目次戻る次へ

第2部 調査の結果(第3章 第2節)

第3章 低年齢層の子供の保護者調査の結果

第2節 インターネットに関する子供・保護者の認識

(1)子供のインターネットの危険性に関する啓発や学習の経験

(a)子供の啓発や学習の経験の有無

回答した全ての低年齢層の子供の保護者(2,247人)に、子供がインターネットの危険性について説明を受けたり学んだりした経験があるかを聞いた結果、「説明を受けたり学んだりしたことがある」は19.1%、「説明を受けたり学んだりしたことはない」は67.8%である。

平成30年度以降の調査結果と比べると、大きな変化はみられない。

子供の性別にみると、男女で大きな差はみられない。

子供の年齢別にみると、「説明を受けたり学んだりしたことがある」はおおむね年齢が上がるほど多くなっている。

子供の通園・在学別にみると、「説明を受けたり学んだりしたことがある」は、通園・通学前(0~6歳)では3.0%、通園中(0~6歳)では8.7%だが、小学生(6~9歳)では35.5%と多くなっている。

<全員に>

Q13-1 あなたのお子様は、青少年に不適切なサイト(出会い系サイトやアダルトサイトなど)やネットいじめの問題など、インターネットの危険性について、これまで説明を受けたり学んだりしたことがありますか。(1つだけ

図表2-3-2-1a-1 子供の啓発や学習の経験の有無(子供の性別、年齢別、通園・在学別) (CSV形式:2KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

子供の啓発や学習の経験の有無(子供の性別、年齢別、通園・在学別)

※ 子供の啓発や学習の経験についての質問形式は、低年齢調査(平成29年1月実施)では回答した全ての保護者に、子供の啓発や学習の経験の「機会」について複数回答で問う設問であり、平成30年度以降の「子供の啓発や学習の経験の有無」を問う設問と相違があるため、調査結果を直接比較できない。
※「低年齢調査」とは平成29年1月に実施した「低年齢層の子供のインターネット利用環境実態調査」を指す。
(b)子供の啓発や学習の機会

子供がインターネットの危険性について説明を受けたり学んだりしたことがあると答えた低年齢層の子供の保護者(429人)に、子供自身の学習の機会を聞いた結果、「学校・幼稚園・保育園等」が65.3%と最も多く、次いで「親(保護者)」が56.2%、「テレビや本・パンフレットなど」が18.2%、「インターネット」「兄弟・姉妹」がいずれも7.5%となっている。

平成30年度以降の調査結果と比べると、大きな変化はみられない。

<Q13-1で「1 はい 」(子供自身が説明を受けたり学んだりしたことがある)と 回答した方に>

Q13-2 この中から、あなたのお子様が、説明を受けたり学んだりした機会として、あてはまるものをすべて選んでください。(いくつでも

図表2-3-2-1b-1 子供の啓発や学習の機会 (CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

子供の啓発や学習の機会

子供の性別にみると、「学校・幼稚園・保育園等」は、男子が65.9%、女子が64.5%と男女で大きな差はみられない。

子供の年齢別、子供の通園・在学別については、分析軸の回答者数(n)が50人未満のものがあるため、参考として図示する。

図表2-3-2-1b-2 子供の啓発や学習の機会(子供の性別、年齢別、通園・在学別) (CSV形式:2KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

子供の啓発や学習の機会(子供の性別、年齢別、通園・在学別)

(c)子供の啓発や学習の内容

子供がインターネットの危険性について説明を受けたり学んだりしたことがあると答えた低年齢層の子供の保護者(429人)に、子供自身の啓発や学習の内容を聞いた結果、「インターネット上のコミュニケーションに関する問題」が55.7%で最も多く、次いで「インターネットの過度の利用に関する問題」が53.1%、「プライバシー保護に関する問題」が36.6%、「青少年にとって不適切なサイトに関する問題」が36.1%、「児童の性的被害に関する問題」が29.1%、「セキュリティに関する問題」が20.0%、「電子商取引に関する問題」が18.2%である。

「フィルタリングの必要性や有効性」は、15.4%である。

平成30年度以降の調査結果と比べると、「プライバシー保護に関する問題」が増加傾向にある。

<Q13-1で「1 はい 」(子供自身が説明を受けたり学んだりしたことがある)と 回答した方に>

Q14 あなたのお子様は、インターネットの危険性について、どのような内容の説明を受けたり学んだりしたことがありますか。この中から、説明を受けたり学んだりしたものとして、あてはまるものをすべて選んでださい。(いくつでも

図表2-3-2-1c-1 子供の啓発や学習の内容 (CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

子供の啓発や学習の内容

子供の性別にみると、「青少年にとって不適切なサイトに関する問題」(男子:33.2%、女子:39.4%)、「児童の性的被害に関する問題」(男子:23.5%、女子:35.5%)は、男子より女子の方が多い。

一方、「電子商取引に関する問題」(男子:23.0%、女子:12.8%)、「プライバシー保護に関する問題」(男子:40.3%、女子:32.5%)、「セキュリティに関する問題」(男子:23.0%、女子:16.7%)は、女子より男子の方が多い。

子供の年齢別、子供の通園・在学別については、分析軸の回答者数(n)が50人未満のものがあるため、参考として図示する。

図表2-3-2-1c-2 子供の啓発や学習の内容(子供の性別、年齢別、通園・在学別) (CSV形式:2KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

子供の啓発や学習の内容(子供の性別、年齢別、通園・在学別)

(2)低年齢層の子供の保護者のインターネットの危険性に関する啓発や学習の経験

(a)低年齢層の子供の保護者の啓発や学習の経験の有無

回答した全ての低年齢層の子供の保護者(2,247人)に、インターネットの危険性について説明を受けたり学んだりした経験があるかを聞いた結果、「説明を受けたり学んだりしたことがある」は57.9%、「説明を受けたり学んだりしたことはない」は36.9%である。

青少年の保護者の「啓発や学習の経験の有無」の回答(第2章 第2節(1)(a))と比較すると、「説明を受けたり学んだりしたことがある」は青少年の保護者で多い。

平成30年度以降の調査結果と比べると、大きな変化はみられない。

<全員に>

Q15-1 あなた(保護者自身)は、青少年に不適切なサイト(出会い系サイトやアダルトサイトなど)やネットいじめの問題など、インターネットの危険性について、これまで説明を受けたり学んだりしたことがありますか。(1つだけ

図表2-3-2-2a-1 低年齢層の子供の保護者の啓発や学習の経験の有無(子供の性別、年齢別、通園・在学別) (CSV形式:2KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

低年齢層の子供の保護者の啓発や学習の経験の有無(子供の性別、年齢別、通園・在学別)

※子供の保護者の啓発や学習の経験についての質問形式は、低年齢調査(平成29年1月実施)では回答した全ての保護者に、啓発や学習の経験の 「機会」について複数回答で問う設問であり、平成30年度以降の「啓発や学習の経験の有無」を問う設問と相違があるため、調査結果を直接比較できない。
(b)低年齢層の子供の保護者の啓発や学習の機会

インターネットの危険性について説明を受けたり学んだりしたことがあると答えた低年齢層の子供の保護者(1,302人)に啓発や学習の機会を聞いた結果、「テレビや本・パンフレットなど」が55.8%と最も多く、次いで「インターネット」が40.1%、「学校や保育園・幼稚園等から配布された啓発資料など」が32.1%、「学校や保育園・幼稚園等の保護者会やPTAの会合など」が27.0%、「保護者同士の会話」が22.5%となっている。

平成30年度以降の調査結果と比べると、「テレビや本・パンフレットなど」が減少傾向にあり、「インターネット」が増加傾向にある。

<Q15-1で「1 はい 」(保護者自身が説明を受けたり学んだりしたことがある)と 回答した方に>

Q15-2 この中から、説明を受けたり学んだりした機会として、あてはまるものをすべて選んでください。(いくつでも

図表2-3-2-2b-1 低年齢層の子供の保護者の啓発や学習の機会 (CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

低年齢層の子供の保護者の啓発や学習の機会

子供の性別にみると、男女で大きな差はみられない。

低年齢層の子供の保護者の啓発や学習の機会を子供の年齢別にみると、「学校や保育園・幼稚園等の保護者会やPTAの会合など」、「学校や保育園・幼稚園等から配布された啓発資料など」はおおむね、年齢が上がるほど多くなる。一方「保護者自身が生徒・学生の時に、学校等で説明を受けた」はおおむね年齢が上がるほど少なくなる。

子供の通園・在学別にみると、「学校や保育園・幼稚園等の保護者会やPTAの会合など」、「学校や保育園・幼稚園等から配布された啓発資料など」は小学生(6~9歳)で多くなっている。「保護者同士の会話」は、通園・通学前(0~6歳)では8.8%だが、通園中(0~6歳)では20.0%、小学生(6~9歳)では28.2%と多くなっている。

一方「保護者自身が生徒・学生の時に、学校等で説明を受けた」は、小学生(6~9歳)では10.4%だが、通園中(0~6歳)では20.9%、通園・通学前(0~6歳)では28.8%と多くなっている。

図表2-3-2-2b-2 低年齢層の子供の保護者の啓発や学習の機会(子供の性別、年齢別、通園・在学別) (CSV形式:2KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

低年齢層の子供の保護者の啓発や学習の機会(子供の性別、年齢別、通園・在学別)

(c)低年齢層の子供の保護者の啓発や学習の内容

インターネットの危険性について説明を受けたり学んだりしたことがあると答えた低年齢層の子供の保護者(1,302人)に、啓発や学習の内容を聞いた結果、「インターネット上のコミュニケーションに関する問題」が81.6%と最も多く、次いで「青少年にとって不適切なサイトに関する問題」が72.5%、「児童の性的被害に関する問題」が70.5%、「プライバシー保護に関する問題」が66.8%、「インターネットの過度の利用に関する問題」が63.3%、「セキュリティに関する問題」が56.5%、「電子商取引に関する問題」が42.5%、「フィルタリングの必要性や有効性」が41.8%となっている。

平成30年度以降の調査結果と比べると、大きな変化はみられない。

<Q15-1で「1 はい 」(保護者自身が説明を受けたり学んだりしたことがある)と 回答した方に>

Q16 あなた(保護者自身)は、インターネットの危険性について、どのような内容の説明を受けたり学んだりしたことがありますか。この中から、説明を受けたり学んだりしたものとして、あてはまるものをすべて選んでください。(いくつでも

図表2-3-2-2c-1 低年齢層の子供の保護者の啓発や学習の内容 (CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

低年齢層の子供の保護者の啓発や学習の内容

子供の性別にみると、「プライバシー保護に関する問題」(男子の保護者:70.2%、女子の保護者:63.5%)、「セキュリティに関する問題」(男子の保護者:60.3%、女子の保護者:52.8%)は、女子の保護者より男子の保護者の方が多い。

子供の年齢別にみると、「フィルタリングの必要性や有効性」は、9歳で49.0%と多くなっている。

子供の通園・在学別にみると、「フィルタリングの必要性や有効性」は、通園・通学前(0~6歳)では32.5%だが、通園中(0~6歳)では41.8%、小学生(6~9歳)では44.2%と多くなっている。

図表2-3-2-2c-2 低年齢層の子供の保護者の啓発や学習の内容(子供の性別、年齢別、通園・在学別) (CSV形式:2KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

低年齢層の子供の保護者の啓発や学習の内容(子供の性別、年齢別、通園・在学別)

(3)低年齢層の子供の保護者のインターネットの危険性に関する学習テーマ

回答した全ての低年齢層の子供の保護者(2,247人)に、インターネットの危険性に関する学習の機会があったとして、どのようなテーマが知りたいかを聞いた結果、「インターネット上のコミュニケーションに関する問題」が51.5%と最も多く、次いで「プライバシー保護に関する問題」が50.6%、「セキュリティに関する問題」が49.2%、「青少年にとって不適切なサイトに関する問題」が45.1%、「児童の性的被害に関する問題」が44.6%、「インターネットの過度の利用に関する問題」が37.6%、「フィルタリングの必要性や有効性」が36.1%、「新しい機器やサービスに関する情報、危険性」が29.8%、「電子商取引に関する問題」が26.2%である。

青少年の保護者の「インターネットの危険性に関する学習テーマ」の回答(第2章 第2節(2))と比較すると、「フィルタリングの必要性や有効性」は低年齢層の子供の保護者で多い。

平成30年度以降の調査結果と比べると、大きな変化はみられない。

<全員に>

Q17 あなた(保護者自身)は、インターネットの危険性に関する学習の機会があったとして、どのようなテーマが知りたいですか。この中から、あてはまるものをすべて選んでください。(いくつでも

図表2-3-2-3-1 低年齢層の子供の保護者のインターネットの危険性に関する学習テーマ (CSV形式:2KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

低年齢層の子供の保護者のインターネットの危険性に関する学習テーマ

子供の性別にみると、「児童の性的被害に関する問題」(男子の保護者:41.9%、女子の保護者:47.4%)は、男子の保護者より女子の保護者の方が多い。

子供の年齢別にみても、大きな違いはみられない。

子供の通園・在学別にみると、「インターネット上のコミュニケーションに関する問題」は、通園・通学前(0~6歳)では47.5%、通園中(0~6歳)では49.2%だが、小学生(6~9歳)では55.3%と多くなっている。

図表2-3-2-3-2 低年齢層の子供の保護者のインターネットの危険性に関する学習テーマ(子供の性別、年齢別、通園・在学別) (CSV形式:2KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

低年齢層の子供の保護者のインターネットの危険性に関する学習テーマ(子供の性別、年齢別、通園・在学別)

(4)低年齢層の子供の保護者のインターネットの危険性に関する学習内容や形式

回答した全ての低年齢層の子供の保護者(2,247人)に、インターネットの危険性に関する学習について、どのような内容・形式で行われるのが良いかを聞いた結果、「インターネットに関するトラブルについて、実例を紹介してほしい」が65.2%と最も多く、次いで「インターネットに関するトラブルについて、対策を紹介してほしい」が62.8%、「短時間で説明してほしい」が34.3%、「後でいつでも読める資料配布形式が良い」が31.8%、「映像教材の視聴形式が良い」が29.2%、「インターネットのトラブルについて、幅広く説明してほしい」が27.1%、「インターネットのトラブルについて、詳しく解説してほしい」が25.5%、「スマートフォン等を活用した機器体験型形式が良い」が20.1%となっている。

青少年の保護者の「インターネットの危険性に関する学習内容や形式」の回答(第2章 第2節(3))と比較すると、「短時間で説明してほしい」は低年齢層の子供の保護者で多い。

平成30年度以降の調査結果と比べると、大きな変化はみられない。

<全員に>

Q18 あなた(保護者自身)はインターネットの危険性に関する学習について、どのような内容・形式で行われるのが良いと思いますか。この中から、あてはまるものをすべて選んでください。(いくつでも

図表2-3-2-4-1 低年齢層の子供の保護者のインターネットの危険性に関する学習内容や形式 (CSV形式:2KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

低年齢層の子供の保護者のインターネットの危険性に関する学習内容や形式

低年齢層の子供の保護者のインターネットの危険性に関する学習内容や形式を子供の性別にみると、男女で大きな差はみられない。

子供の年齢別にみると、年齢では大きな差はみられない。

子供の通園・在学別にみると、「スマートフォン等を活用した機器体験型形式が良い」は、小学生(6~9歳)では17.9%だが、通園中(0~6歳)では20.7%、通園・通学前(0~6歳)では25.2%と多くなっている。

図表2-3-2-4-2 低年齢層の子供の保護者のインターネットの危険性に関する
学習内容や形式(子供の性別、年齢別、通園・在学別)
 (CSV形式:3KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

低年齢層の子供の保護者のインターネットの危険性に関する学習内容や形式(子供の性別、年齢別、通園・在学別)

(5)低年齢層の子供の保護者のフィルタリングの認知度

回答した全ての低年齢層の子供の保護者(2,247人)に、この調査に答えるまで、フィルタリングとは何かを知っていたか聞いたところ、「知っていた」が43.3%、「なんとなく知っていた」が43.0%であり、合わせると「知っていた(計)」は86.4%である。「まったく知らなかった」は、13.2%となっている。

平成30年度以降の調査結果と比べると、「知っていた」は増加傾向にある。

子供の性別にみると、男女で大きな差はみられない。

子供の年齢別にみると、「知っていた」は9歳で52.8%と多くなる。

子供の通園・在学別にみると、「知っていた」は、通園・通学前(0~6歳)では39.9%、通園中(0~6歳)では41.0%だが、小学生(6~9歳)では47.0%と多くなっている。

<全員に>

Q19 あなた(保護者自身)は、この調査に答えるまで、フィルタリングとは何かを知っていましたか。この中から、1つだけ選んでください。
(注)「フィルタリングとは」をご覧になってから、ご回答ください。

図表2-3-2-5-1 低年齢層の子供の保護者のフィルタリングの認知度(子供の性別、年齢別、通園・在学別) (CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

低年齢層の子供の保護者のフィルタリングの認知度(子供の性別、年齢別、通園・在学別)

目次戻る次へ