第12回国際科学技術関係大臣会合について【平成27年10月4日】
議長を務める山口大臣
リードスピーチ(日本、米国)
意見交換の様子
記念撮影
ブルガリア:タネフ大臣 キューバ:カストロ顧問
フランス:マンドン大臣 ルーマニア:プリサカール局長
平成27年10月4日、京都で第12回国際科学技術関係大臣会合が開催され、山口科学技術政策担当大臣が議長を務めました。今回の会合は、「インクルーシブ・イノベーション戦略-科学技術イノベーションにおける国際協働の役割-」をテーマに、日本を含む26か国の科学技術政策を担当する閣僚や科学顧問等が出席して議論を行いました。
会合では、まず日本から、インクルーシブ・イノベーション戦略の考え方や我が国の科学技術イノベーション政策の動向等について説明を行いました。続いて、議論のリード国として、米国から同国における取組等について説明がありました。
その後、出席者から各国の取組の紹介等がなされ、インクルーシブ・イノベーションの推進については、各国ともその必要性、重要性について同様の認識を持っていることが確認されました。また、教育、水資源、自然災害、医療などの社会的課題は国によって事情が異なることから、国際協働・協力については、二国間や多国間の枠組みなど様々な協働・協力が必要であることについて、共通認識が得られました。
さらに、スマートフォンなどの身近な電子機器の普及は、知識・情報伝達における草の根的活動を推進し、インクルーシブ・イノベーション促進に寄与するとの意見がありました。
また、山口大臣は、以下の大臣会合の出席者と個別に会談を行いました。
- タネフ教育科学大臣(ブルガリア)
- カストロ国家評議会科学顧問(キューバ)
- マンドン国民教育・高等教育・研究大臣付高等教育・研究担当大臣(フランス)
- プリサカール国家科学研究イノベーション省局長(ルーマニア)
山口大臣は、大臣会合に先立ち、大臣会合出席者のネットワーキングの場として昼食会を主催し、出席者と意見交換を行いました。