研究力強化・若手研究者支援総合パッケージ
1.概要
2019年4月に文部科学省が策定した「研究力向上改革2019」を発展させ、人材、資金、環境の三位一体改革により、我が国の研究力を総合的・抜本的に強化するため、文部科学省、経済産業省と連携し、現場の研究者に対するヒアリングや、CSTI有識者議員による検討を実施し、この検討も踏まえ、2020年1月、総合科学技術・イノベーション会議において「研究力強化・若手研究者支援総合パッケージ」を策定しました。
【施策の方向性】
- 優秀な若手研究者のポストの確保、表彰
- 多様な財源による博士人材のキャリアパス※の拡大(有給インターンの拡充等)、大学院博士後期課程学生の処遇の改善等(※教員、マネジメント人材、URA、エンジニア、産業界等)
- 研究成果の切れ目ない創出に向け、研究者の多様かつ継続的な挑戦を支援する「競争的研究費の一体的見直し」
- 若手研究者を中心とした、自由な発想による挑戦的研究を支援する仕組みの創設
- 大学等の共同研究機能の外部化等によるオープンイノベーションの活性化の検討
- マネジメント人材やURA、エンジニア等のキャリアパスの確立(URAの認定制度等)
- 研究機器・設備の整備・共用化促進(コアファシリティ化)、スマートラボラトリー化の推進等