない」も19.3%と多くなっている。(図表2-1-1-9)

 学校種別にみると、スマートフォンのフィルタリングの認知(第1章第1節(5)が、中学生は高校生よりも低かったことと同様、フィルタリングの利用についても「わからない」という回答は、中学生(27.2%)の方が高校生(13.5%)よりも多くなっている。

 性・学校種別にみると、男女で大きな差はみられない。

【図表2-1-1-10 スマートフォンでのフィルタリングの利用(性・学校種別)】 (CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

 スマートフォンでのフィルタリングの利用の組み合わせをみると、「事業者提供・ネット制限のみ」(「携帯電話事業者が提供するフィルタリング(3G回線やLTE等)」又は「インターネットが使えない設定・機種になっている」のみと回答)が30.9%と最も多くなっている。
 「無線LAN対応・制限のみ」(「Wi-Fiなどの無線LANに対応したフィルタリング」又は「Wi-Fiなどの無線LANが使えない機種・設定になっている」のみ)は4.4%、「アプリに対応・制限のみ」(「アプリに対応したフィルタリング」又は「アプリが使えない機種・設定になっている」のみ)は4.7%となっている。
 インターネット、無線LAN、アプリのいずれか2種類の制限をかけている青少年をみると、「事業者提供(ネット制限)・無線LAN」(「『携帯電話事業者が提供するフィルタリング(3G回線やLTE等)』又は『インターネットが使えない設定・機種になっている』」かつ「『Wi-Fiなどの無線LANに対応したフィルタリング』又は『Wi-Fiなどの無線LANが使えない機種・設定になっている』」)は2.2%である。
 「無線LAN・アプリ」(「『Wi-Fiなどの無線LANに対応したフィルタリング』又は『Wi-Fiなどの無線LANが使えない機種・設定になっている』」かつ「『アプリに対応したフィルタリング』又は『アプリが使えない機種・設定になっている』」)は0.6%である。
「事業者提供(ネット制限)・アプリ」(「『携帯電話事業者が提供するフィルタリング(3G回線やLTE等)』又は『インターネットが使えない設定・機種になっている』」かつ「『アプリに対応したフィルタリング』又は『アプリが使えない機種・設定になっている』」)は1.7%である。
 3種類のフィルタリングもしくは制限をかけている青少年、すなわち「事業者提供(ネット制限)・無線LAN・アプリ」(「『携帯電話事業者が提供するフィルタリング(3G回線やLTE等)』又は『インターネットが使えない設定・機種になっている』」かつ「『Wi-Fiなどの無線LANに対応したフィルタリング』又は『Wi-Fiなどの無線LANが使えない機種・設定になっている』」かつ「『アプリに対応したフィルタリング』又は『アプリが使えない機種・設定になっている』」)は2.7%である。

 学校種別にみると、大きな差はみられない。

 性・学校種別にみても、男女で大きな差はみられない。

【図表2-1-1-11 スマートフォンでのフィルタリングの利用の組み合わせ(性・学校種別)】 (CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-1-1-12 フィルタリングの利用(性・学校種別) (CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-1-1-12 フィルタリングの利用(性・学校種別)

 「自分専用の携帯電話」又は「家族と一緒に使っている携帯電話」を持っていると回答した青少年(1,082人)について、携帯電話(スマートフォンを除く)とスマートフォンでのフィルタリングの利用において、フィルタリングを『使っている』又は『機能・設定による制限』があるという回答を「制限あり」、フィルタリング『使っていない』かつ『機能・設定による制限』がないという回答を「制限なし」として算出した。

 「制限あり」は50.3%、「制限なし」は27.4%である。「わからない」は22.4%となっている。

 学校種別にみると、「制限あり」という青少年は小学生(40.3%)では4割だが、中学生(52.6%)と高校生(53.2%)では5割台前半と多くなっている。ただし、小学生では「わからない」という回答(40.3%)が4割を占める。

 性・学校種別にみると、小学生では、「制限あり」という回答は、男子(35.4%)より女子(44.3%)の方がやや多くなっている。(図表2-1-1-12)

(参考)平成21年度~24年度青少年のインターネット利用環境実態調査

(平成24年度)
<Q1で「1」又は「2」と答えた方に>
Q4 〔回答票3〕あなたが現在持っている携帯電話で、フィルタリングを使っていますか。この中から1つだけお答えください。
調査員注:資料(回答票に掲載した説明文及び「フィルタリングのイメージ図」)をしっかり見てもらってから、回答してもらうこと
(資料)フィルタリングとは ・・・ インターネット上の有害(ゆうがい)なサイト注)を見られないようにするための設定(せってい)、いわゆる「有害(ゆうがい)サイトへのアクセス制限(せいげん)サービス(ウェブ制限(せいげん)・時間(じかん)制限(せいげん)を含む)」のこと
(「フィルタリングのイメージ図」含む)
注)サイトとは、知りたい情報(じょうほう)があるときに、アクセスしてその情報(じょうほう)を調べたり見ることができるインターネット上の画面(ゲームや掲示板(けいじばん)など書き込めるものも含む)を指します。

(7)インターネットの利用項目

<携帯電話を持っている(Q1で「1」又は「2」と答えた)方に>
Q7 〔回答票6〕あなたは、携帯電話でインターネットを使って何をしていますか。この中から、あてはまるものをいくつでもあげてください。なお、「インターネット」には、WEB(ウェブ)サービス及びアプリケーションを含みます。※1(M.A.)

図表2-1-1-13 インターネットの利用項目 (CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-1-1-13 インターネットの利用項目

※1 平成25年度、「なお、『インターネット』には、WEBサービス及びアプリケーションを含みます。」を追加
※2 平成24年度は、「チャット等を用いたコミュニケーション」

 「自分専用の携帯電話」又は「家族と一緒に使っている携帯電話」を持っていると回答した青少年(1,082人)に、携帯電話でインターネットを使って何をしているかを聞いたところ、「メール」が最も多く68.8%、次いで「調べもの」が51.1%、「(音楽や動画等の)閲覧」が40.3%、「ゲーム」が39.8%、「SNSサイトなどインターネット上でのコミュニケーション」が31.4%、「メッセージやチャット等を用いたコミュニケーション」が29.5%などとなっている。
 平成24年度の調査結果と比べると、「メール」(24年度:74.1%、25年度:68.8%)は今回の調査で約5ポイント減少している。一方、「調べもの」(24年度:42.0%、25年度:51.1%)、「(音楽や動画等の)閲覧」(24年度:33.2%、25年度:40.3%)、「ゲーム」(24年度:32.2%、25年度:39.8%)、「SNSサイトなどインターネット上でのコミュニケーション」(24年度:20.8%、25年度:31.4%)、「メッセージやチャット等を用いたコミュニケーション」(24年度:13.9%、25年度:29.5%)はいずれも今回の調査で増加している。特に、「メッセージやチャット等を用いたコミュニケーション」は今回の調査で約16ポイント増加と伸びが大きくなっている。(図表2-1-1-13)

 学校種別にみると、小学生では、最も多い「メール」(37.1%)でも3割台後半にとどまり、「調べもの」(11.3%)及び「ゲーム」(11.3%)はそれぞれ1割強となっている。その他の項目は1割未満となっている。
 中学生では「メール」(71.3%)が7割強で最も多く、「調べもの」(45.5%)が4割台半ば、「ゲーム」(41.0%)が4割強で続く。
 高校生では、「メール」(81.0%)が8割強で最も多く、「調べもの」(73.0%)が7割台前半、「(音楽や動画等の)閲覧」(60.1%)が6割で続いている。

 性・学校種別にみると、中学生では、「ゲーム」は男子(53.4%)が半数を超え、女子(32.6%)を上回っている。高校生でも、「ゲーム」(男子:63.5%、女子:38.0%)は男子の方が多くなっている。また、高校生では、「買い物やチケットの予約」(男子:10.4%、女子:19.2%)は男子よりも女子の方が多くなっている。

【図表2-1-1-14 インターネットの利用項目(性・学校種別)】 (CSV形式:2KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

 所有している携帯電話の種類の回答(Q2)別にみると、スマートフォン(計)を所有している青少年ではいずれの項目もスマートフォン以外の携帯電話(計)を所有している青少年よりも多い。スマートフォン以外の携帯電話(計)を所有している青少年では、「メール」(51.6%)は5割強が利用しているが、そのほかの項目は1割台以下と少ない。
 インターネットを『利用している』(いずれかの利用項目を1つでもあげた青少年)という回答は、スマートフォン(計)を所有している青少年では98.4%、スマートフォン以外の携帯電話(計)を所有している青少年では56.7%である。

 スマートフォン以外の携帯電話の種類別にみると、機能限定や子ども向け携帯電話を所有している青少年では、インターネットを『利用している』という回答は42.5%だが、その他の携帯電話を所有している青少年では69.5%と多い。

【図表2-1-1-15 インターネットの利用項目(携帯電話の種類別)】 (CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-1-1-16 インターネットの利用(性・学校種別) (CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-1-1-16 インターネットの利用(性・学校種別)

 「自分専用の携帯電話」又は「家族と一緒に使っている携帯電話」を持っていると回答した青少年(1,082人)に、携帯電話でインターネットを使って何をしているかを聞いた結果から、携帯電話でインターネットを『利用している』(いずれかの利用項目を1つでもあげた青少年)は8割強(81.1%)を占めていることがわかる。
 平成24年度調査結果と比べると、『利用している』(24年度:78.2%、25年度81.1%)はわずかに多くなっているが、大きな差はみられない。

 学校種別にみると、携帯電話でインターネットを『利用している』は、小学生では44.3%、中学生では82.1%、高校生では96.7%と、学校種が上がるにしたがって多くなっている。

 性・学校種別にみると、男女で大きな差はみられない。(図表2-1-1-16)

(参考)平成21年度~23年度青少年のインターネット利用環境実態調査

インターネットの利用 (CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます
インターネットの利用
 ※ 各年度の携帯電話での「メールの利用」と「サイトの閲覧」からインターネットの利用率を算出

(8)インターネットの平均的な利用時間

<携帯電話でインターネットを使っている(Q7で「1~9」のいずれかを答えた)方に>
Q8 あなたは、平日(土日を除いて)1日に平均して、どのくらいの時間、携帯電話でインターネットを使いますか。 携帯電話でメールを使ったり、サイトを見たりすることも「インターネットの利用」になります。
なお、「メールを使っている時間」とは、携帯電話を操作してメールを見たり、書き込んだりしている時間です。単に受信メールを待っている時間は含めないでお答えください。
調査員注:「使っていない」場合は、「0」分と記入すること。

図表2-1-1-17 インターネットの平均的な利用時間(性・学校種別、携帯電話の種類別) (CSV形式:2KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-1-1-17 インターネットの平均的な利用時間(性・学校種別、携帯電話の種類別)

 携帯電話でインターネットを『利用している』青少年(877人)に、インターネットの平均的な利用時間を聞いたところ、「使っていない」が3.9%、「30分未満」が15.2%、「30分以上1時間未満」が16.0%、「1時間以上2時間未満」が22.0%、「2時間以上3時間未満」が16.6%、「3時間以上4時間未満」が11.1%、「4時間以上5時間未満」が4.2%、「5時間以上」が7.9%となっている。2時間以上インターネットを使っている青少年は39.8%を占め、平均時間は107.4分となっている。
 平成24年度の調査結果と比べると、2時間以上インターネットを使っている青少年の割合(24年度:35.1%、25年度:39.8%)は、今回の調査で約5ポイント増加している。

 学校種別にみると、2時間以上インターネットを使っている青少年は、小学生では、2.0%とほとんどみられないが、中学生では32.6%と約3分の1となり、高校生では52.2%と過半数に達している。平均時間でみても、小学生(21.8分)、中学生(86.6分)、高校生(134.3分)と学校種が上がるにしたがって平均時間は長くなっている。
 「使っていない」と「30分未満」は学校種が低くなるほど多く、小学校では「使っていない」が13.3%、「30分未満」が48.0%となっている。

 性・学校種別でみると、2時間以上インターネットを使っている青少年は、高校生では女子(57.9%)が5割台後半と、男子(47.2%)よりも多くなっている。中学生では男女で大きな差はみられない。また平均時間では高校生女子が156.1分で最長となっている。

 所有している携帯電話の種類の回答(Q2)別にみると、スマートフォン(計)を所有している青少年では、51.1%と半数強が2時間以上インターネットを使っている。スマートフォン以外の携帯電話(計)を所有している青少年では、2時間以上のインターネットの使用は12.2%にとどまる。

 スマートフォン以外の携帯電話の種類別にみると、その他の携帯電話を所有している青少年では2時間以上のインターネットの使用は15.2%で、機能限定や子ども向け携帯電話を所有している青少年(6.6%)よりやや多い。(図表2-1-1-17)

(9)インターネット上の経験

<携帯電話でインターネットを使っている(Q7で「1~9」のいずれかを答えた)方に>
Q9 〔回答票7〕あなたは、携帯電話でインターネットを使っていて、このようなことがありますか。この中から、あてはまるものをいくつでもあげてください。(M.A.)

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図表2-1-1-18 インターネット上の経験

※1 平成24年度は「SNSサイトやゲームサイトで知り合った人とやりとりしたことがある」
※2 平成24年度は「SNSサイトやゲームサイトで知り合った人と会ったことがある」

 携帯電話でインターネットを『利用している』青少年(877人)に、インターネット上のトラブルや問題行動に関連する行為の経験を聞いたところ、「チェーンメールが送られてきたことがある」(29.6%)が最も多く、次いで「自分が知らない人や、お店などからメールが来たことがある」(19.4%)、「インターネットにのめりこんで勉強に集中できなかったり、睡眠不足になったりしたことがある」(15.4%)、「SNSサイトやゲームサイト、メッセージやチャット等で知り合った人とやりとりしたことがある」(13.6%)などとなっている。一方、「あてはまるものはない」と回答した青少年は半数(49.9%)である。
 平成24年度調査の結果と比べると、「チェーンメールが送られてきたことがある」(24年度:44.1%、25年度:29.6%)は今回の調査で約15ポイント減少している。「インターネットにのめりこんで勉強に集中できなかったり、睡眠不足になったりしたことがある」(24年度:10.8%、25年度:15.4%)と「SNSサイトやゲームサイト、メッセージやチャット等で知り合った人とやりとりしたことがある」(24年度:9.4%、25年度:13.6%)は、今回の調査でやや増加している。(図表2-1-1-18)

 携帯電話でインターネットを『利用している』青少年(877人)に、インターネット上のトラブルや問題行動に関連する行為の経験を聞いた結果から、『あてはまるものがある』(いずれかの経験を1つでもあげた青少年)は約半数(49.3%)を占めていることがわかる。

 学校種別にみると、小学生では『あてはまるものがある』という回答は約1割(9.2%)だが、中学生(49.7%)では半数、高校生(57.3%)では5割台後半と、学校種が上がるほど多くなっている。
中学生と高校生を比べると、「自分が知らない人や、お店などからメールが来たことがある」(中学生:16.1%、高校生:24.1%)と「インターネットにのめりこんで勉強に集中できなかったり、睡眠不足になったりしたことがある」(中学生:11.7%、高校生:20.7%)は高校生の方が多くなっている。

 性・学校種別にみると、『あてはまるものがある』という回答は、中学生(男子:38.1%、女子:58.1%)、高校生(男子:52.8%、女子:62.4%)ともに、男子より女子の方が多い。各項目をみると、「チェーンメールが送られてきたことがある」という回答が中学生(男子:19.8%、女子:41.9%)、高校生(男子:27.8%、女子:40.3%)ともに、男子より女子の方が多くなっている。

【図表2-1-1-19 インターネット上の経験(性・学校種別)】 (CSV形式:4KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

 所有している携帯電話の種類についての回答(Q2)別にみると、いずれの項目も、スマートフォン(計)を所有している青少年で多い傾向であり、『あてはまるものがある』という回答は、スマートフォンを持っている青少年(55.5%)で5割台半ばと、スマートフォン以外の携帯電話(計)を持っている青少年(34.1%)より多くなっている。

 スマートフォン以外の携帯電話の種類別にみると、『あてはまるものがある』という回答は、その他の携帯電話を所有している青少年で約4割(39.0%)だが、機能限定や子ども向け携帯電話を所有している青少年では2割台半ば(25.3%)とやや少なくなっている。

【図表2-1-1-20 インターネット上の経験(携帯電話の種類別)】 (CSV形式:2KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

 「スマートフォン」又は「機能限定スマートフォンや子ども向けスマートフォン」を持っていると回答した青少年の無線LAN機能の利用についての回答(Q17)別にみると、無線LAN機能を「使うことがある」と回答した青少年と「使うことはない」と回答した青少年で、大きな差はみられない。

【図表2-1-1-21 インターネット上の経験(無線LAN機能の利用別)】 (CSV形式:2KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

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