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第II部 調査の結果

第1章 青少年調査の結果

第5節 その他

(1)家庭のルール

<携帯電話、パソコン、ゲーム機、タブレット型携帯端末、携帯音楽プレイヤーのいずれかを利用している(1ページのQ1で「1」又は「2」、4ページのQ10で「1~2」(自宅利用)、6ページのQ15ア)で「1~3」のいずれかを答えた)方に。それ以外の方は次ページのQ20へ>
Q19 〔回答票15〕あなたの家では、携帯電話やパソコン、ゲーム機、タブレット型携帯端末、携帯音楽プレイヤーの使い方について何かルールがありますか。この中から、あてはまるものをいくつでもあげてください。(M.A.)

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図表2-1-5-1  家庭のルール

 携帯電話、パソコン、ゲーム機、タブレット型携帯端末、携帯音楽プレイヤーのいずれかを利用していると回答した青少年(1,736人)に、家庭では、携帯電話やパソコン、ゲーム機、タブレット型携帯端末、携帯音楽プレイヤーの使い方について何かルールがあるかを聞いたところ、「利用する時間を決めている」が28.2%で最も多く、次いで「守るべき利用マナーを決めている」が20.1%、「利用料金の上限を決めている」が13.7%、「利用する場所を決めている」が12.2%などとなっている。(図表2-1-5-1)


 携帯電話、パソコン、ゲーム機、タブレット型携帯端末、携帯音楽プレイヤーのいずれかを利用していると回答した青少年(1,736人)に、家庭では、携帯電話やパソコン、ゲーム機、タブレット型携帯端末、携帯音楽プレイヤーの使い方について何かルールがあるかを聞いた結果から、『ルールを決めている(計)』(いずれかのルールを1つでもあげた青少年)は57.4%である。

 学校種別にみると、『ルールを決めている(計)』という回答は、学校種別が上がるほど少なくなっている(小学生:62.9%、中学生57.5%、高校生:52.0%)。
 ルールの内容をみると、「利用する時間を決めている」(小学生:41.6%、中学生:30.0%、高校生:11.6%)は、学校種が上がるほど少なくなっている。
一方、「守るべき利用マナーを決めている」(小学生:17.2%、中学生:19.6%、高校生:24.3%)と「利用料金の上限を決めている」(小学生:7.2%、中学生:13.3%、高校生:21.7%)は、学校種が上がるほど多くなっている。
 「利用する場所を決めている」は、小学生(14.3%)と中学生(14.3%)は1割台半ばだが、高校生は7.4%とやや少ない。

 性・学校種別にみると、小学生では、「利用する時間を決めている」(男子:50.2%、女子33.1%)という青少年は男子の方が多くなっている。

【図表2-1-5-2  家庭のルール (性・学校種別)】 (CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます


 所有している携帯電話の種類の回答(Q2)別にみると、携帯電話、パソコン、ゲーム機、タブレット型携帯端末、携帯音楽プレイヤーの使い方について、『ルールを決めている(計)』という回答は、スマートフォン(計)を所有している青少年(55.2%)よりも、スマートフォン以外の携帯電話(計)を所有している青少年(60.2%)の方がやや多いものの、大きな差はみられない。
 スマートフォン以外の携帯電話(計)を所有している青少年では、スマートフォン(計)を所有している青少年よりも、携帯電話、パソコン、ゲーム機、タブレット型携帯端末、携帯音楽プレイヤーについて「利用する時間を決めている」(スマートフォン(計):16.1%、携帯電話(計):29.1%)という回答が多い。また、「利用する場所を決めている」(スマートフォン(計):8.7%、携帯電話(計):12.4%)、「サイトについて、使用を禁止したり利用内容を決めている」(スマートフォン(計):7.9%、携帯電話(計):12.2%)という回答もスマートフォン以外の携帯電話(計)を所有している青少年でやや多い。
 一方、「守るべき利用マナーを決めている」(スマートフォン(計):25.3%、携帯電話(計):19.1%)と「利用料金の上限を決めている」(スマートフォン(計):21.5%、携帯電話(計):12.9%)は、スマートフォン(計)を所有している青少年の方が多くなっている。

 スマートフォン以外の携帯電話の種類別にみると、機能限定や子ども向け携帯電話を所有している青少年で、携帯電話、パソコン、ゲーム機、タブレット型携帯端末、携帯音楽プレイヤーについて「利用する時間を決めている」が34.1%と、その他の携帯電話を所有している青少年(24.6%)よりもやや多く、『ルールを決めている(計)』(機能限定や子ども向け携帯電話:65.0%、その他の携帯電話:55.9%)という回答もやや多い。

【図表2-1-5-3  家庭のルール (携帯電話の種類別)】 (CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます


 平日における携帯電話でのインターネットの平均的な利用時間の回答(Q8)別にみると、携帯電話、パソコン、ゲーム機、タブレット型携帯端末、携帯音楽プレイヤーの使い方について、携帯電話でインターネットを2時間以上利用していると回答した青少年では、『ルールを決めている(計)』という回答は50.7%と他の層よりやや少なくなっており、「利用する時間を決めている」という回答も9.5%と他の層よりも少ない。

【図表2-1-5-4  家庭のルール (携帯電話のインターネットの平均的な利用時間別)】  (CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます


 インターネットに関する啓発学習経験の回答(Q20)別にみると、携帯電話、パソコン、ゲーム機、タブレット型携帯端末、携帯音楽プレイヤーの使い方について、『ルールを決めている(計)』という回答は、インターネットの危険性について説明を受けたり学んだりしたことがあると回答した青少年(58.7%)の方が、教えてもらったり学んだりしたことはないと回答した青少年(44.8%)よりも多い。

 啓発学習経験・学校種別にみても、『ルールを決めている(計)』という回答は、小学生では、説明を受けたり学んだりしたことがあると回答した青少年(66.3%)の方が、教えてもらったり学んだりしたことはないと回答した青少年(50.5%)よりも多い。

【図表2-1-5-5  家庭のルール (啓発学習経験・学校種別)】  (CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

(参考)平成21年度~24年度青少年のインターネット利用環境実態調査
(平成24年度)
<Q1で「1」又は「2」と答えた方に>
Q9 〔回答票7〕あなたの家では、携帯電話の使い方について何かルールがありますか。この中から、あてはまるものをいくつでもあげてください。(M.A.)

(参考)平成21年度~24年度青少年のインターネット利用環境実態調査
(平成24年度)
<自宅のパソコンを使っている方に(Q11で「1~2」を回答)。
自宅のパソコンを使っていない方(Q11で「3~6」のみを回答)は7ページのQ18へ>
Q16 〔回答票12〕あなたの家では、パソコンの使い方について何かルールがありますか。この中から、あてはまるものをいくつでもあげてください。(M.A.)

(2)インターネットに関する啓発や学習の経験

<全員に>
Q20 〔回答票16〕あなたは、有害サイト(出会い系サイトやアダルトサイトなど)やネットいじめの問題などインターネットの危険性について、これまで説明を受けたり学んだりしたことがありますか。この中から、あてはまるものをいくつでもあげてください。(M.A.)

図表2-1-5-6  インターネットに関する啓発や学習の経験 (CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-1-5-6  インターネットに関する啓発や学習の経験

 回答した全ての青少年(1,817人)に対して、インターネットの危険性について説明を受けたり学んだりした経験を聞いたところ、「学校で教えてもらった」が83.2%で最も多くなっている。次いで「親(保護者)から教えてもらった」(28.4%)、「テレビや本・パンフレットなどで知った」(13.5%)となっている。一方、「特に教えてもらったり学んだりしたことはない」は9.5%となっている。
 平成21年度以降の調査結果と比べると、「学校で教えてもらった」をあげた青少年は8割程度で推移しており、大きな変化はみられない。また、「親(保護者)から教えてもらった」は平成23年度から増加傾向にある。「テレビや本・パンフレットなどで知った」は、平成24年度(18.6%)から平成25年度(13.5%)でやや減少している。
 「特に教えてもらったり学んだりしたことはない」は、平成23年度以降減少傾向である。(図表2-1-5-6)


 学校種別にみると、「学校で教えてもらった」は、小学生では6割台後半(66.2%)であるが、中学生(91.3%)、高校生(93.0%)では9割台前半と多くなっている。一方、「特に教えてもらったり学んだりしたことはない」は、小学生では2割(20.0%)だが、中学生(5.4%)、高校生(2.6%)では1割未満と少なくなっている。

 性・学校種別にみると、「学校で教えてもらった」は、中学生で男子(88.7%)より女子(93.8%)の方がやや多い。

【図表2-1-5-7  インターネットに関する啓発や学習の経験(性・学校種別)】  (CSV形式:4KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

(3)フィルタリングの認知度

Q21 〔回答票17〕あなたは、このアンケートに答えるまで、フィルタリングとは何かを知っていましたか。この中から1つだけお答えください。
調査員注:資料(〔回答票に掲載した説明文及び「フィルタリングのイメージ図」〕)をしっかり見てもらってから、回答してもらうこと

(資料)フィルタリングとは ・・・ インターネット上の有害(ゆうがい)なサイトを見られないようにするための設定(せってい)、いわゆる「有害(ゆうがい)サイトへのアクセス制限(せいげん)サービス(ウェブ制限(せいげん)・時間(じかん)制限(せいげん)を含む)」のこと(「フィルタリングのイメージ図」含む)

スマートフォンをご利用の方へ・・※
スマートフォンのフィルタリングを有効に活用するためには、(1)携帯電話事業者が提供するフィルタリング(3G(スリージー)回線やLTE(エルティイー))、(2)Wi(ワイ)-Fi(ファイ)などの無線LAN(ラン)に対応したフィルタリング、(3)アプリに対応したフィルタリングの3種類のフィルタリングを設定する必要があります。

図表2-1-5-8 フィルタリングの認知度(性・学校種別) (CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-1-5-8 フィルタリングの認知度(性・学校種別)

※資料の「スマートフォンご利用の方へ」の説明は、平成25年度に追加

 回答した全ての青少年(1,817人)に、フィルタリングとは何か知っていたかを聞いたところ、「知っていた」は35.9%、「なんとなく知っていた」は21.8%であり、合わせると『知っていた(計)』は57.7%である。「まったく知らなかった」は42.3%となっている。
 平成21年度以降の調査結果と比べると、「知っていた」は平成24年度からやや減少し、「なんとなく知っていた」はやや増加しているが、『知っていた(計)』という回答に大きな変化はみられない。

 学校種別にみると、「知っていた」は学校種が上がるほど多くなっており、小学生(8.4%)では1割未満だが、中学生では3割台後半(37.3%)、高校生では6割台後半(66.8%)に達している。一方、「まったく知らなかった」は学校種が上がるほど少なくなっており、小学生では7割台後半(76.7%)である。

 性・学校種別にみると、「知っていた」は、中学生と高校生で、男子(中学生:40.8%、高校生:70.5%)が女子(中学生:34.0%、高校生:62.6%)を上回っている。(図表2-1-5-8)

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