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第2部 調査の結果(第2章 第2節)

第2章 青少年の保護者調査の結果

第2節 インターネットに関する保護者の認識

(1)保護者のインターネットの危険性に関する啓発や学習

(a)啓発や学習の経験の有無

回答した全ての保護者(3,633人)に、インターネットの危険性について説明を受けたり学んだりした経験があるかを聞いた結果、「説明を受けたり学んだりしたことがある」は79.1%、「説明を受けたり学んだりしたことはない」は17.5%である。

平成30年度以降の調査結果と比べると、「説明を受けたり学んだりしたことがある」はは増加傾向にある。

学校種別にみると、「説明を受けたり学んだりしたことがある」と答えた者の割合は、小学生の保護者では71.7%だが、中学生の保護者では81.9%、高校生の保護者では83.1%と多くなる。

<全員に>

Q10-1 あなた(保護者自身)は、青少年に不適切なサイト(出会い系サイトやアダルトサイトなど)やネットいじめの問題など、インターネットの危険性について、これまで説明を受けたり学んだりしたことがありますか。(1つだけ

図表2-2-2-1a-1 啓発や学習の経験の有無(学校種別) (CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

啓発や学習の経験の有無(学校種別)

※ 啓発や学習の経験についての質問形式は、平成26年度から平成29年度までは回答した全ての保護者に、啓発や学習の経験の「内容」について複数回答で問う設問であり、平成30年度以降の「啓発や学習の経験の有無」を問う設問と相違があるため、平成29年度以前の調査結果とは直接比較できない。

保護者の家庭のルールの有無(第2章 第1節(4)(a))別にみると、「説明を受けたり学んだりしたことがある」は、家庭のルールを決めていると回答した保護者(82.3%)の方が、特にルールを決めていないと回答した保護者(70.4%)より11.9ポイント多い。

図表2-2-2-1a-2  啓発や学習の経験の有無
(家庭のルール・学校種別)
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啓発や学習の経験の有無(家庭のルール・学校種別)

(b)啓発や学習の機会

インターネットの危険性について説明を受けたり学んだりしたことがあると答えた保護者(2,872人)に、啓発や学習の機会を聞いた結果、「学校や保育園・幼稚園等の保護者会やPTAの会合など」が63.1%と最も多く、次いで「学校や保育園・幼稚園等から配布された啓発資料など」が51.3%、「テレビや本・パンフレットなど」が39.3%、「インターネット」が25.4%、「保護者同士の会話」が24.5%である。

平成30年度以降の調査結果と比べると、「学校や保育園・幼稚園等の保護者会やPTAの会合など」が減少傾向にあり、「インターネット」が増加傾向にある。

<Q10-1で「1 はい 」(説明を受けたり学んだりしたことがある)と 回答した方に>

Q10-2 この中から、説明を受けたり学んだりした機会として、あてはまるものをすべて選んでください。(いくつでも

図表2-2-2-1b-1 啓発や学習の機会 (CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

啓発や学習の機会

学校種別にみると、「学校や保育園・幼稚園等の保護者会やPTAの会合など」は小学生の保護者が50.9%だが、中学生の保護者が68.2%、高校生の保護者は67.5%と多くなる。

「学校や保育園・幼稚園等から配布された啓発資料など」は、小学生の保護者では52.9%、中学生の保護者では51.4%、高校生の保護者では49.9%と大きな差はみられない。

「テレビや本・パンフレットなど」(小学生の保護者:43.0%、中学生の保護者:39.1%、高校生の保護者:36.4%)、「インターネット」(小学生の保護者:31.2%、中学生の保護者:25.6%、高校生の保護者:19.9%)、「保護者同士の会話」(小学生の保護者:26.5%、中学生の保護者:25.4%、高校生の保護者:21.7%)は、学校種が下がるほど多くなる。

図表2-2-2-1b-2 啓発や学習の機会(学校種別) (CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

啓発や学習の機会(学校種別)

図表2-2-2-1b-3 インターネットに関する啓発や学習の経験
(平成21年度~平成29年度調査)(学校種別、年齢別)
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インターネットに関する啓発や学習の経験(平成21年度~平成29年度調査)(学校種別、年齢別)

※1 平成23年度以前は「公共施設などで開かれた講座に参加して教えてもらった」
※2 平成25年度以前は「携帯電話を買った店員に説明してもらった」
※3 平成25年度以前は「友だちから教えてもらった」

図表2-2-2-1b-3 インターネットに関する啓発や学習の経験
(平成21年度~平成29年度調査)(学校種別、年齢別)(続き)
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インターネットに関する啓発や学習の経験(平成21年度~平成29年度調査)(学校種別、年齢別)(続き)

※1 平成23年度以前は「公共施設などで開かれた講座に参加して教えてもらった」
※2 平成25年度以前は「携帯電話を買った店員に説明してもらった」
※3 平成25年度以前は「友だちから教えてもらった」

図表2-2-2-1b-3 インターネットに関する啓発や学習の経験
(平成21年度~平成29年度調査)(学校種別、年齢別)(続き)
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インターネットに関する啓発や学習の経験(平成21年度~平成29年度調査)(学校種別、年齢別)(続き)

※1 平成23年度以前は「公共施設などで開かれた講座に参加して教えてもらった」
※2 平成25年度以前は「携帯電話を買った店員に説明してもらった」
※3 「機器の購入時に資料をもらった」は平成26年度新設項目のため平成25年度以前のデータは存在しない
※4 「保護者同士の会話の中で知った」は平成26年度新設項目のため平成25年度以前のデータは存在しない
(c)啓発や学習の内容

インターネットの危険性について説明を受けたり学んだりしたことがあると答えた保護者(2,872人)に、啓発や学習の内容を聞いた結果、「インターネット上のコミュニケーションに関する問題」が83.7%と最も多く、次いで「青少年にとって不適切なサイトに関する問題」が75.8%、「児童の性的被害に関する問題」が70.2%、「プライバシー保護に関する問題」が61.6%、「インターネットの過度の利用に関する問題」が60.3%である。

「フィルタリングの必要性や有効性」は、47.9%である。

平成30年度以降の調査結果と比べると、大きな変化はみられない。

<Q10-1で「1 はい 」(保護者自身が説明を受けたり学んだりしたことがある)と 回答した方に>

Q11 あなた(保護者自身)は、インターネットの危険性について、どのような内容の説明を受けたり学んだりしたことがありますか。この中から、説明を受けたり学んだりしたものとして、あてはまるものをすべて選んでください。(いくつでも

図表2-2-2-1c-1 啓発や学習の内容 (CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

啓発や学習の内容

学校種別にみると、「インターネット上のコミュニケーションに関する問題」(小学生の保護者:85.1%、中学生の保護者:83.7%、高校生の保護者:82.7%)、「プライバシー保護に関する問題」(小学生の保護者:63.5%、中学生の保護者:61.5%、高校生の保護者:60.0%)、「インターネットの過度の利用に関する問題」(小学生の保護者:61.7%、中学生の保護者:60.9%、高校生の保護者:58.3%)では大きな差はみられない。

「青少年にとって不適切なサイトに関する問題」は、小学生の保護者が72.6%、中学生の保護者が76.2%、高校生の保護者が78.2%と学校種が上がるほど多くなる。

「フィルタリングの必要性や有効性」は、小学生の保護者では47.3%、高校生の保護者では45.0%だが、中学生の保護者では50.4%と多くなる。

図表2-2-2-1c-2 啓発や学習の内容(学校種別) (CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

啓発や学習の内容(学校種別)

(2)保護者のインターネットの危険性に関する学習テーマ

回答した全ての保護者(3,633人)に、インターネットの危険性に関する学習の機会があったとして、どのようなテーマが知りたいかを聞いた結果、「セキュリティに関する問題」が50.5%と最も多く、次いで「プライバシー保護に関する問題」が49.5%、「インターネット上のコミュニケーションに関する問題」が48.7%「青少年にとって不適切なサイトに関する問題」が43.5%、「児童の性的被害に関する問題」が40.9%である。

「フィルタリングの必要性や有効性」は、29.0%である。

平成30年度以降の調査結果と比べると、大きな変化はみられない。

<全員に>

Q12 あなた(保護者自身)は、インターネットの危険性に関する学習の機会があったとして、どのようなテーマが知りたいですか。この中から、あてはまるものをすべて選んでください。(いくつでも

図表2-2-2-2-1 保護者のインターネットの危険性に関する学習テーマ (CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

保護者のインターネットの危険性に関する学習テーマ

学校種別にみると、「インターネット上のコミュニケーションに関する問題」(小学生の保護者:53.0%、中学生の保護者:48.1%、高校生の保護者:45.5%)、「青少年にとって不適切なサイトに関する問題」(小学生の保護者:46.1%、中学生の保護者:44.3%、高校生の保護者:40.1%)、「児童の性的被害に関する問題」(小学生の保護者:45.5%、中学生の保護者:41.2%、高校生の保護者:36.2%)では、学校種が下がるほど多くなる。

「フィルタリングの必要性や有効性」も、小学生の保護者が35.6%、中学生の保護者が29.1%、高校生の保護者が22.4%と学校種が下がるほど多くなる。

「プライバシー保護に関する問題」(小学生の保護者:49.5%、中学生の保護者:49.2%、高校生の保護者:49.9%)は大きな差はみられない。

「セキュリティに関する問題」(小学生の保護者:48.5%、中学生の保護者:50.4%、高校生の保護者:52.7%)は、学校種が上がるほど多くなる。

図表2-2-2-2-2 保護者のインターネットの危険性に関する学習テーマ(学校種別) (CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

保護者のインターネットの危険性に関する学習テーマ(学校種別)

(3)保護者のインターネットの危険性に関する学習内容や形式

回答した全ての保護者(3,633人)に、インターネットの危険性に関する学習について、どのような内容・形式で行われるのが良いかを聞いた結果、「インターネットに関するトラブルについて、実例を紹介してほしい」が65.7%と最も多く、次いで「インターネットに関するトラブルについて、対策を紹介してほしい」が62.6%、「後でいつでも読める資料配布形式が良い」が32.1%である。

平成30年度以降の調査結果と比べると、大きな変化はみられない。

<全員に>

Q13 あなた(保護者自身)はインターネットの危険性に関する学習について、どのような内容・形式で行われるのが良いと思いますか。この中から、あてはまるものをすべて選んでください。(いくつでも

図表2-2-2-3-1 保護者のインターネットの危険性に関する学習内容や形式 (CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

保護者のインターネットの危険性に関する学習内容や形式

学校種別にみると、「インターネットに関するトラブルについて、実例を紹介してほしい」(小学生の保護者:67.4%、中学生の保護者:65.6%、高校生の保護者:64.6%)、「インターネットに関するトラブルについて、対策を紹介してほしい」(小学生の保護者:64.8%、中学生の保護者:62.4%、高校生の保護者:60.9%)は、学校種が下がるほど多くなる。

「後でいつでも読める資料配布形式が良い」(小学生の保護者:36.2%、中学生の保護者:28.6%、高校生の保護者:32.4%)は、小学生の保護者で多い。

図表2-2-2-3-2 保護者のインターネットの危険性に関する学習内容や形式(学校種別) (CSV形式:2KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

保護者のインターネットの危険性に関する学習内容や形式(学校種別)

(4)保護者のフィルタリングの認知度

回答した全ての保護者(3,633人)に、この調査に答えるまで、フィルタリングとは何かを知っていたか聞いたところ、「知っていた」が62.3%、「なんとなく知っていた」が33.4%であり、合わせると「知っていた(計)」は95.7%である。「まったく知らなかった」は、4.1%である。

平成21年度以降の調査結果と比べると、平成21年度から平成23年度にかけては「知っていた」は増加傾向にあり、平成24年度以降は減少傾向である。平成30年度以降は増加傾向にある。

「なんとなく知っていた」は、平成23年度以降は増加傾向にあり、平成30年度以降は減少傾向にある。

学校種別にみると、「知っていた」は、小学生の保護者では55.4%だが、中学生の保護者が65.8%、高校生の保護者が64.9%と多くなる。

<全員に>

Q14 あなた(保護者自身)は、この調査に答えるまで、フィルタリングとは何かを知っていましたか。この中から、1つだけ選んでください。

(注)「フィルタリングとは」をご覧になってから、ご回答ください。

図表2-2-2-4-1 保護者のフィルタリングの認知度(学校種別) (CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

保護者のフィルタリングの認知度(学校種別)

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