久間議員のDARPAロボティクス・チャレンジ ファイナル及び米国ジェット推進研究所(JPL)現地視察について【平成27年6月5日~9日】


「DARPAロボティクス・チャレンジ ファイナル」
の会場(@Fireplex)の様子(1)


「DARPAロボティクス・チャレンジ ファイナル」
の会場(@Fireplex)の様子(2)


「DARPAロボティクス・チャレンジ ファイナル」
の会場(@Fireplex)の様子(3)


「DARPAロボティクス・チャレンジ ファイナル」
の会場(@Fireplex)の様子(4)


DARPA職員からの説明を受けながら大会を観戦する久間議員


プラベーカー・DARPA局長に挨拶する久間議員


ウォーカー・DARPA次長(中央)とメルロイ・DARPA/
TTO副室長(右)とのディスカッション風景(1)


ウォーカー・DARPA次長とメルロイ・DARPA/
TTO副室長とのディスカッション風景(2)


ウォーカー・DARPA次長とメルロイ・DARPA/
TTO副室長とのディスカッション風景(3)


ディスカッション終了後に全員で記念撮影
 


久間議員とウォーカー・DARPA次長


「DARPAロボティクス・チャレンジ ファイナル」閉会式


「DARPAロボティクス・チャレンジ ファイナル」閉会式で
挨拶するプラベーカー・DARPA局長


第三位に輝いたカーネギーメロン大学(米国)『Tartan Rescue』
 


準優勝に輝いたヒューマンマシーン・コグニッション研究所(米国)
『Team IHMC Robotics』


見事今大会を制した韓国科学技術院
『Team KAIST』


カリフォルニア州パサデナ市に拠点を置く
ジェット推進研究所(JPL)


JPLのメイン事務棟
 


火星探査機『マーズ・エクスプロレーション・ローバー』
(レプリカ)前で案内役のヘレンさんと記念撮影


JPLメイン事務棟内スペース・フライト・オペレーション部局
(SFOF)にあるコントロール・ルームの様子(1)


JPLメイン事務棟内スペース・フライト・オペレーション部局
(SFOF)にあるコントロール・ルームの様子(2)


JPLメイン事務棟内スペース・フライト・オペレーション部局
(SFOF)にあるコントロール・ルームの様子(3)


マックレー・スペース・フライト・オペレーションマネージャー
と記念撮影


ダグラス・プロデューサーからカルマン・センター内にある
博物館の説明を受ける久間議員(1)


ダグラス・プロデューサーからカルマン・センター内にある
博物館の説明を受ける久間議員(2)


移動途中もダグラス・プロデューサーとのディスカッションが続く
 


JPLのミッションと米国の宇宙政策について説明する
グラフ・地球科学技術センター副所長


グラフ・地球科学技術センター副所長のプレゼンテーション風景(1)
 


グラフ・地球科学技術センター副所長のプレゼンテーション風景(2)


グラフ・地球科学技術センター副所長と記念撮影


 米国国防高等研究計画局(DARPA)が主催する災害救助ロボットの競技会「ロボティクス・チャレンジ(DARPA Robotics Challenge:DRC)」の決勝戦(Final)が、2015年6月5日(金)、6日(土)に開かれました。久間議員は、本大会を視察し、米国をはじめとする参加各国の災害対策ロボット研究開発の最新事情及びアワード方式のコンペティション開催事情等を現地において調査することで、内閣府が推進する戦略的イノベーション創造プログラム(SIP:エスアイピー)及び革新的研究開発推進プログラム(ImPACT:インパクト)の取組と今後の事務局運営方針の参考とすることを目的に、6月4日(木)~9日(火)の日程で米国・カリフォルニア州を訪問しました。
 予選は2013年に行われており、この予選の上位および新たに出場資格を得た8か国23チーム(1チームが棄権)によって決勝が行われました。
日本からは5チームが参加し、第10位に産業技術総合研究所(Team AIST-NEDO)の『HRP2+』が入りました。
優勝は、韓国科学技術院(Team KAIST)の『DRC-HUBO』で、賞金200万ドル(2億5千万円)を獲得しました。準優勝は、米国ヒューマンマシーン・コグニッション研究所(Team IHMC Robotics)の『Running Man(Atlas)』、第3位は米国カーネギーメロン大学(Tartan Rescue)の『CHIMP』が入り、賞金としてそれぞれ80万ドル(1億円)、50万ドル(6,250万円)を獲得しました。

 このDRCは、東日本大震災による福島第一原子力発電所の事故をきっかけに実施された競技会であり、競技内容もこの事故を基にしたものになっており、課題として与えられた8つのタスクは以下の通りでした。

  1. 自動車を運転する(Drive Task)
  2. 自動車から降りる(Egress Task)
  3. ドアを開けて室内に入る(Door Task)
  4. バルブのハンドルを締める(Valve Task)
  5. 工具を使って壁に穴を開ける(Wall Task)
  6. サプライズ・タスク(Surprise Task)
  7. 不整地走行又は瓦礫走破(Rubble Task)
  8. 階段を上る(Stairs Task)

 特徴的だったのは、ロボットは自律している必要はないが、災害現場の「通信環境の悪さ」まで模擬されており、屋内エリアでは通信が途切れるといった臨場感ある現場を限りなく再現しており、「自律」と「遠隔操縦」のバランスをどうするのかも今回の戦略上のポイントとなっていた点です。

 また、大会期間中、スティーブン・H・ウォーカー(Dr. Steven H. Walker)DARPA次長及びパメラ・A・メルロイ(Pamela A. Melroy) DARPA/戦術技術室副室長と個別会談を行い、DARPAの最新のファインディングシステム(賞金授与などユニークな研究費の助成方法の実施、海外研究機関へ研究委託など)と研究開発プログラム、国家戦略計画等について積極的な意見交換をしました。

 加えて、最新の宇宙開発に関する情報収集とその調査のため、NASAの無人探査機等の研究開発及び運用において米国を先導するカリフォルニア州パサデナ市にあるジェット推進研究所(Jet Propulsion Laboratory: JPL)を訪問しました。マックレー・スペース・フライト・オペレーションマネージャーからは普段なかなか見学を許されないというコントロールセンターで現場説明を受け、NASAが取り組む宇宙開発計画や宇宙探査計画等について、ジェームス・E・グラフ(James E. Graf)地球科学技術センター副所長及びクリストファー・ウォーカー(Prof. Christopher Walker)教授より説明を受けました。さらに、エリソン視覚化技術アプリケーション・開発プロデューサーからは火星探査機や衛星を使った気象探査システム等の説明を受けました。非常に高度な技術力を誇り、米国の宇宙開発計画において、月着陸船や、火星探査機、外惑星探査の機材開発などで大きく貢献しているJPLのこれまでの輝かしい成果と軌跡に強い刺激と感銘を受けると共に、日進月歩で研究開発が進む宇宙科学に関する知見を深めることができました。

出張日程及び訪問先等

出張日程

平成27年6月4日(木)~6月9日(火)

出張者

  1. 久間  和生   総合科学技術・イノベーション会議有識者議員(常勤)
  2. 福嶋  正人  政策統括官(科学技術・イノベーション担当)付参事官(革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)担当)
  3. 浅野  右樹   政策統括官(科学技術・イノベーション担当)付参事官(戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)担当)付参事官補佐

訪問先と応対者

1DARPAロボティクス・チャレンジ ファイナル(DARPA Robotics Challenge Final)

2DARPAロボティクス・チャレンジ ワークショップ(DARPA Robotics Challenge Workshop)【カリフォルニア州ポモナ市】

  • <応対者>
  • アラティ・プラベーカー (Dr. Arati Prabhakar) DARPA局長
  • スティーブン・H・ウォーカー(Dr. Steven H. Walker) DARPA次長
  • パメラ・A・メルロイ(Ms.Pamela A. Melroy) DARPA/ TTO(Tactical Technology Office:戦術技術室)副室長

3ジェット推進研究所(Jet Propulsion Laboratory: JPL)【カリフォルニア州パサデナ市】

  • <応対者>
  • ジェームス・マックレー(Mr. James Mcclure)スペース・フライト・オペレーシ ョン部門(Space Flight Operations Facility: SFOF)マネージャー
  • クリストファー・ウォーカー(Prof. Christopher Walker)教授
  • ジェームス・E・グラフ(Mr. James E. Graf)地球科学技術センター副所長
  • ダグラス・エリソン(Mr. Douglas Ellison)視覚化技術アプリケーション・開発プロデューサー