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第1回(平成16年4月12日) |
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規制改革・民間開放推進会議の発足に当たって
平成16年4月12日 内閣総理大臣 小泉純一郎
会議の発足に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
小泉内閣は大胆な構造改革を進め、21世紀にふさわしい仕組みをつくることによってこそ、わが国の再生と発展が可能になるとの認識の下、民間のやる気を引き出す構造改革に全力で取り組んで参りました。その結果、日本経済は、民需が主導する形で着実に回復しております。こうした改革の芽を大きな木に育てることができるよう、引き続き、手綱を緩めることなく改革を進めていく考えです。
その際、民間の活力を最大限引き出していく観点から、経済・社会の全般にわたる徹底的な規制改革が、構造改革の重要な柱の一つとなることは言うまでもありません。本日発足した「規制改革・民間開放推進会議」には、消費者の利便性の向上や経済活性化を図るための民間開放その他の規制改革を積極的に推進する中核的な機関として、私は大きな期待を寄せております。
本日、規制の在り方の改革について諮問いたしますので、委員各位におかれましては、3年間という限られた期間の中ではありますが、規制改革担当の金子大臣とも力を合わせて、国民一人一人や企業・地域が持っている大きな潜在力を自由に発揮できる社会の実現を目指し、規制改革・民間開放の推進のために、精力的なご審議をお願いいたします。
今回お集まりいただいた皆様は、それぞれお忙しい方々ばかりでありますが、本会議の委員を快くお引き受けいただきましたことに改めてお礼を申し上げ、私のごあいさつといたします。
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