那覇空港滑走路増設事業
1. 背景と目的
那覇空港については、国内外や離島を結ぶ、我が国の航空ネットワーク上の南の拠点空港として重要な役割を果たしており、抜本的な能力向上が必要とされていることから、滑走路増設に向けた取り組みを推進しています。
2. 現在の取組状況
- 那覇空港における抜本的な能力向上策については、国土交通省大阪航空局、内閣府沖縄総合事務局、沖縄県が平成15年度よりPI(パブリック・インボルムメント)の手法を用い検討を進めてきました。
平成21年度には、現滑走路から1,310m離れた位置に滑走路を増設する案に基づき具体的な施設配置計画を取りまとめました。
平成22年8月から環境影響評価手続きを開始し、平成23年1月から現地調査を実施しています。 - 新貨物ターミナル地区の整備については、民間事業者により貨物上屋の整備等が行われ、平成21年10月26日に供用が開始されました。内閣府沖縄総合事務局では、貨物エプロン等のインフラ整備を行っています
3. 平成21年度の空港利用状況
年間離着陸回数:約12.7万回(年間離着陸回数国内 第5位、滑走路1本の空港において国内 第2位)
年間乗降客数:約1,406万人
(年間乗降客数国内 第6位)