ジャスパー・カレル・ヴェッセリング オランダ経済・農業・イノベーション省企業・イノベーション副局長の表敬訪問について【平成24年10月10日】
意見交換の模様
記念撮影
(左から:フォレンホーヴェン大使、相澤議員、
ヴェッセリング局長他)
平成24年10月10日、相澤総合科学技術会議議員は、ヴェッセリング副局長及びラーディンク・ファン・フォレンホーヴェン駐日オランダ王国特命全権大使らによる表敬訪問を受けました。
冒頭、フォレンホーヴェン大使から、日オランダ間の科学技術協力の一層の進展に対する期待が述べられました。続いて、ヴェッセリング副局長から、我が国の第4期科学技術基本計画、特にグリーンイノベーションやライフイノベーションに係る取組での日オランダ間の協力の可能性及び国際活動の戦略的展開に関心が寄せられるとともに、オランダのイノベーション創出に向けた取組として、9つのトップセクターを特定し、産学官の関係者が戦略を検討・実施する枠組みを構築したとの説明がありました。
これに対し相澤議員より、第4期科学技術基本計画の概要を紹介するとともに、基本計画の中で主要な柱に位置づけられている「グリーンイノベーション」「ライフイノベーション」及び「震災からの復興、再生の実現」については、産学官からの代表者が参画する「戦略協議会」を設置し、これまでに予算の重点化について検討を行ったこと等を説明しました。また、世界の成長力を取り込むべく、科学技術イノベーションシステムをオープン化することが重要である旨述べました。