01 係員級

森 成弥(MORI Narumi)(2年目)

政策統括官(経済財政分析担当)付参事官(総括担当)付

一から経済分析の実務を学んだ2年間

森さんの写真

  経済財政分析担当は、我が国の経済について分析し、足下の景気判断を行う「月例経済報告」について取りまとめるほか、「経済財政白書」を通して経済の構造的な課題を明らかにする役割を担っています。配属1年目当時の私は、総括担当として、主に部局内外との連絡・調整業務に携わりました。内閣総理大臣以下、複数の関係閣僚が出席する官邸での会議の運営や、国会業務等を経験する中で、日々携わる仕事のスケールの大きさに圧倒されつつも、役所の仕事の基礎を学んだ1年でした。2年目となった今では、経済分析業務に軸足が移り、日本の個人消費についての分析やGDPギャップの推計等に携わっています。入府まで本格的に経済分析をした経験もなく、当初は不安でしたが、諸先輩方の助けや充実した研修制度もあり、今となっては日々楽しんで業務に取り組むことができています。
  繁忙期には仕事が遅い時間まで及ぶこともありますが、工夫を凝らした分析が、様々な政府の公表物として世の中に発信されていく瞬間に感じるやりがいには、やはり代えがたいものがあります。まだまだ見習いの私ですが、今後とも研鑽を積み、「官庁エコノミスト」という立場から日本経済の再生に向けて貢献できるよう励みたいと思います。

経歴

令和3年
採用
現職

池本 梨々花(IKEMOTO Ririka)(1年目)

男女共同参画局総務課総括係

幅広い政策分野に職員として携わるということ

池本さんの写真

  男女共同参画局総務課の総括係として、各省庁や大臣室から依頼された案件を局内へ展開する窓口業務のほか、国の重要政策会議のひとつである男女共同参画会議の運営などを担当しています。
  総括係員は、局内の各課室がどのような業務を行っているかをしっかりと把握し、外部から依頼を受けた際には適切な担当へ作業を割り振る必要があるため、常に局全体の業務状況を把握するよう心掛けています。また、各担当へ連絡をする際も、案件の内容をできるだけ整理して伝えることで、作業の円滑化を図るよう意識しています。
  入府以前にも内閣府全体の業務について大まかに勉強はしていましたが、男女共同参画局は扱うトピックが幅広く、実際に職員として働き始めると、何もかもが分からないことばかりで、配属当初は戸惑いが大きかったことを覚えています。
  今でも勉強と反省の日々ですが、上司の方々の丁寧な御指導の下、業務に必要な知識や内閣府職員としての姿勢を学ばせていただいています。
  内閣府の業務は特定の分野に限られず、その時々において国が解決すべき最重要課題を担うため、今後も大局的な視野を持って業務に取り組めるよう精進していきたいと思います。

経歴

令和4年
採用
現職