インド主催AIインパクト・サミットの開催

令和8年2月27日
内閣府
科学技術・イノベーション推進事務局

2026年2月、インド政府主催の「AIインパクト・サミット」がニューデリーで開催され、我が国からは高市内閣総理大臣がビデオメッセージを発出したほか、宇野内閣総理大臣補佐官が対面出席した。本サミットでは、「人間(People)」「地球(Planet)」「発展(Progress)」を3本柱として、AIの変革的なインパクトをいかにして人類全体の利益・包摂的成長・地球保護に結びつけるかについて議論が行われた。

1 インド主催AIインパクト・サミット全体会合への出席

(1) 本サミットは、2023年英国、2024年韓国・英国、2025年フランスに続く第4回目のAIサミットとして、2026年2月16日から20日にかけてインド・ニューデリーで開催された。「人間(People)」「地球(Planet)」「発展(Progress)」の三本柱の下、AIの変革的なインパクトを人類全体の利益や包摂的成長、地球環境の保護につなげることを目的に、7つの作業部会で議論が行われた。開会式や首脳・閣僚セッションには、約20名の首脳級、約60名の閣僚級を含む各国政府、国際機関、AI関連企業の代表が参加した。開会式では、モディ印首相、マクロン仏大統領(前回開催国代表)、グテーレス国連事務総長等が登壇した。我が国からは、高市内閣総理大臣が首脳セッションにおいてビデオメッセージを発出し、「信頼できるAI」の実現に向けて官民投資を推進し、グローバル・サウスとAIエコシステムを共創していく旨表明したほか、AIサミットを可能な限り早期に日本で開催する意向を発信した。

(2)本サミットの成果として、AIを人類全体の利益につなげることを目的とした「ニューデリー宣言」が発出され、G7諸国を含む91の国・地域及び国際機関が賛同した。

  • インドAIサミット事務局の公式Xより引用

2 各国政府との会談

 宇野内閣総理大臣補佐官は、サミット期間中、カナダ、EU、フランス、ニュージーランド、ノルウェー、スイス、アラブ首長国連邦、米国(アルファベット順)の政府要人と会談を実施した。各会談では、「安全・安心で信頼できるAI」エコシステムの構築、イノベーション促進とリスク対応の両立、AIガバナンスの在り方等について意見交換が行われた。また、広島AIプロセスの取組の説明や、2026年3月に東京で開催する「第2回広島AIプロセスフレンズグループ対面会合」への参加要請、AIの開発・活用を巡る国際情勢等について幅広く議論した。その上で、日本としてAIサミットの早期開催を目指していることについて説明し、理解・協力の要請を行った。

3 AI Impact Expo Japan Pavilion

 本サミットに併せて開催されたAI Impact Expo 2026では、各国がパビリオンを設置し、AI関連技術やサービスを展示した。Japanパビリオンには、日系企業7社が参加し、医療、建設、クラウド、接客・翻訳、通信、産業用AI、偽情報対策技術、次世代演算基盤、量子計算、モビリティ等に関して、各企業が取組を展示・紹介した。宇野内閣総理大臣補佐官は同パビリオンを訪れ、各企業から説明を受け、展示内容を視察した。

  • Japanパビリオン
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内閣府 科学技術・イノベーション推進事務局 人工知能政策推進室
菅田 前田
03-6257-1337(直通)