久間議員の三菱電機株式会社 パワーデバイス製作所視察について【平成27年4月22日】

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左から、松本英三 大臣官房審議官、
久間和生 総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)常勤議員

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左から、大森達夫 内閣府 プログラムディレクターSIP
「次世代パワーエレクトロニクス」担当、
西條正明 参事官(戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)担当)

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左から、島顕洋 役員理事 所長、近藤晴房 副所長
兼 パワーデバイス第一部長、佐藤克己 主管技師長

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左から、マジュムダール ゴーラブ 役員技監、
櫻井光一 副所長

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意見交換風景(1)

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意見交換風景(2)


 平成27年4月22日(水)、総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)の久間議員は福岡市にある三菱電機(株)パワーデバイス製作所の視察を行いました。 
 まず、パワーデバイス製作所が三菱電機の会社組織の中でどのような位置づけであるか、パワーデバイスがどのような製品に適用されているか、SiC(炭化ケイ素:Silicon Carbide)パワーデバイスが旧来のSi(シリコン)デバイスと比べてどのような特長があるか等の説明を受けました。
 その後、SiCのパワーモジュールの製造ラインに移動し、実際の製造工程を見ながら、製造ラインがどのようにできているか、製品がどのように完成していくのか等の説明を受けました。
 意見交換では、久間議員が、現在パワーデバイスが抱えている技術的課題や今後10年間の展望に関する考えを述べられました。大森PDからは、そのような技術的課題に対して、「戦略的イノベーション創造プラグラム(SIP)」が行っていることを紹介され、技術的課題の解決が今後パワーデバイス業界にどのような影響を与えるかについての活発な議論が行われました。
 松本審議官からは、技術開発と市場の関係性についての質問、西條参事官からはパワーデバイスの適用される製品が完成するまでどのような過程があるか等の質問がされ、三菱電機パワーデバイス製作所としての市場分析や実際にパワーデバイスの適用された製品開発について紹介されました。
 最後に、産学官の人材交流、それによる経済の活性化について意見交換がなされ、今後も産学官の連携を進めていくことで意見が一致しました。

【応対者】

  1. ○ 三菱電機(株)半導体・デバイス事業本部
    • マジュムダール ゴーラブ 役員技監
  1. ○ 三菱電機(株)パワーデバイス製作所
    • 島 顕洋 役員理事 所長
    • 櫻井 光一 副所長
    • 近藤 晴房 副所長 兼 パワーデバイス第一部長
    • 佐藤 克己 主管技師長
  1. ○ 内閣府
    • 久間 和生 総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)常勤議員
    • 松本 英三 大臣官房審議官(科学技術・イノベーション担当)
    • 大森 達夫 プログラムディレクター SIP「次世代パワーエレクトロニクス」担当
    • 西條 正明 政策統括官(科学技術・イノベーション担当)付参事官(戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)担当)
    • 浅野 右樹 政策統括官(科学技術・イノベーション担当)付参事官(戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)担当)付参事官補佐
    • 小笠原 伸二 政策統括官(科学技術・イノベーション担当)付政策調査員(総合科学技術・イノベーション会議事務局)共通基盤技術グループ