平成21年度 高齢者の地域におけるライフスタイルに関する調査結果(概要版)PDF形式

1 調査の目的

 高齢者のライフスタイルや人間関係についての希望は多様であり、地域社会や近隣との関わり方への希望も個人によって差異があるものと考えられ、高齢者を対象とした施策の企画・実施に当たっては、個人のニーズの違いを考慮する必要がある。
 本調査は、高齢者と地域社会・近隣との「つながり」(日常の付き合い、行事参加、緊急時の対応、生活支援など)の現状とニーズについて調査することにより、現在の地域における高齢者の実態と意識を把握し、今後の高齢社会対策の施策の推進に資することを目的としている。

2 調査項目

1.健康状態・日常生活に関する基本事項
2.近所づきあいや地域のつながりに関する事項
3.日常生活に困った時・災害時等の対応に関する事項
4.手助けや福祉サービス等の必要性に関する事項
5.地域福祉活動等への取組に関する事項

3 調査対象

(1)母集団
全国の60歳以上の男女

(2)標本数
5,000人

(3)抽出方法
住民基本台帳からの層化二段無作為抽出法

4 調査時期

平成21年10月29日~11月8日

5 調査方法

調査員による個別面接聴取法

6 調査実施期間

社団法人 新情報センター

7 回収結果

(1)有効回収数(率)
3,484人(69.7%)

(2)調査不能数(率),不能内訳
1,516人(30.3%)
-不能内訳-
転居:53人、長期不在:168人、一時不在:424人、住所不明:34人、拒否:656人、そ の 他:181人

8 調査対象者の基本属性(性別・年齢別構成)

  性別 年齢別
総数 男性 女性

60~64歳

65~69歳 70~74歳 75~79歳 80歳以上 (うち85歳以上)
総数(人) 3,484 1,620 1,864 926 888 751 552 367 104
構成比(%) 100.0 46.5 53.5 26.6 25.5 21.6 15.8 10.5 3.0

9 過去の調査について

本報告書で結果を引用した過去の調査は次のとおりである。
(調査名) (母集団) (標本数) (有効回答数)
平成20年度調査
高齢者の地域社会への参加に関する意識調査
60歳以上の男女 5,000 3,293
平成15年度調査
高齢者の地域社会への参加に関する意識調査
60歳以上の男女 4,000 2,860
平成10年度調査
高齢者の地域社会への参加に関する意識調査
60歳以上の男女 3,000 2,303

平成19年度調査
高齢者の健康に関する意識調査 
55歳以上の男女 5,000 3,157

10 調査結果

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