山口大臣の京都大学視察について【平成26年10月5日】
説明を行う山極総長
質問する山口大臣
大学執行部との記念撮影
説明を行う山中所長
顕微鏡で心筋細胞を見る山口大臣
山中所長との記念撮影
山口大臣は、平成26年10月5日、京都大学を訪問し、10月1日付けで就任した山極総長と意見交換を行うとともに、iPS細胞研究所(CiRA(サイラ))を視察しました。
山極総長、湊研究担当理事及び阿曽沼産学連携担当理事との意見交換では、新執行部による大学運営の考え方や国際競争力を高めるための方策、研究環境の充実策等について説明を受けました。
山口大臣からは、京都大学の研究力に期待していること、基礎研究は科学技術イノベーションを推進する上で重要であり、研究環境を充実するとともに、研究成果をどうイノベーションにつないでいくかがポイントであるとのコメントがありました。
続いて、山中教授が所長を務めるiPS細胞研究所(CiRA)を訪問し、山中教授から、CiRAにおける研究活動の状況、iPS細胞を活用した研究の成果や体制等について説明を受けた後、意見交換を行いました。引き続き、iPS細胞を用いた臨床応用研究(心筋細胞)等の研究現場を見学しました。
山口大臣は、視察を終え、iPS細胞による臨床研究は、我が国が世界をリードする分野であり、臨床応用が加速することへの患者の期待に応えるためにも、研究体制を含めた臨床治療の環境づくりが重要であると述べました。