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第2章 調査結果の概要 -2

2.基本的な生活の状況

(1)現在の健康状態(問1)

問1 現在の健康状態はいかがですか。次の中から1つだけ選んでお答えください。(〇は1つ)

現在の健康状態をみると、全体で「普通」(41.6%)が最も高い。「良い」(14.2%)と「まあ良い」(18.3%)を合わせると、32.5%が現在の健康状態が良いと回答している。

図表2-2-1-1 現在の健康状態(問1)(択一回答)(CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-1-1 現在の健康状態(問1)(択一回答)の図

※ 「良い(再掲)」は「良い」と「まあ良い」の合計、「良くない(再掲)」は「あまり良くない」と「良くない」の合計。

性・年齢でみると、男女ともに年代が高くなるほど、「良い(再掲)」が低くなり、「良くない(再掲)」が高くなる。

同居者でみると、親(配偶者の親を含む)と同居している者は「良い(再掲)」(41.4%)が高い。

収入がある仕事の有無でみると、仕事をしている者は「良い(再掲)」(44.9%)が高い。

家庭の1か月の平均収入額でみると、家庭の1か月の平均収入額が80万円以上は「良い(再掲)」(47.9%)が高く、「良くない(再掲)」は5万円~10万円未満(37.2%)、10万円~15万円未満(34.5%)が高い。

図表2-2-1-2 現在の健康状態(問1)(択一回答)(CSV形式:5KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-1-2 現在の健康状態(問1)(択一回答)の図

(2)日常生活での活動状況(問2)

問2 日常生活での次の(イ)~(チ)の活動について、あてはまる番号をお答えください。(〇は1つずつ)

日常生活での活動状況を、“階段を手すりや壁をつたわらずに昇っているか”“椅子に座った状態から何もつかまらずに立ち上がっているか”“15分位続けて歩いているか”“バスや電車、自家用車、バイク、シニアカーを使って1人で外出しているか”“自分で食品・日用品の買物をしているか”“自分で食事の用意をしているか”“自分で請求書の支払いをしているか”“自分で預貯金の出し入れをしているか”の8項目について聞いた。

「している」が最も高いのは、“バスや電車、自家用車、バイク、シニアカーを使って1人で外出しているか”の78.9%で、以下、“自分で預貯金の出し入れをしているか”(75.9%)、“自分で食品・日用品の買物をしているか”(75.5%)、“自分で請求書の支払いをしているか”(74.4%)、“15分位続けて歩いているか”(70.0%)、“椅子に座った状態から何もつかまらずに立ち上がっているか”(69.7%)、“自分で食事の用意をしているか”(65.9%)、“階段を手すりや壁をつたわらずに昇っているか”(55.4%)の順である。いずれの項目も「している」が5割を超えている。

「できるが、していない」は、“階段を手すりや壁をつたわらずに昇っているか”(21.0%)と“自分で食事の用意をしているか”(20.0%)が2割を超えている。

「できない」は、“階段を手すりや壁をつたわらずに昇っているか”が20.5%で、8項目の中では最も高い。

図表2-2-2-1 日常生活での活動状況(問2)(それぞれ択一回答)(CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-2-1 日常生活での活動状況(問2)(それぞれ択一回答)の図

(イ)階段を手すりや壁をつたわらずに昇っていますか

性別でみると、男性は「している」が63.0%と、女性(48.4%)よりも高い。

性・年齢でみると、男女ともに年代が高いほど「している」が低くなり、85歳以上になると、男性は3割程度、女性は2割程度まで低下する。

現在の結婚状況でみると、配偶者あるいはパートナーとは死別している者は「できない」(37.3%)が高い。

子供の有無(同居、別居別)でみると、子供はいない者は「している」(65.0%)が高い。

同居者でみると、親と同居している者は「している」(61.6%)が高い。

収入がある仕事の有無でみると、仕事をしている者は「している」(69.7%)が高い。

家庭の1か月の平均収入額でみると、家庭の1か月の平均収入額が25万円以上は「している」が6割程度と高い。

図表2-2-2-2 日常生活での活動状況(問2)(択一回答)
(イ)階段を手すりや壁をつたわらずに昇っていますか(CSV形式:4KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-2-2 日常生活での活動状況(問2)(択一回答)<br>(イ)階段を手すりや壁をつたわらずに昇っていますかの図

(ロ)椅子に座った状態から何もつかまらずに立ち上がっていますか

性別でみると、男性は「している」が74.9%と、女性(64.9%)よりも高い。

性・年齢でみると、男女ともに年代が高いほど「している」が低くなり、85歳以上になると、男性は5割程度、女性は3割中盤程度まで低下する。

現在の結婚状況でみると、配偶者あるいはパートナーとは死別している者は「できない」(27.9%)が高い。

同居者でみると、親と同居している者は「している」(79.8%)が高い。

収入がある仕事の有無でみると、仕事をしている者は「している」(81.6%)が高い。

家庭の1か月の平均収入額でみると、家庭の1か月の平均収入額が40万円以上は「している」が8割前後と高い。

図表2-2-2-3 日常生活での活動状況(問2)(択一回答)
(ロ)椅子に座った状態から何もつかまらずに立ち上がっていますか(CSV形式:4KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-2-3 日常生活での活動状況(問2)(択一回答)<br>(ロ)椅子に座った状態から何もつかまらずに立ち上がっていますかの図

(ハ)15分位続けて歩いていますか

性・年齢でみると、男女ともに年代が高いほど「している」が低い傾向にあり、85歳以上になると、男性は5割程度、女性は4割程度まで低下する。

現在の結婚状況でみると、配偶者あるいはパートナーとは死別している者は「できない」(19.3%)が高い。

子供の有無(同居、別居別)でみると、子供あり(同居のみ)の者は「できない」(17.8%)が高い。

収入がある仕事の有無でみると、仕事をしている者は「している」(78.7%)が高い。

家庭の1か月の平均収入額でみると、家庭の1か月の平均収入額が5万円~10万円未満、10万円~15万円未満は「できない」(それぞれ17.9%、16.5%)が高い。

図表2-2-2-4 日常生活での活動状況(問2)(択一回答)
(ハ)15分位続けて歩いていますか(CSV形式:4KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-2-4 日常生活での活動状況(問2)(択一回答)<br>(ハ)15分位続けて歩いていますかの図

(ニ)バスや電車、自家用車、バイク、シニアカーを使って1人で外出していますか

性別でみると、男性は「している」が83.5%と、女性(74.8%)よりも高い。

性・年齢でみると、男女ともに年代が高いほど「している」が低くなるが、女性ではより低くなる傾向がみられ、85歳以上になると、男性は6割程度だが、女性は3割中盤程度まで低下する。

現在の結婚状況でみると、配偶者あるいはパートナーとは死別している者は「できない」(23.0%)が高い。

同居者でみると、親と同居している者は「している」(92.9%)が高い。

収入がある仕事の有無でみると、仕事をしている者は「している」(93.1%)が高い。

家庭の1か月の平均収入額でみると、家庭の1か月の平均収入額が5万円~10万円未満は「できない」(20.4%)が高い。

図表2-2-2-5 日常生活での活動状況(問2)(択一回答)
(ニ)バスや電車、自家用車、バイク、シニアカーを使って1人で外出していますか(CSV形式:4KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-2-5 日常生活での活動状況(問2)(択一回答)<br>(ニ)バスや電車、自家用車、バイク、シニアカーを使って1人で外出していますかの図

(ホ)自分で食品・日用品の買物をしていますか

性別でみると、女性は「している」が80.9%と、男性(69.6%)よりも高い。

性・年齢でみると、女性の65~69歳では「している」が94.6%と非常に高い。男女ともに年代が高いほど「している」が低くなる。

現在の結婚状況でみると、結婚したことがない者と、配偶者あるいはパートナーとは離婚している者は「している」(それぞれ86.2%、84.8%)が高い。

子供の有無(同居、別居別)でみると、子供はいない者は「している」(84.1%)が高い。

同居者でみると、同居者はいない者は「している」(84.7%)が高い。

図表2-2-2-6 日常生活での活動状況(問2)(択一回答)
(ホ)自分で食品・日用品の買物をしていますか(CSV形式:4KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-2-6 日常生活での活動状況(問2)(択一回答)<br>(ホ)自分で食品・日用品の買物をしていますかの図

(ヘ)自分で食事の用意をしていますか

性別でみると、男女差が大きく、女性は「している」が86.4%と、男性(43.4%)よりも高い。

年齢でみると、年代が高いほど「している」が低くなる傾向にある。

性・年齢でみると、女性では84歳までは「している」が8割~9割と高いが、85歳以上では58.6%まで低くなる。

現在の結婚状況でみると、結婚したことがない者と、配偶者あるいはパートナーとは離婚している者と、配偶者あるいはパートナーとは死別している者は「している」(それぞれ83.3%、83.2%、80.1%)が高い。

同居者でみると、同居者はいない者は「している」(88.6%)が高い。

図表2-2-2-7 日常生活での活動状況(問2)(択一回答)
(ヘ)自分で食事の用意をしていますか(CSV形式:4KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-2-7 日常生活での活動状況(問2)(択一回答)<br>(ヘ)自分で食事の用意をしていますかの図

(ト)自分で請求書の支払いをしていますか

性別でみると、女性は「している」が83.4%と、男性(64.4%)よりも高い。

性・年齢でみると、女性の79歳までは「している」が9割程度と高い。男女ともに年代が高いほど「している」が低くなる傾向にある。

現在の結婚状況でみると、結婚したことがない者と、配偶者あるいはパートナーとは離婚している者は「している」(それぞれ86.2%、85.3%)が高い。

同居者でみると、同居者はいない者と親と同居している者は「している」(それぞれ86.2%、82.8%)が高い。

図表2-2-2-8 日常生活での活動状況(問2)(択一回答)
(ト)自分で請求書の支払いをしていますか(CSV形式:4KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-2-8 日常生活での活動状況(問2)(択一回答)<br>(ト)自分で請求書の支払いをしていますかの図

(チ)自分で預貯金の出し入れをしていますか

性別でみると、女性は「している」が83.9%と、男性(67.0%)よりも高い。

性・年齢でみると、女性の79歳までは「している」が9割程度と高い。男女ともに年代が高いほど「している」が低くなる傾向にあり、特に女性の85歳以上では48.9%まで低くなる。

現在の結婚状況でみると、結婚したことがない者と、配偶者あるいはパートナーとは離婚している者は「している」(それぞれ89.9%、88.0%)が高い。

子供の有無(同居、別居別)でみると、子供はいない者は「している」(84.5%)が高い。

同居者でみると、同居者はいない者は「している」(85.8%)が高い。

図表2-2-2-9 日常生活での活動状況(問2)(択一回答)
(チ)自分で預貯金の出し入れをしていますか(CSV形式:4KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-2-9 日常生活での活動状況(問2)(択一回答)<br>(チ)自分で預貯金の出し入れをしていますかの図

(3)生きがいを感じるか(問3)

問3 現在、どの程度生きがい(喜びや楽しみ)を感じていますか。次の中から1つだけ選んでお答えください。(○は1つ)

現在、どの程度生きがいを感じるかをみると、全体で「十分感じている」と「多少感じている」を合わせた「感じている(再掲)」が76.4%となっている。

図表2-2-3-1 生きがいを感じるか(問3)(択一回答)(CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-3-1 生きがいを感じるか(問3)(択一回答)の図

※ 「感じている(再掲)」は「十分感じている」と「多少感じている」の合計、
「感じていない(再掲)」は「あまり感じていない」と「全く感じていない」の合計。

性・年齢でみると、「感じている(再掲)」は、男性の74歳までは8割弱、女性の79歳までは8割台と高いが、85歳以上では男女ともに6割程度となる。

現在の結婚状況でみると、「感じている(再掲)」は結婚したことがない者と、配偶者あるいはパートナーとは離婚している者で低い(それぞれ66.7%、67.5%)。

子供の有無(同居、別居別)でみると、子供はいない者は「感じている(再掲)」(65.7%)が低い。

同居者でみると、同居者はいない者は「感じている(再掲)」(68.5%)が低い。

家庭の1か月の平均収入額でみると、家庭の1か月の平均収入額が高くなるほど「感じている(再掲)」が高くなる傾向にあり、25万円以上は8~9割程度と高い。

都市規模でみると、町村は「感じている(再掲)」(83.5%)が高い。

図表2-2-3-2 生きがいを感じるか(問3)(択一回答)(CSV形式:5KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-3-2 生きがいを感じるか(問3)(択一回答)の図

(4)現在の地域に暮らし始めてから何年になるか(問4)

問4 現在お住まいの地域に暮らし始めてから、何年になりますか。(近隣町内会程度の転居などは現在の地域に含む)次の中から1つだけ選んでお答えください。(〇は1つ)

現在の地域に暮らし始めてから何年になるかをみると、全体で「31年以上」(52.5%)が最も高く、過半数を占めており、「生まれたときから」(12.8%)と合わせると、6割以上が31年以上同じ地域に住んでいる。「5年以内」(4.8%)、「10年以内」(5.2%)は、合わせて約1割となっている。

図表2-2-4-1 現在の地域に暮らし始めてから何年になるか(問4)(択一回答)(CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-4-1 現在の地域に暮らし始めてから何年になるか(問4)(択一回答)の図

性別でみると、女性は「31年以上」が58.6%と、男性(45.8%)よりも高い。男性は「生まれたときから」が19.2%と、女性(7.0%)よりも高い。

性・年齢でみると、男女ともに年代が高いほど「31年以上」が高くなる傾向にある。

現在の結婚状況でみると、「31年以上」は配偶者あるいはパートナーとは死別している者(59.0%)が高く、配偶者あるいはパートナーとは離婚している者(26.2%)では低い。

同居者でみると、親と同居している者は「生まれたときから」(28.3%)が高い。

家庭の1か月の平均収入額でみると、家庭の1か月の平均収入額が80万円以上は「生まれたときから」(21.3%)が高い。

都市規模でみると、町村(21.8%)小都市(人口10万未満の市)(17.3%)大都市(東京23区・政令指定都市)(7.6%)と都市規模が小さいほど「生まれたときから」が高くなる。

地域(6区分)でみると、中部は「生まれたときから」(20.4%)が高い。

図表2-2-4-2 現在の地域に暮らし始めてから何年になるか(問4)(択一回答)(CSV形式:5KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-4-2 現在の地域に暮らし始めてから何年になるか(問4)(択一回答)の図

(5)近所の人とはどんな付き合いをしているか(問5)(複数回答)

問5 ふだん、近所の人とは、どのようなお付き合いをなさっていますか。次の中からあてはまるものを全てお答えください。(〇はいくつでも)

近所の人とのつきあいの程度をみると、全体で「会えば挨拶をする」(84.6%)が最も高い。次いで、「外でちょっと立ち話をする」(61.3%)、「物をあげたりもらったりする」(47.4%)が続く。

図表2-2-5-1 近所の人とはどんな付き合いをしているか(問5)(複数回答)(CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

※「その他」「不明・無回答」以外の選択肢(%)の高い順に並べ替え。

図表2-2-5-1 近所の人とはどんな付き合いをしているか(問5)(複数回答)の図

性別でみると、「外でちょっと立ち話をする」は女性が69.2%と、男性(52.7%)よりも高い。「物をあげたりもらったりする」も同様に、女性が55.6%と、男性(38.4%)よりも高い。

性・年齢でみると、男女ともに85歳以上になると、いずれの項目も低くなる。

現在の結婚状況でみると、結婚したことがない者は「会えば挨拶をする」「外でちょっと立ち話をする」「物をあげたりもらったりする」がいずれも低くなっている(それぞれ73.2%、49.3%、26.8%)。

子供の有無(同居、別居別)でみると、子供はいない者は「会えば挨拶をする」「外でちょっと立ち話をする」「物をあげたりもらったりする」がいずれも低くなっている(それぞれ80.1%、51.6%、34.7%)。

都市規模でみると、町村は「物をあげたりもらったりする」(64.4%)が高い。

図表2-2-5-2 近所の人とはどんな付き合いをしているか(問5)(複数回答)(CSV形式:6KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

※「その他」「不明・無回答」以外の選択肢(%)の高い順に並べ替え。

図表2-2-5-2 近所の人とはどんな付き合いをしているか(問5)(複数回答)の図

(6)現在の地域に住み続ける予定の有無(問6)

問6 現在お住まいの地域に住み続ける予定はありますか。次の中から1つだけ選んでお答えください。(○は1つ)

現在の地域に住み続ける予定の有無をみると、全体で「ある」が94.0%、「ない」が4.3%となっている。

図表2-2-6-1 現在の地域に住み続ける予定の有無(問6)(択一回答)(CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-6-1 現在の地域に住み続ける予定の有無(問6)(択一回答)の図

現在の結婚状況でみると、結婚したことがない者と、配偶者あるいはパートナーとは離婚している者は「ない」(それぞれ9.4%、7.3%)が高い。

子供の有無(同居、別居別)でみると、子供はいない者は「ない」(7.6%)が高い。

同居者でみると、同居者はいない者は「ない」(7.4%)が高い。

家庭の1か月の平均収入額でみると、家庭の1か月の平均収入額が5万円未満は「ない」(13.0%)が高い。

図表2-2-6-2 現在の地域に住み続ける予定の有無(問6)(択一回答)(CSV形式:4KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-6-2 現在の地域に住み続ける予定の有無(問6)(択一回答)の図

(7)現在の地域に安心して住み続けるために必要なこと(問7)(複数回答)

問7 現在お住まいの地域に安心して住み続けるために、どのようなことが必要と考えていますか。次の中からあてはまるものを全てお答えください。(○はいくつでも)

現在の地域に住み続けるために何が必要かをみると、全体で「かかりつけ医等健康面での受け皿」(56.4%)が最も高い。次いで、「近所の人との支え合い」(50.2%)、「防災対策や治安の良さ」(46.2%)、「移動手段や商業施設などの生活環境の利便」(46.1%)、「家族や親族の援助」(41.4%)が続く。「必要なことはない」は2.5%。

図表2-2-7-1 現在の地域に安心して住み続けるために必要なこと(問7)(複数回答)(CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

※「その他」「必要なことはない」「不明・無回答」以外の選択肢(%)の高い順に並べ替え。

図表2-2-7-1 現在の地域に安心して住み続けるために必要なこと(問7)(複数回答)の図

性・年齢でみると、「家族や親族の援助」は、男女とも85歳以上(男性53.0%、女性59.1%)で高い。

同居者でみると、親と同居している者は「近所の人との支え合い」(57.6%)が高い。

家庭の1か月の平均収入額でみると、「かかりつけ医等健康面での受け皿」は家庭の1か月の平均収入額が40万円~60万円未満、60万円~80万円未満(それぞれ63.3%、66.7%)が高い。「近所の人との支え合い」は60万円~80万円未満、80万円以上(それぞれ57.8%、59.6%)が高い。「家族や親族の援助」も60万円~80万円未満、80万円以上(それぞれ52.2%、61.7%)が高い。

都市規模でみると、町村は「近所の人との支え合い」(59.0%)が高い。

地域(6区分)でみると、近畿は「かかりつけ医等健康面での受け皿」(61.3%)が高い。

図表2-2-7-2 現在の地域に安心して住み続けるために必要なこと(問7)(複数回答)(CSV形式:7KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

※「その他」「必要なことはない」「不明・無回答」以外の選択肢(%)の高い順に並べ替え。

図表2-2-7-2 現在の地域に安心して住み続けるために必要なこと(問7)(複数回答)の図

(8)親しくしている友人・仲間がどの程度いるか(問8)

問8 ふだん親しくしている友人・仲間がどの程度いますか。次の中から1つだけ選んでお答えください。(〇は1つ)

親しくしている友人・仲間がどの程度いるかをみると、全体で「普通にいる」(39.0%)が最も高く、「たくさんいる」(7.8%)と「少しいる」(36.0%)を合わせると、8割以上は友人・仲間がいると回答している。これに対して、親しくしている友人・仲間は「いない(再掲)」(ほとんどいない12.6%+全くいない3.5%)という回答者は16.1%である。

図表2-2-8-1 親しくしている友人・仲間がどの程度いるか(問8)(択一回答)(CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-8-1 親しくしている友人・仲間がどの程度いるか(問8)(択一回答)の図

※ 「いる(再掲)」は「たくさんいる」と「普通にいる」と「少しいる」の合計、「いない(再掲)」は「ほとんどいない」と「全くいない」の合計。

性・年齢でみると、女性は84歳までは「いる(再掲)」が8割5分以上であるが、85歳以上で7割台前半と低くなる。

現在の結婚状況でみると、結婚したことがない者と配偶者あるいはパートナーとは離婚している者は「いない(再掲)」(それぞれ26.8%、27.2%)が高い。

子供の有無(同居、別居別)でみると、子供はいない者は「いない(再掲)」(24.5%)が高い。

家庭の1か月の平均収入額でみると、家庭の1か月の平均収入額が高くなるほど「いる(再掲)」が高くなる傾向にある。

都市規模でみると、町村は「いる(再掲)」(87.7%)が高い。

図表2-2-8-2 親しくしている友人・仲間がどの程度いるか(問8)(択一回答)(CSV形式:6KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-8-2 親しくしている友人・仲間がどの程度いるか(問8)(択一回答)の図

(9)ふだん、人(同居家族含む)と話をする程度(問9)

問9 ふだん、どの程度、人(同居の家族を含む)と話をしますか。電話・メール・SNSなども含めて次の中から1つだけ選んでお答えください。(〇は1つ)

ふだん、どの程度、人と話をするかをみると、全体で「毎日」(72.5%)が最も高い。次いで、「2~3日に1回」(13.1%)、「1週間に1回」(6.7%)が続く。「1週間に1回未満・ほとんど話をしない」は6.0%である。

図表2-2-9-1 ふだん、人(同居家族含む)と話をする程度(問9)(択一回答)(CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-9-1 ふだん、人(同居家族含む)と話をする程度(問9)(択一回答)の図

性・年齢でみると、男性の85歳以上は「1週間に1回未満・ほとんど話をしない」(14.0%)が高い。

現在の結婚状況でみると、結婚したことがない者と配偶者あるいはパートナーとは離婚している者は「1週間に1回未満・ほとんど話をしない」(それぞれ22.5%、18.3%)が高い。

子供の有無(同居、別居別)でみると、子供はいない者は「1週間に1回未満・ほとんど話をしない」(18.1%)が高い。

同居者でみると、同居者はいない者は「1週間に1回未満・ほとんど話をしない」(14.7%)が高い。

家庭の1か月の平均収入額でみると、家庭の1か月の平均収入額が低いほど、「1週間に1回未満・ほとんど話をしない」が高くなる。

図表2-2-9-2 ふだん、人(同居家族含む)と話をする程度(問9)(択一回答)(CSV形式:5KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-9-2 ふだん、人(同居家族含む)と話をする程度(問9)(択一回答)の図

(10)日常生活の作業で同居家族以外に頼れる人(問10)(複数回答)

問10 日常生活の作業(電球の交換や庭の手入れなど)が一人ではできなくなったとき、同居の家族以外に頼れる人がいますか。次の中からあてはまるものを全てお答えください。(〇はいくつでも)

日常生活に必要な作業を同居家族以外で頼れる人がいるかをみると、全体で「別居の家族・親族」(63.9%)が最も高い。次いで、「有料のサービスを利用」(25.6%)、「近所の人」(16.2%)、「友人」(15.4%)が続く。「頼れる人はいない」は11.1%。

図表2-2-10-1 日常生活の作業で同居家族以外に頼れる人(問10)(複数回答)(CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

※「頼れる人はいない」「不明・無回答」以外の選択肢(%)の高い順に並べ替え。

図表2-2-10-1 日常生活の作業で同居家族以外に頼れる人(問10)(複数回答)の図

性・年齢でみると、男性の65~69歳は、「頼れる人はいない」(19.1%)が高い。

現在の結婚状況でみると、結婚したことがない者と配偶者あるいはパートナーとは離婚している者は「頼れる人はいない」(それぞれ24.6%、20.9%)が高い。

子供の有無(同居、別居別)でみると、子供はいない者は「頼れる人はいない」(26.7%)が高い。

家庭の1か月の平均収入額でみると、家庭の1か月の平均収入額が80万円以上は「近所の人」(21.3%)と「友人」(24.5%)が高い。

都市規模でみると、町村は「近所の人」(25.7%)と「友人」(21.8%)が高い。

図表2-2-10-2 日常生活の作業で同居家族以外に頼れる人(問10)(複数回答)(CSV形式:5KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

※「頼れる人はいない」「不明・無回答」以外の選択肢(%)の高い順に並べ替え。

図表2-2-10-2 日常生活の作業で同居家族以外に頼れる人(問10)(複数回答)の図

(11)日常生活で家族・知人等から頼られる内容(問11)(複数回答)

問11 日常生活の中で、家族・知人等から頼られることはどのようなことですか。次の中からあてはまるものを全てお答えください。(〇はいくつでも)

日常生活で、家族・知人から頼られることをみると、全体で「家事」(35.9%)が最も高い。次いで「喜びや悲しみを分かち合うこと」(33.6%)、「子や孫の世話」(26.0%)、「家具の移動・庭の手入れ・雪かきなどの手伝い」(22.4%)、「健康や家庭内でのトラブルなどの相談」(22.4%)が続く。「頼られることはない」は19.5%。

図表2-2-11-1 日常生活で家族・知人等から頼られる内容(問11)(複数回答)(CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

※「その他」「頼られることはない」「不明・無回答」以外の選択肢(%)の高い順に並べ替え。

図表2-2-11-1 日常生活で家族・知人等から頼られる内容(問11)(複数回答)の図

性別でみると、女性は「家事」(男性28.7%、女性42.4%)と「喜びや悲しみを分かち合うこと」(男性26.7%、女性39.9%)が男性よりも高い。男性は「家具の移動・庭の手入れ・雪かきなどの手伝い」が31.3%で、女性(14.3%)よりも高い。

性・年齢でみると、「家事」「喜びや悲しみを分かち合うこと」「子や孫の世話」の上位3項目は女性の74歳までで高い。「家具の移動・庭の手入れ・雪かきなどの手伝い」は、男性の中でも65~79歳で高い。男女とも85歳以上では「頼られることはない」(男性36.0%、女性37.1%)が高い。

同居者でみると、親と同居している者は「家具の移動・庭の手入れ・雪かきなどの手伝い」(35.4%)、「健康や家庭内でのトラブルなどの相談」(32.3%)、「看病・介護」(38.4%)が高い。子供はいない者は「頼られることはない」(32.1%)が高い。

同居者でみると、同居者はいない者は「頼られることはない」(36.1%)が高い。

家庭の1か月の平均収入額でみると、家庭の1か月の平均収入額が80万円以上は「家事」(50.0%)「喜びや悲しみを分かち合うこと」(46.8%)が高い。40万円以上は「子や孫の世話」(40.8%)が高い。40万円~60万円未満と80万円以上は「家具の移動・庭の手入れ・雪かきなどの手伝い」(それぞれ33.3%、33.0%)が高い。

地域(6区分)でみると、北海道・東北と中部は「家具の移動・庭の手入れ・雪かきなどの手伝い」(それぞれ31.9%、32.5%)が高い。

図表2-2-11-2 日常生活で家族・知人等から頼られる内容(問11)(複数回答)(CSV形式:6KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

※「その他」「頼られることはない」「不明・無回答」以外の選択肢(%)の高い順に並べ替え。

図表2-2-11-2 日常生活で家族・知人等から頼られる内容(問11)(複数回答)の図

(12)最期はどこで迎えたいか(問12)

問12 万一、治る見込みがない病気になった場合、最期はどこで迎えたいですか。次の中から1つだけ選んでお答えください。(〇は1つ)

治る見込みがない病気になった場合、最期はどこで迎えたいかをみると、全体で「自宅」(45.8%)が最も高い。次いで、「病院・介護療養型医療施設」(36.3%)、「特別養護老人ホーム・有料老人ホームなどの福祉施設」(8.3%)が続く。

図表2-2-12-1 最期はどこで迎えたいか(問12)(択一回答)(CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

※「その他」「不明・無回答」以外の選択肢(%)の高い順に並べ替え。

図表2-2-12-1 最期はどこで迎えたいか(問12)(択一回答)の図

性別でみると、男性は「自宅」が52.2%で、女性(40.1%)よりも高い。女性は「病院・介護療養型医療施設」が40.6%で、男性(31.6%)よりも高い。

性・年齢でみると、女性では年代が高くなるほど「自宅」が高くなり、年代が低くなるほど「病院・介護療養型医療施設」が高くなる傾向にある。

現在の結婚状況でみると、結婚したことがない者は「病院・介護療養型医療施設」(44.9%)が高い。

子供の有無(同居、別居別)でみると、子供はいない者は「病院・介護療養型医療施設」(44.8%)が高い。

同居者でみると、親と同居している者は「病院・介護療養型医療施設」(44.4%)が高い。

家庭の1か月の平均収入額でみると、20万円~25万円未満と60万円~80万円未満は「自宅」が5割を超えている。

図表2-2-12-2 最期はどこで迎えたいか(問12)(択一回答)(CSV形式:5KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

※「その他」「不明・無回答」以外の選択肢(%)の高い順に並べ替え。

図表2-2-12-2 最期はどこで迎えたいか(問12)(択一回答)の図

(13)孤立死について身近に感じる度合(問13)

問13 孤立死(誰にも看取られることなく、亡くなった後に発見される死)について身近に感じますか。次の中から1つだけ選んでお答えください。(〇は1つ)

孤立死について身近に感じるかをみると、全体で「あまり感じない」(36.5%)が最も高く、「まったく感じない」(13.0%)と合わせた「感じない(再掲)」は49.5%となった。これに対して、孤独死を身近に「感じる(再掲)」(とても感じる14.4%+まあ感じる34.3%)という回答者も48.7%となり、両者はほぼ同じ割合となった。

図表2-2-13-1 孤立死について身近に感じる度合(問13)(択一回答)(CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-13-1 孤立死について身近に感じる度合(問13)(択一回答)の図

※ 「感じる(再掲)」は「とても感じる」と「まあ感じる」の合計、「感じない(再掲)」は「あまり感じない」と「まったく感じない」の合計。

現在の結婚状況でみると、「感じる(再掲)」は結婚したことがない者(68.8%)、配偶者あるいはパートナーとは離婚している者(64.9%)が高い。

子供の有無(同居、別居別)でみると、子供はいない者は「感じる(再掲)」(70.0%)が高く、7割を超えている。

同居者でみると、同居者はいない者は「感じる(再掲)」(73.4%)が高く、7割を超えている。

家庭の1か月の平均収入額でみると、家庭の1か月の平均収入額が20万円未満は「感じる(再掲)」が5割以上と高くなっている。

図表2-2-13-2 孤立死について身近に感じる度合(問13)(択一回答)(CSV形式:5KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-13-2 孤立死について身近に感じる度合(問13)(択一回答)の図

(14)この1年間に参加した活動(問14)(複数回答)

問14 この1年間に個人または友人あるいはグループや団体で自主的に行われている次のような活動に参加しましたか。次の中からあてはまるものを全てお答えください。(○はいくつでも)

この1年間に参加した活動をみると、全体で「健康・スポーツ(体操、歩こう会、ゲートボール等)」(30.3%)が最も高い。次いで、「地域行事(祭りなどの地域の催しものに参加)」(21.9%)、「趣味(俳句、詩吟、陶芸等)」(15.9%)、「生活環境改善(環境美化、緑化推進、まちづくり等)」(11.9%)、「地域行事(祭りなどの地域の催しものの世話等)」(10.3%)が続く。「活動または参加したものはない」は35.3%。

図表2-2-14-1 この1年間に参加した活動(問14)(複数回答)(CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

※「その他」「活動または参加したものはない」「不明・無回答」以外の選択肢(%)の高い順に並べ替え。

図表2-2-14-1 この1年間に参加した活動(問14)(複数回答)の図

性別でみると、男性は「生活環境改善(環境美化、緑化推進、まちづくり等)」が16.2%と女性(7.9%)より高い。

性・年齢でみると、男女ともに85歳以上では「活動または参加したものはない」が高くなり、5割程度となっている。また、女性の65~69歳は「趣味(俳句、詩吟、陶芸等)」(21.8%)が高い。

子供の有無(同居、別居別)でみると、子供あり(同居のみ)の者は「地域行事(祭りなどの地域の催しものの世話等)」(14.2%)が高い。子供はいない者は「活動または参加したものはない」(45.5%)が高い。

同居者でみると、親と同居している者は「活動または参加したものはない」(16.2%)が低く、「健康・スポーツ(体操、歩こう会、ゲートボール等)」(41.4%)や「地域行事(祭りなどの地域の催しものに参加)」(36.4%)など、多くの項目で高くなっている。

家庭の1か月の平均収入額でみると、家庭の1か月の平均収入額が低いほど、「地域行事(祭りなどの地域の催しものに参加)」が低くなる傾向にある。

都市規模でみると、町村は「健康・スポーツ(体操、歩こう会、ゲートボール等)」(33.7%)、「地域行事(祭りなどの地域の催しものに参加)」(32.2%)、「生活環境改善(環境美化、緑化推進、まちづくり等)」(18.4%)、地域行事(祭りなどの地域の催しものの世話等)」(16.9%)が高い。

図表2-2-14-2 この1年間に参加した活動(問14)(複数回答)(CSV形式:7KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

※「その他」「活動または参加したものはない」「不明・無回答」以外の選択肢(%)の高い順に並べ替え。

図表2-2-14-2 この1年間に参加した活動(問14)(複数回答)の図

(15)活動に参加したいと思わない理由(問15)(複数回答)

【問14で「12 活動または参加したものはない」と答えた方にお伺いします。】
問15 個人または友人と、あるいはグループや団体で自主的に行われている活動に参加したいと思わないのはどうしてですか。次の中からあてはまるものを全てお答えください。(〇はいくつでも)

活動に参加したいと思わない理由をみると、全体で「健康・体力に自信がないから」(31.6%)が最も高い。次いで、「家庭の事情(病気、家事、仕事)があるから」(28.0%)、「人と付き合うのがおっくうだから」(21.9%)、「どのような活動が行われているか知らないから」(18.6%)、「同好の友人・仲間がいないから」(18.3%)、「気軽に参加できる活動が少ないから」(13.1%)が続く。「特に理由はない」は15.6%。

図表2-2-15-1 活動に参加したいと思わない理由(問15)(複数回答)(CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

※「その他」「特に理由はない」「不明・無回答」以外の選択肢(%)の高い順に並べ替え。

図表2-2-15-1 活動に参加したいと思わない理由(問15)(複数回答)の図

性別でみると、男性は「同好の友人・仲間がいないから」(21.9%)と「気軽に参加できる活動が少ないから」(16.0%)が女性(それぞれ15.4%、10.8%)よりも高い。

性・年齢でみると、男女とも85歳以上では「健康・体力に自信がないから」(男性51.0%、女性53.1%)が高く、女性では80~84歳(52.2%)でも高くなっている。女性の65~69歳と70~74歳は「家庭の事情(病気、家事、仕事)があるから」(それぞれ44.1%、37.0%)が高い。男性の65~69歳は「どのような活動が行われているか知らないから」(30.0%)、が高い。男性の65~69歳と70~74歳は「人と付き合うのがおっくうだから」(それぞれ29.0%、31.1%)、「気軽に参加できる活動が少ないから」(それぞれ19.0%、18.9%)が高い。男性の75~79歳は「特に理由はない」(22.5%)が高い。

現在の結婚状況でみると、結婚したことがない者は「どのような活動が行われているか知らないから」(29.7%)、「特に理由はない」(23.4%)が高い。配偶者あるいはパートナーとは離婚している者は「どのような活動が行われているか知らないから」(27.3%)、「同好の友人・仲間がいないから」(28.4%)が高い。

同居者でみると、親と同居している者は「家庭の事情(病気、家事、仕事)があるから」(56.3%)、「特に理由はない」(31.3%)が高い。同居者はいない者は「人と付き合うのがおっくうだから」(29.1%)、「同好の友人・仲間がいないから」(23.1%)が高い。

収入がある仕事の有無でみると、仕事をしている者は「家庭の事情(病気、家事、仕事)があるから」(44.2%)、「特に理由はない」(20.6%)が高い。

家庭の1か月の平均収入額でみると、家庭の1か月の平均収入額が5万円~10万円未満は「健康・体力に自信がないから」(50.0%)が高い。15万円~20万円未満は「人と付き合うのがおっくうだから」(29.4%)が高い。20万円~25万円未満は「家庭の事情(病気、家事、仕事)があるから」(35.8%)が高い。

都市規模でみると、町村は「特に理由はない」(20.3%)が高い。

地域(6区分)でみると、北海道・東北は「気軽に参加できる活動が少ないから」(18.5%)が高い。九州は「人と付き合うのがおっくうだから」(29.9%)が高い。

図表2-2-15-2 活動に参加したいと思わない理由(問15)(複数回答)(CSV形式:7KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

※「その他」「特に理由はない」「不明・無回答」以外の選択肢(%)の高い順に並べ替え。

図表2-2-15-2 活動に参加したいと思わない理由(問15)(複数回答)の図