SIP第2期自動運転での東京臨海部実証実験の終了


令和4年12月27日
科学技術・イノベーション推進事務局
プレスリリース

 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期「自動運転(システムとサービスの拡張)」は、安全で快適な自動運転社会の実現を目指し、東京臨海部において交通インフラや公衆広域ネットワークを利用した交通環境情報等を活用したインフラ協調型の自動運転の実証実験を2019年から実施してまいりました。この度、SIP第2期としての東京臨海部での全ての実証実験を完了し、無事終了することができましたのでお知らせいたします。

 SIP第2期「自動運転(システムとサービスの拡張)」では、交通インフラからの信号情報や公衆広域ネットワークを利用した交通環境情報等を活用したインフラ協調型の自動運転の実証実験を、2019年10月から東京臨海部において実施してまいりました。本実証実験には、国内外の自動車メーカー、大学を始め多くの参加が得られ、参加した各機関の試験車両の総走行距離は、延べ約12万km(地球約3周相当)に及びました。本実証実験により、交通環境情報の有効性等の検証や標準化が進むとともに、各機関の自動運転車両の開発の促進にも貢献することできました。
 SIP第2期「自動運転(システムとサービスの拡張)」が2022年度に終了することに伴い、12月23日(金)をもちましてSIP第2期としての東京臨海部での実証実験を終了しました。この間無事故で実証実験を完了できましたことは、東京都を始め実証実験参加者、そして地域住民の皆さまのご支援・ご協力によるものであります。心より御礼申し上げます。
 来年度以降についても、東京臨海部での実証実験の実施について検討を進めていますので、引き続き、ご支援・ご協力の程よろしくお願いいたします。

(参考)東京臨海部実証実験に関する取組、SIP2期自動運転の研究開発成果については、以下のリンクを参照ください。

東京臨海部実証実験の取組別ウィンドウで開きます

SIP第2期自動運転(システムとサービスの拡張)研究開発別ウィンドウで開きます

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電話:044-520-5241(部直通)