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第2部 調査の結果(第2章 第3節)

第2章 保護者調査の結果

第3節 インターネットに関する保護者の認識

(1)インターネット利用における問題の認知度

回答した全ての保護者(3,469人)に、保護者自身が、インターネットを安全に安心して利用するために注意しなければならない内容を知っているかを聞いたところ、「出会い系サイトや著作権等の違法情報の問題を知っている」が83.0%で最も多く、次いで「個人情報やパスワード等のプライバシー保護に関する問題を知っている」が74.9%、「インターネット上のコミュニケーションで注意すべき点を知っている」が74.0%、「ウィルス対策や不正アクセス対策等のセキュリティ対策に関する問題を知っている」が71.2%、「公序良俗に反するような情報や成人向け情報等の有害情報に関する問題を知っている」が71.0%と続く。

「クレジットカードの管理等の電子商取引に関する問題を知っている」は64.3%、「インターネットの過度の利用に関する問題を知っている」は59.0%の認知度であり、相対的に低い。

「いずれも知らない」は、保護者の6.4%となっている。

平成26年度以降の調査結果と比べると、インターネット利用における問題の認知に大きな差は見られない。

<全員に>
Q5 あなた(保護者自身)は、インターネットを安全に安心して利用するために注意しなければならない内容を知っていますか。この中から、あてはまるものをすべてあげてください。(いくつでも

図表2-2-3-1 インターネット利用における問題の認知度 (CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-3-1 インターネット利用における問題の認知度

インターネットを安全に安心して利用するための問題の認知度を学校種別にみても、大きな差はみられない。年齢別にみても、それほど大きな差はみられない。

図表2-2-3-2 インターネット利用における問題の認知度
(学校種別、年齢別)
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図表2-2-3-2 インターネット利用における問題の認知度(学校種別、年齢別)

(2)家庭のルール

子供がいずれかのインターネット接続機器を利用している保護者(2,904人)に、インターネットの使い方に何かルールがあるかを聞いたところ、「困ったときにはすぐに保護者に相談するように決めている」が45.2%で最も多く、次いで「利用する時間を決めている」が37.9%、「ゲームやアプリの利用料金の上限や課金の利用方法を決めている」が37.8%、「利用する場所を決めている」が36.7%と続く。

また、「他人を誹謗中傷する書き込みをしないなど、送信・投稿する内容を決めている」が27.5%、「利用するサイトやアプリの内容を決めている」が27.1%、「パスワードや電話帳情報、位置情報(GPS)などの利用者情報が漏れないようにしている」が22.0%、「メールやメッセージを送る相手を制限している」が17.5%である。

「特にルールを決めていない」は、14.8%である。

平成26年度以降の調査結果と比べると、「利用するサイトやアプリの内容を決めている」、「他人を誹謗中傷する書き込みをしないなど、送信・投稿する内容を決めている」、「パスワードや電話帳情報、位置情報(GPS)などの利用者情報が漏れないようにしている」、「ゲームやアプリの利用料金の上限や課金の利用方法を決めている」、「メールやメッセージを送る相手を制限している」は、増加傾向にある。

<あなたの子供(青少年)が、いずれかの機器でインターネットを利用している(Q7で1つ以上「1」を回答)方に>
Q9 あなたの子供(青少年)がインターネットを利用するにあたって、インターネットの使い方について何かルールがありますか。この中から、あてはまるものをすべてあげてください。(いくつでも

図表2-2-3-3 家庭のルール (CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-3-3 家庭のルール

子供がいずれかのインターネット接続機器を利用している保護者(2,904人)に、インターネットの使い方に何かルールがあるかを聞いた結果から、「ルールを決めている(計)」(いずれかのルールを1つでもあげた保護者)は83.5%である。

学校種別にみると、「ルールを決めている(計):いずれかのルールを1つでもあげた保護者」は、小学生の保護者では91.5%、中学生の保護者では86.7%、高校生の保護者では74.5%と、学校種が上がるほど少なくなっている。

ルールの内容をみると、「利用する時間を決めている」(小学生の保護者:56.1%、中学生の保護者:44.0%、高校生の保護者:18.4%)、「利用する場所を決めている」(小学生の保護者:56.6%、中学生の保護者:43.9%、高校生の保護者:14.9%)、「利用するサイトやアプリの内容を決めている」(小学生の保護者:35.3%、中学生の保護者:32.0%、高校生の保護者:16.1%)、「メールやメッセージを送る相手を制限している」(小学生の保護者:28.3%、中学生の保護者:20.5%、高校生の保護者:6.7%)は、学校種が上がるほど少なくなっている。

一方、「ゲームやアプリの利用料金の上限や課金の利用方法を決めている」は、小学生の保護者では29.3%だが、中学生の保護者では42.1%、高校生の保護者では39.1%と多くなっている。また、「他人を誹謗中傷する書き込みをしないなど、送信・投稿する内容を決めている」は、小学生の保護者では16.6%だが、中学生の保護者では34.6%、高校生の保護者では27.3%と多くなっている。

年齢別にみると、「ルールを決めている(計):いずれかのルールを1つでもあげた保護者」は、10歳~13歳の保護者では90%以上となっている。

図表2-2-3-4 家庭のルール(学校種別、年齢別) (CSV形式:2KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-3-4 家庭のルール(学校種別、年齢別)

保護者のインターネットに関する啓発学習経験の回答(Q16)別にみると、インターネットの使い方について、「ルールを決めている(計):いずれかのルールを1つでもあげた保護者」は、インターネットの危険性について説明を受けたり学んだりしたことがあると回答した保護者(85.3%)の方が、教えてもらったり学んだりしたことはないと回答した保護者(58.6%)より多い。

図表2-2-3-5 家庭のルール(啓発学習経験・学校種別) (CSV形式:2KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-3-5 家庭のルール(啓発学習経験・学校種別)

青少年の家庭のルールについての回答(第1章第2節(1)))と、保護者の家庭のルールについての回答を比較してみると、「ルールを決めている(計)」という回答は、青少年で65.1%、保護者で83.5%と、保護者の方が18.4ポイント多い。

「困ったときにはすぐに保護者に相談するように決めている」は、青少年で26.8%、保護者で45.2%と、保護者の方が18.4ポイント多い。

「ゲームやアプリの利用料金の上限や課金の利用方法を決めている」は、青少年で23.1%、保護者で37.8%と、保護者の方が14.7ポイント多い。

「他人を誹謗中傷する書き込みをしないなど、送信・投稿する内容を決めている」は、青少年で11.9%、保護者で27.5%と、保護者の方が15.6ポイント多い。

「利用するサイトやアプリの内容を決めている」は、青少年で12.0%、保護者で27.1%と、保護者の方が15.1ポイント多い。

「利用する場所を決めている」も、青少年で22.9%、保護者で36.7%と、保護者の方が13.8ポイント多く、「利用する時間を決めている」は、青少年で31.6%、保護者で37.9%と、保護者の方が6.3ポイント多い。

学校種別にみても、いずれの学校種でも、保護者の方が青少年より「ルールを決めている(計)」という回答が多い。特に、高校生では、高校生で52.8%、高校生の保護者で74.5%と、保護者の方が21.7ポイント多く、その差が大きい。

図表2-2-3-6 家庭のルール(青少年と保護者の比較) (CSV形式:2KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-3-6 家庭のルール(青少年と保護者の比較)

(3)インターネットに関する啓発や学習の経験

回答した全ての保護者(3,469人)に、インターネットの危険性について説明を受けたり学んだりした経験があるかを聞いたところ、「学校の保護者会やPTAの会合などで説明を受けた」が61.9%で最も多く、次いで「学校から配布された啓発資料などで知った」が61.2%、「テレビや本・パンフレットなどで知った」が43.6%、「インターネットで知った」が24.7%、「保護者同士の会話の中で知った」が22.8%と続く。

なお、「特に学んだことはない」は6.1%となっている。

平成21年度以降の調査結果と比べると、「学校の保護者会やPTAの会合などで説明を受けた」は、平成24年度以降は増加傾向にある。

「インターネットで知った」も、平成25年度以降は増加傾向にある。

「学校から配布された啓発資料などで知った」は、平成27年度以降は横ばいである。

「テレビや本・パンフレットなどで知った」は、平成26年以降減少傾向にある。

<全員に>
Q16 あなた(保護者自身)は、青少年に不適切なサイト(出会い系サイトやアダルトサイトなど)やネットいじめの問題などインターネットの危険性について、これまで説明を受けたり学んだりしたことがありますか。この中から、あてはまるものをすべてあげてください。(いくつでも

図表2-2-3-7 インターネットに関する啓発や学習の経験 (CSV形式:2KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-3-7 インターネットに関する啓発や学習の経験

※1 「保護者同士の会話の中で知った」は平成26年度新規項目のため平成25年度以前のデータは存在しない
※2 平成25年度以前は「携帯電話を買った店員に説明してもらった」
※3 「機器の購入時に資料をもらった」は平成26年度新規項目のため平成25年度以前のデータは存在しない
※4 平成25年度以前は「友だちから教えてもらった」
※5 平成23年度以前は「公共施設などで開かれた講座に参加して教えてもらった」

学校種別にみると、「学校の保護者会やPTAの会合などで説明を受けた」(小学生の保護者:52.1%、中学生の保護者:66.0%、高校生の保護者:66.3%)、「学校から配布された啓発資料などで知った」(小学生の保護者:55.0%、中学生の保護者:64.8%、高校生の保護者:62.9%)は、小学生の保護者より、中学生、高校生の保護者の方が多くなっている。

「テレビや本・パンフレットなどで知った」(小学生の保護者:47.1%、中学生の保護者:43.0%、高校生の保護者:41.1%)、「インターネットで知った」(小学生の保護者:27.5%、中学生の保護者:24.8%、高校生の保護者:22.1%)、「保護者同士の会話の中で知った」(小学生の保護者:25.0%、中学生の保護者:25.8%、高校生の保護者:17.1%)は、小学生、中学生の保護者の方が多くなっている。

「機器の購入時に販売員に説明してもらった」(小学生の保護者:8.2%、中学生の保護者:11.7%、高校生の保護者:15.6%)は、学校種が上がるほど多くなっている。

図表2-2-3-8 インターネットに関する啓発や学習の経験
(学校種別、年齢別)
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図表2-2-3-8-1 インターネットに関する啓発や学習の経験(学校種別、年齢別)

※1 平成23年度以前は「公共施設などで開かれた講座に参加して教えてもらった」
※2 平成25年度以前は「携帯電話を買った店員に説明してもらった」
※3 平成25年度以前は「友だちから教えてもらった」

図表2-2-3-8 インターネットに関する啓発や学習の経験
(学校種別、年齢別)(続き)
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図表2-2-3-8-2 インターネットに関する啓発や学習の経験(学校種別、年齢別)(続き)

※1 平成23年度以前は「公共施設などで開かれた講座に参加して教えてもらった」
※2 平成25年度以前は「携帯電話を買った店員に説明してもらった」
※3 平成25年度以前は「友だちから教えてもらった」

図表2-2-3-8 インターネットに関する啓発や学習の経験
(学校種別、年齢別)(続き)
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図表2-2-3-8-2 インターネットに関する啓発や学習の経験(学校種別、年齢別)(続き)

※1 平成23年度以前は「公共施設などで開かれた講座に参加して教えてもらった」
※2 平成25年度以前は「携帯電話を買った店員に説明してもらった」
※3 「機器の購入時に資料をもらった」は平成26年度新設項目のため平成25年度以前のテデータは存在しない
※4 「保護者同士の会話の中で知った」は平成26年度新設項目のため平成25年度以前のデータは存在しない

地域別にみると、「学校の保護者会やPTAの会合などで説明を受けた」は、九州・沖縄が68.1%、北関東が65.3%、南関東が64.5%と多くなっているが、近畿では53.1%と少なくなっている。

「学校から配布された啓発資料などで知った」は、南関東が68.1%、北海道・東北が65.2%と多くなっているが、近畿では54.9%、九州・沖縄では55.6%と少なくなっている。

「テレビや本・パンフレットなどで知った」は、南関東が47.7%、北海道・東北が46.5%と多くなっているが、中国・四国では39.6%、九州・沖縄では37.6%と少なくなっている。

「インターネットで知った」は、南関東が32.6%と多くなっている。

図表2-2-3-9 インターネットに関する啓発や学習の経験(地域別) (CSV形式:3KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-3-9 インターネットに関する啓発や学習の経験(地域別)

※1 平成23年度以前は「公共施設などで開かれた講座に参加して教えてもらった」
※2 平成25年度以前は「携帯電話を買った店員に説明してもらった」
※3 平成25年度以前は「友だちから教えてもらった」

北海道・東北 :北海道, 青森県, 岩手県, 宮城県, 秋田県, 山形県, 福島県
北関東 :茨城県, 栃木県, 群馬県, 埼玉県, 千葉県
南関東 :東京都, 神奈川県, 山梨県
東海・北陸・信越 :岐阜県, 静岡県, 愛知県, 三重県, 富山県, 石川県, 福井県, 長野県, 新潟県
近畿 :滋賀県, 京都府, 大阪府, 兵庫県, 奈良県, 和歌山県
中国・四国 :鳥取県, 島根県, 岡山県, 広島県, 山口県, 徳島県, 香川県, 愛媛県, 高知県
九州・沖縄 :福岡県, 佐賀県, 長崎県, 大分県, 熊本県, 宮崎県, 鹿児島県, 沖縄県

都道府県別は、分析軸の回答者数(n)が50人未満のものがあるため、参考として示す。

図表2-2-3-10 インターネットに関する啓発や学習の経験(都道府県別) (CSV形式:5KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-3-10 インターネットに関する啓発や学習の経験(都道府県別)

※1 平成23年度以前は「公共施設などで開かれた講座に参加して教えてもらった」
※2 平成25年度以前は「携帯電話を買った店員に説明してもらった」
※3 平成25年度以前は「友だちから教えてもらった」

保護者の家庭のルールの回答(Q9)別にみると、「学校の保護者会やPTAの会合などで説明を受けた」は、家庭のルールを決めていると回答した保護者(65.5%)の方が、特にルールを決めていないと回答した保護者(51.7%)より13.8ポイント多い。

「学校から配布された啓発資料などで知った」も、家庭のルールを決めていると回答した保護者(66.3%)の方が、特にルールを決めていないと回答した保護者(49.0%)より17.3ポイント多い。

「テレビや本・パンフレットなどで知った」も、家庭のルールを決めていると回答した保護者(47.1%)の方が、特にルールを決めていないと回答した保護者(33.1%)より14.0ポイント多い。

いずれの啓発や学習の経験も、家庭のルールを決めていると回答した保護者の方が、特にルールを決めていないと回答した保護者より多くなっている。

「説明を受けたり学んだりした(計)」は、家庭のルールを決めていると回答した保護者(95.4%)の方が、特にルールを決めていないと回答した保護者(83.9%)より11.5ポイント多い。

学校種別にみても、小学生、中学生、高校生いずれの保護者でも、いずれの啓発や学習の経験も、家庭のルールを決めていると回答した保護者の方が、特にルールを決めていないと回答した保護者より多くなっている。特に、「学校の保護者会やPTAの会合などで説明を受けた」「学校から配布された啓発資料などで知った」でその差が大きくなっている。

図表2-2-3-11 インターネットに関する啓発や学習の経験(家庭のルール・学校種別) (CSV形式:23KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-3-11 インターネットに関する啓発や学習の経験(家庭のルール・学校種別))

※1 平成23年度以前は「公共施設などで開かれた講座に参加して教えてもらった」
※2 平成25年度以前は「携帯電話を買った店員に説明してもらった」
※3 平成25年度以前は「友だちから教えてもらった」

(4)インターネットに関する相談状況

回答した全ての保護者(3,469人)に、子供がインターネットの利用について、嫌がらせや困ったことがあった際に、だれかに相談したかを聞いたところ、「子供に、嫌がらせやトラブルなど困ったことがなかった」と回答した保護者が78.0%となっている。

「相談した(計):いずれか1つ以上の項目に回答あり」と回答した保護者は10.8%となっている。具体的な相談相手は、「子供が所属している学校や所属していた学校の先生に相談した」が4.6%、「友人に相談した」「知り合いの保護者に相談した」がいずれも3.5%などである。

平成25年度までは、子供が携帯電話やパソコンでのインターネット上のトラブルや問題行動に関連する行為の経験があると思うと回答した保護者に、その相談状況を聞いていたが、平成26年度以降は保護者全員に聞いているため、平成25年度までの結果は参考として示す。

平成26年度以降の調査結果と比べると、インターネットに関する相談状況に大きな差は見られない。

<全員に>
Q17 あなた(保護者自身)は、あなたの子供(青少年)がインターネットの利用について嫌がらせやトラブルなど困ったことがあった際に、どなたかに相談しましたか。この中から、あてはまるものをすべてあげてください。(いくつでも

図表2-2-3-12 インターネットに関する相談状況 (CSV形式:3KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-3-12 インターネットに関する相談状況

※1 平成24年度以前は「○○さんが所属している学校や所属していた学校の先生に相談した」
※2 「友人に相談した」は平成26年度新設項目のため平成25年度以前のデータは存在しない
※3 「知り合いの保護者に相談した」は平成26年度新設項目のため平成25年度以前のデータは存在しない
※4 「知人に相談した」は平成26年度から項目は削除されたが、参考として掲載
※5 「購入した機器のカスタマーセンター(相談窓口)に相談した」は平成26年度新設項目のため平成25年度以前のデータは存在しない
※6 平成24年度・平成25年度は「WEB110などの民間の相談機関に相談した」
平成23年度以前は「WEB110などの民間の相談機関(インターネットや電話による)に相談した」
※7 平成24年度・平成25年度は「インターネット・ホットラインセンターや消費者相談センターなどの、国や地方公共団体が設置・委託した相談先に相談した」
平成23年度以前は「インターネット・ホットラインセンターの消費者相談センターなどの国や地方公共団体が設置した相談先に相談した」
※8 「子供に、嫌がらせやトラブルなど困ったことがなかった」は平成26年度新設項目のため平成25年度以前のデータは存在しない

学校種別にみると、「子供に、嫌がらせやトラブルなど困ったことがなかった」は、小学生の保護者は82.6%だが、中学生の保護者は74.9%、高校生の保護者は77.7%と少なくなっている。

「相談した(計)」は、小学生の保護者は6.6%だが、中学生の保護者は14.5%、高校生の保護者は10.1%と多くなっている。

図表2-2-3-13 インターネットに関する相談状況(学校種別、年齢別) (CSV形式:7KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-3-13 インターネットに関する相談状況(学校種別、年齢別)

※1 平成24年度以前は「○○さんが所属している学校や所属していた学校の先生に相談した」
※2 「友人に相談した」は平成26年度新設項目のため平成25年度以前のデータは存在しない
※3 「知り合いの保護者に相談した」は平成26年度新設項目のため平成25年度以前のデータは存在しない
※4 「購入した機器のカスタマーセンター(相談窓口)に相談した」は平成26年度新設項目のため平成25年度以前のデータは存在しない
※5 平成24年度・平成25年度は「インターネット・ホットラインセンターや消費者相談センターなどの、国や地方公共団体が設置・委託した相談先に相談した」
平成23年度以前は「インターネット・ホットラインセンターの消費者相談センターなどの国や地方公共団体が設置した相談先に相談した」
※6 平成24年度・平成25年度は「WEB110などの民間の相談機関に相談した」
平成23年度以前は「WEB110などの民間の相談機関(インターネットや電話による)に相談した」
※7 「子供に、嫌がらせやトラブルなど困ったことがなかった」は平成26年度新設項目のため平成25年度以前のデータは存在しない

図表2-2-3-13 インターネットに関する相談状況(学校種別、年齢別)(続き) (CSV形式:3KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-3-13 インターネットに関する相談状況(学校種別、年齢別)(続き)

※1 平成24年度以前は「○○さんが所属している学校や所属していた学校の先生に相談した」
※2 平成23年度以前は「WEB110などの民間の相談機関(インターネットや電話による)に相談した」
※3 平成23年度以前は「インターネット・ホットラインセンターや消費者相談センターなどの国や地方公共団体が設置した相談先に相談した」

(5)フィルタリングの認知度

回答した全ての保護者(3,469人)に、フィルタリングとは何かを知っていたかを聞いたところ、「知っていた」が60.3%、「なんとなく知っていた」が32.9%であり、合わせると「知っていた(計)」は93.1%である。「まったく知らなかった」は、5.2%となっている。

平成21年度以降の調査結果と比べると、平成21年度から平成23年度にかけては「知っていた」は増加傾向にあり、平成24年度以降は減少傾向となっていたが、平成28年度(59.9%)と平成29年度(60.3%)では横ばいである。

「なんとなく知っていた」は平成23年度以降は増加傾向にあったが、平成28年度(31.3%)と平成29年度(32.9%)では横ばいである。

学校種別にみると、「知っていた」は、小学生の保護者が57.0%、中学生の保護者が60.9%、高校生の保護者が62.7%となっており、学校種が上がるほど多くなっている。

<全員に>
Q18 あなた(保護者自身)は、このアンケートに答えるまで、フィルタリングとは何かを知っていましたか。この中から1つだけお答えください。(1つだけ

資料をご覧になってから、ご回答ください。

(資料)フィルタリングとは・・・
保護者の目の届かないところで青少年がインターネットを利用する際に、出会い系サイトやアダルトサイトなど青少年に不適切な情報に接触しないようにするために、利用している回線について事業者に申し込んだり、機器に店頭でインストール・設定してもらったり、ご自身でインストール・設定したりすることで、青少年に不適切な情報の閲覧や利用を制限することができるツールです。
機器やOSによっては、機器本体の機能を使用した「機能制限」として提供されている場合もあります。

図表2-2-3-14 フィルタリングの認知度(学校種別、年齢別) (CSV形式:2KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-3-14 フィルタリングの認知度(学校種別、年齢別)

(6)青少年インターネット環境整備法の認知度

回答した全ての保護者(3,469人)に、青少年インターネット環境整備法や、保護者の義務(子供に携帯電話を買ってあげる場合には、携帯会社に「使用者が子供である」ことを申し出なければならないこと)、保護者の責務(保護者は、インターネット上には有害情報が氾濫していることを認識して、子供のインターネットの利用のルールを決めるなど、しっかり見守るよう努力すること)を知っているかを聞いたところ、「保護者の責務があることを知っている」が29.1%、「保護者の義務があることを知っている」が27.9%、「法があることを知っている」が24.8%となっている。一方、「いずれも知らない」は45.6%である。

平成21年度以降の調査結果と比べると、「法があることを知っている」は、平成22年度以降は減少傾向となっていたが、平成28年度(25.2%)と平成29年度(24.8%)では横ばいである。

「保護者の義務があることを知っている」と「保護者の責務があることを知っている」は、増加傾向となっていたが、平成28年度(28.9%)と平成29年度(29.1%)では横ばいである。

「いずれも知らない」は、減少傾向となっていたが、平成26年度以降は横ばいである。

<全員に>
Q19 あなた(保護者自身)は、平成21年4月から施行されている、いわゆる「青少年インターネット環境整備法(青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律)」があることを知っていますか。
また、この法律の中で、保護者の義務や責務が書かれていることを知っていますか。この中から、あてはまるものをすべてあげてください。(いくつでも

資料をご覧になってから、ご回答ください。

(資料)
法律名・・・
青少年インターネット環境整備法(青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律)
保護者の義務・・・
子供に携帯電話を買ってあげる場合には、携帯会社に「使用者が子供である」ことを申し出なければならないこと
保護者の責務・・・
保護者は、インターネット上には、青少年の健全な成長に悪い影響を与える情報が氾濫していることを認識して、インターネット利用の際のルールを決めたり、フィルタリング等を利用して、子供のインターネット利用を適切に管理すること。
また、青少年の適切なインターネット活用能力の習得の促進に努めること。

図表2-2-3-15 青少年インターネット環境整備法の認知度 (CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-3-15 青少年インターネット環境整備法の認知度

学校種別にみると、「保護者の責務があることを知っている」は、小学生の保護者では30.9%、中学生の保護者では30.4%だが、高校生の保護者では25.8%と少なくなっている。

図表2-2-3-16 青少年インターネット環境整備法の認知度
(学校種別、年齢別)
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図表2-2-3-16 青少年インターネット環境整備法の認知度(学校種別、年齢別)

図表2-2-3-16 青少年インターネット環境整備法の認知度
(学校種別、年齢別)(続き)
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図表2-2-3-16 青少年インターネット環境整備法の認知度(学校種別、年齢別)(続き)

(7)子供のインターネット利用に必要な取組

回答した全ての保護者(3,469人)に、子供のインターネット利用について、どのような取組が必要か聞いたところ、「有害サイトへの規制を強化する」が61.6%で最も多く、次いで「インターネット利用のルール作りなど、家庭における取組を支援する」が58.5%、「学校において子供に対する「情報モラル教育」を充実させる」が48.0%、「フィルタリングの使用を徹底させる」が43.9%、「フィルタリングの性能や機能を向上させる」「フィルタリングの操作方法や名称をわかりやすくする」がいずれも41.9%で続く。

平成21年以降の調査結果と比べると、「有害サイトへの規制を強化する」は、平成24年度以降は減少傾向にある。

「小中学校への携帯電話の持込を禁止する」は、平成27年度以降は減少傾向にある。

他の回答については、平成26年度以降、大きな変化は見られない。

<全員に>
Q20 あなた(保護者自身)は、子供のインターネット利用について、どのような取組が必要だと思いますか。
この中から、あてはまるものをすべてあげてください。(いくつでも

図表2-2-3-17 子供のインターネット利用に必要な取組 (CSV形式:3KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-3-17 子供のインターネット利用に必要な取組

※1 平成25年度以前は「「親子のルール作り」など家庭における取組を支援する」
※2 平成24年度以前は「学校における「情報モラル教育」を充実させる」
※3 「フィルタリングの操作方法や名前をわかりやすくする」は平成26年度新設項目のため平成25年度以前のデータは存在しない
※4 平成24年度新設項目のため平成23年度以前のデータは存在しない
※5 「相談機関・窓口を利用しやすいように改善する」は平成26年度新設項目のため平成25年度以前のデータは存在しない
※6 平成23年度以前は「小中学生には携帯電話を持たせないようにする」
※7 平成23年度以前は「インターネットの危険性や注意すべき点について、保護者が学ぶ機会を設ける」
※8 「保護者同士で気軽に相談できる関係を作る」は平成26年度新設項目のため平成25年度以前のデータは存在しない

学校種別にみると、「インターネット利用のルール作りなど、家庭における取組を支援する」は、小学生の保護者では66.0%、中学生の保護者では63.1%だが、高校生の保護者では45.4%と少なくなっている。

また、「フィルタリングの使用を徹底させる」(小学生の保護者:53.3%、中学生の保護者:44.0%、高校生の保護者:35.2%)、「フィルタリングの性能や機能を向上させる」(小学生の保護者:45.6%、中学生の保護者:42.2%、高校生の保護者:38.5%)、「フィルタリングの操作方法や名称をわかりやすくする」(小学生の保護者:44.3%、中学生の保護者:44.2%、高校生の保護者:36.9%)といったフィルタリングに対する取組は、高校生の保護者より、小学生の保護者、中学生の保護者の方が多くなっている。

また、「学校において子供に対する「情報モラル教育」を充実させる」(小学生の保護者:51.3%、中学生の保護者:49.0%、高校生の保護者:43.9%)も、高校生の保護者より、小学生の保護者、中学生の保護者の方が多くなっている。

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図表2-2-3-18 子供のインターネット利用に必要な取組(学校種別)

図表2-2-3-18 子供のインターネット利用に必要な取組(学校種別)(続き) (CSV形式:4KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-3-18 子供のインターネット利用に必要な取組(学校種別)

※「有害情報を掲載しているサイトの責任者に対する規制を強化する」は平成28年度より削除

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図表2-2-3-18 子供のインターネット利用に必要な取組(学校種別)(続き)

※1 平成23年度以前は「学校における「情報モラル教育」を充実させる」
※2 平成24年度新設項目のため平成23年度以前のデータは存在しない
※3 平成23年度以前は「インターネットの危険性や注意すべき点について、保護者が学ぶ機会を設ける」
※4 平成24年度新設項目のため平成23年度以前のデータは存在しない
※5 平成23年度以前は「小中学生には携帯電話を持たせないようにする」

保護者の家庭のルールの回答(Q9)別にみると、「インターネット利用のルール作りなど、家庭における取組を支援する」は、家庭のルールを決めていると回答した保護者(62.7%)の方が、特にルールを決めていないと回答した保護者(33.8%)より28.9ポイント多い。

「フィルタリングの使用を徹底させる」も、家庭のルールを決めていると回答した保護者(43.3%)の方が、特にルールを決めていないと回答した保護者(28.9%)より14.4ポイント多く、「フィルタリングの性能や機能を向上させる」も、家庭のルールを決めていると回答した保護者(44.5%)の方が、特にルールを決めていないと回答した保護者(27.3%)より17.2ポイント多い。

また、「学校において子供に対する「情報モラル教育」を充実させる」も、家庭のルールを決めていると回答した保護者(52.4%)の方が、特にルールを決めていないと回答した保護者(32.6%)より19.8ポイント多い。

いずれの取組も、家庭のルールを決めていると回答した保護者の方が、特にルールを決めていないと回答した保護者より多くなっている。

「取組が必要だと思う(計)」は、家庭のルールを決めていると回答した保護者(97.6%)の方が、特にルールを決めていないと回答した保護者(85.8%)より11.8ポイント多い。

学校種別にみても、小学生、中学生、高校生いずれの保護者でも、いずれの取組も、家庭のルールを決めていると回答した保護者の方が、特にルールを決めていないと回答した保護者より多くなっている。特に、「インターネット利用のルール作りなど、家庭における取組を支援する」、「学校において子供に対する「情報モラル教育」を充実させる」といった家庭や学校での取組や、「フィルタリングの使用を徹底させる」「フィルタリングの性能や機能を向上させる」といったフィルタリングに対する取組でその差が大きくなっている。

図表2-2-3-19 子供のインターネット利用に必要な取組(家庭のルール・学校種別) (CSV形式:3KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-3-19 子供のインターネット利用に必要な取組(家庭のルール・学校種別)

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