独立行政法人 情報通信研究機構 ワイヤレスネットワーク研究所 スマートワイヤレス研究室 研究員 石津 健太郎 コグニティブ無線ルータの研究開発 |
出展分野 | 情報通信 | プレゼンテーション 情報 |
PA-22
プレゼンテーションA 9/28 13:15-13:35 |
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出展ゾーン | 若手研究者による展示 | ||
展示会小間番号 | P-22 |
技術の概要LTE/WiMAX/PHS/WiFi等の複数のインターネット接続用通信デバイスを収容してインターネット接続を行い、一方で、利用者端末には無線LANアクセスポイントとして動作してインターネットへの通信を中継するコグニティブ無線ルータを開発した。場所や時間により変化する無線通信環境に応じて、利用者のプリファレンスとネットワーク上のマネージャが提供する情報に基づき、最適なインターネット接続を自動的に行う。有線接続を一切用いず、通信インフラを構築できる。発表者が主導し、世界初のコグニティブ無線ネットワークアーキテクチャ標準仕様であるIEEE1900.4にも準拠し、2市1町にまたがり500台を展開した大規模実験や、東日本大震災後に68台を提供した通信支援など、実環境での有効性が実証されている。 短期間のインフラ構築、信頼性が必要な通信ネットワーク構築、ケーブル配線が困難な場所への通信ネットワーク構築に適している。コグニティブ無線技術による地域全体の通信環境の向上/安定や、無線通信環境が不安定で予測不能な災害時にも有効である。MVNOにより採用されれば、利用目的に適応しつつ安価な通信インフラの実現が期待できる。 マッチングを想定する業界通信機器メーカ、通信事業者、公益法人、行政機関 |
想定される用途通信インフラ、携帯型通信装置(無線ルータ) 従来技術に対する新規性・優位性ネットワーク上のマネージャにより、運用中のコグニティブ無線ルータの状態監視、及び、制御が可能であるため、技術者が現地に赴かずとも遠隔運用が可能である(藤沢市での1年半に渡る500台の大規模実験、及び、68台を展開した東日本大震災後の通信支援により実証)。有線ケーブルを全く用いず、設置後はスイッチ一つで起動するので、短時間で容易に通信インフラの構築が可能であり、非技術者でも設置が可能である。 実用化に向けた課題民間企業への技術移転により既に実用化済み。事業者のビジネスモデルに応じたマネージャ制御方式の向上、あるいは、事業者が管理する通信状態を用いた制御が有効である。 |
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(独) 情報通信研究機構 ワイヤレスネットワーク研究所 スマートワイヤレス研究室 石津健太郎
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http://www2.nict.go.jp/wireless/smartlab/index.html
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