第7回産学官連携推進会議

展示ブース

機関名 富山県立大学

展示内容:
携帯情報端末を用いた情報通信などユビキタスコンピューティングに対するセキュリティ確保のため、高信頼な個人認証システムが必要とされている。虹彩による個人認証は高い信頼性を有しているが、ユビキタス環境では虹彩撮像時に生じる回転変化により認識率が低下するという問題がある。そこで、撮像した虹彩画像の回転変化量を高速に検出し回転補正を行う回転拡散型ニューラルネットワークを用いた虹彩認証法を開発した(図1)。さらに、目の写真などによる人工物を用いた“なりすまし”に対応するために、リアルタイムで瞳孔径を計測し、生体と偽造を識別する生体検知手法を開発した。本展示では、偽造によるなりすましに対応した虹彩模様による個人認証装置(図2)を紹介する。

回転拡散ネットの概要
回転拡散ネットの概要

虹彩認証システム試作機
虹彩認証システム試作機

キーワード
虹彩認証装置 / 生体検知 /