郵便法に規定されている定形郵便物(内国郵便物)の規格と万国郵便連合の通常郵便に関する施行規則に規定されている定形郵便物(国際郵便物)の規格にはどのような違いがありますか。 また、グリーティングカードや書籍の郵送はどのように扱われますか。
1.郵便法に規定されている定形郵便物(内国郵便物)の規格は、万国郵便連合の通常郵便に関する施行規則に規定されている定形郵便物(国際郵便物)と比べて、大きさは同じですが、重さと厚さが異なります。
2.郵便法に規定されている定形郵便物(内国郵便物)の規格と万国郵便連合の通常郵便に関する施行規則に規定されている定形郵便物(国際郵便物)の規格を比較すると、下図のようになります。
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※ 長さが、幅に2の平方根(近似値1.4)を乗じたものを下回らない長方形 |
3.日本国内において、書籍・雑誌、商品カタログ、会報、各種マニュアル類、カレンダー等、CDやDVD等については、冊子小包郵便物として、一般小包郵便物よりも安価な料金で送ることができます。利用にあたっては以下の条件が課されます。
1)差出しの際は、以下のいずれかの方法により、内容品が確認できるようにする必要があります。
・ | 封筒又は袋の納入口などの一部を開く。 |
・ | 内容品の大部分を透視できるよう、包装の外部に無色透明の部分を設ける。 |
・ | 内容品の見本を郵便局で提示する。 |
2)郵便物の表面の見やすい所に「冊子小包」の文字を記載する。
3)大きさの制限は一般小包郵便物と同様で、重さは3Kg以内です。
4)郵便局の窓口へ差し出すほか、ポストへ投函することもできます(基本料金の適用を受けるものに限る)。
4.国内向けのグリーティングカードは、通常の郵便物と同一に扱われることになります。