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16 人事評価について( Q16 )

「従来、わが国の多くの会社や組織では、年齢に応じて地位や給料が決まる仕組みを採ってきた(いわゆる“年功序列”)が、このような仕組みについて、今後どうすべきか」についてみると、「年齢を問わず、仕事上の成果を重視すべき」が58.7%と6割弱で最も高く、以下「年齢を問わず、仕事上の努力を重視すべき」54.9%、「年齢や勤続年数を重視する仕組み(年功序列)がよい」14.9%、「年齢を問わず、学歴や資格を重視すべき」3.2%等の順になっている。

図16 人事評価について( Q16 )(複数回答)
年功序列に関する意見の集計グラフ

健康状態(日常生活への影響)別にみると、「年齢を問わず、仕事上の成果を重視すべき」は、「(日常生活に)影響はない」で60.1%と割合が高くなっている。

就業状態別にみると、「年齢を問わず、仕事上の成果を重視すべき」は、「会社・団体の役員」で73.4%と7割を超え高く、「年齢や勤続年数を重視する仕組み(年功序列)がよい」は「学生」で21.1%と割合が高くなっている。

都市規模別にみると、「年齢を問わず、仕事上の成果を重視すべき」は、大都市で64.3%と割合が高くなっている。

表16 人事評価について( Q16 )(複数回答)
<CSVデータ>
  総数 年齢を問わず、仕事上の成果を重視すべき 年齢を問わず、仕事上の努力を重視すべき 年齢を問わず、学歴や資格を重視すべき 年齢や勤続年数を重視する仕組み(年功序列)がよい その他 わからない 無回答 計(M.T)
【総数】 3,941 58.7 54.9 3.2 14.9 0.9 7.9 0.7 141.4
【性別】                  
男性 1,862 59.7 52.4 3.3 17.4 0.9 5.8 0.7 140.3
女性 2,079 57.8 57.2 3.2 12.7 1.0 9.8 0.7 142.4
【年齢】                  
20代 528 63.3 54.7 4.2 15.2 0.6 6.1 0.6 144.5
30代 663 64.3 52.9 2.4 14.6 2.1 6.8 0.2 143.3
40代 633 65.1 57.3 1.3 13.9 0.5 7.6 0.2 145.8
50代 668 59.3 55.2 3.1 17.7 1.0 5.2 0.3 141.9
60〜64歳 519 53.8 57.4 2.7 16.4 1.0 7.1 0.8 139.1
65〜74歳 666 50.6 55.4 4.8 14.4 0.8 9.3 2.0 137.2
75歳以上 264 48.9 47.7 5.7 9.5 20.1 1.5 133.3
【健康状態】                  
影響がある 595 51.4 53.9 3.0 14.8 0.5 11.8 1.2 136.6
影響はない 3,319 60.1 55.1 3.3 15.1 1.0 7.2 0.6 142.3
【就業状態】                  
自営業、自由業(農林漁業を含む) 585 60.2 52.0 4.8 10.8 0.9 8.0 1.0 137.6
会社・団体や官公庁の職員 1,055 61.0 54.2 3.0 18.4 1.2 5.2 0.3 143.4
会社・団体の役員 192 73.4 58.9 1.0 10.4 1.6 5.2 150.5
アルバイト、日雇、パートタイマー、契約社員など 686 59.6 59.0 2.9 14.4 0.9 7.6 0.4 144.9
専業主婦・家事手伝い 799 55.7 57.3 2.6 12.5 0.6 10.6 0.9 140.3
学生 95 62.1 49.5 4.2 21.1 1.1 5.3 1.1 144.2
その他(失業中・休業中を含む) 499 50.5 50.3 3.6 17.8 0.8 10.8 1.2 135.1
【都市規模】                  
大都市 911 64.3 52.8 3.1 13.7 1.3 6.5 0.5 142.3
中都市 1,498 58.4 57.3 2.7 15.8 0.9 6.5 0.5 142.2
小都市 727 56.8 50.2 3.6 13.6 0.4 12.5 0.6 137.7
町村 805 54.5 57.3 4.1 15.9 1.0 8.1 1.4 142.2


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