第11回国際科学技術関係大臣会合について【平成26年10月5日】
議長を務める山口大臣
マレーシア
南アフリカ
デンマーク
意見交換の様子
記念撮影
イスラエル:ペリー大臣
南アフリカ:パンドール大臣
キューバ:カストロ顧問
10月5日、京都で第11回国際科学技術関係大臣会合が開催され山口大臣が議長を務めました。今回の会合は、「科学技術イノベーション政策における公開性と透明性の推進」をテーマに、日本を含む24カ国の科学技術政策を担当する閣僚や科学顧問等が出席して議論を行いました。
会合では、まず、日本からテーマに沿った世界的議論の動向と取組等について説明を行いました。続いて、マレーシア、南アフリカ及びデンマークより、議論のリード国として各国の取組等について説明がありました。
その後、出席者から各国の取組等の紹介等がなされ、科学技術においては、すべて公開性を拡大する方向に向かっているが、公開性に関しては、様々なとらえ方があり、したがって誤解もあることを認識した上で、国際的な協調・協働を推進していくためにも、定義を明らかにしておくことの必要性について概ね共通理解が得られました。また、参加各国からそれぞれの科学技術における公開性促進に係る取組が紹介されるとともに、公開性を一層促進するためには、制度的な枠組みや公開される情報等の品質保証の重要性を指摘する意見がありました。
また、山口大臣は、以下の大臣会合の出席者と個別に会談を行いました。
- ペリー科学技術宇宙大臣(イスラエル)
- パンドール科学技術大臣(南アフリカ)
- カストロ国家評議会科学顧問(キューバ)