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第3期科学技術基本計画(平成18~22年度)

第3期科学技術基本計画の策定プロセス

人口減少や少子高齢化が次第に加速していく中、欧米諸国が科学技術に力を入れる傾向が強くなり、さらにはアジア諸国が急速に技術力をつけたことで、世界の頭脳競争は激化の一途をたどっています。
  このような背景のもと、創造性豊かな人材や、有限な資源を活用し最大限の成果を生み出す仕組みを創り出すことを目指し、平成16年12月の第42回総合科学技術会議での諮問より、科学技術に関する基本政策の検討を始めました。途中、パブリックコメントやタウンミーティングなどによる一般市民のみなさんの声も反映させながら、平成17年12月の第51回総合科学技術会議において、「科学技術に関する基本政策について」の答申を行いました。
  その後、平成18年3月に第3期科学技術基本計画が閣議決定され、平成18年度よりこの第3期基本計画に沿った新たな科学技術政策が推進されています。

第3期基本計画の構成(主なポイント)

1.基本理念

  • 2つの基本姿勢と6つの大目標の設定

2.科学技術の戦略的重点化

  • 基礎研究の推進(多様性と継続性を確保しつつ、一定の資源を確保して着実に推進します)
  • 政策課題対応型研究開発における重点化(政策目標の実現を強く意識し、「分野別推進戦略(平成18年3月総合科学技術会議決定)」の中で重点投資すべき研究開発(戦略重点科学技術)を定めています)

3.科学技術システム改革

  • 人材の育成、確保、活躍の促進
  • 科学の発展と絶えざるイノベーションの創出(優れた研究開発の種を増やし育てていくとともに、研究開発の成果について、社会的・経済的価値として発現させる努力を強化します)
  • 科学技術振興のための基盤の強化
  • 国際活動の戦略的推進

4.社会・国民に支持される科学技術

  • 科学技術が及ぼす倫理的・法的・社会的課題への責任ある取組
  • 科学技術に関する説明責任と情報発信の強化
  • 科学技術に関する国民意識の醸成
  • 国民の科学技術への主体的な参加の促進

5.総合科学技術会議の役割

  • 司令塔機能強化(「知恵の場」として積極的に活動し、国民から顔の見える存在を目指します)

第3期科学技術基本計画の理念

第3期基本計画では、以下の2点を基本的な姿勢として掲げています。

(1)社会・国民に支持され、成果を還元する科学技術
(2)人材育成と競争的環境の重視 ~ モノから人へ、機関における個人の重視

この上で、第2期基本計画で掲げていた3つの理念を基本的に継承しながら、科学技術が何を目指すのかという、具体的でわかりやすい6つの大目標、12の中目標を政策目標として設定しています。
総合科学技術会議は、これら政策目標の実現に向けて政府関係府省や研究機関が研究開発や成果実現に取り組むことを促します。また、政策目標の達成に向けた進捗状況を検証し、その結果を明示することを通じ、社会・国民への説明責任を果たしていきます。

理念図1

理念図2

理念図3

投資の総額規模

第3期基本計画では、「科学技術は明日への投資」という姿勢を堅持し、平成18年度から平成22年度の5年間の政府研究開発投資の規模を約25兆円とすることを明示しています。厳しい財政事情の中で示された「25兆円」に対する国民の期待に政府は応えていかなければなりません。

※25兆円は計画期間中の政府研究開発投資が対GDP比1%、名目GDPの平均成長率3.1%を前提としています。

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