20 高齢期の生活保障について( Q20 )
「一般論として、高齢期の生活費は主に何によってまかなうべきか」についてみると、「公的年金等によってまかなわれるべき」が69.4%と7割弱を占めて最も高く、以下、「家族や公的年金等に頼らず、預貯金や自分の収入でまかなうべき」13.2%、「家族が面倒をみるべき」8.2%の順となっている。
図20 高齢期の生活保障について( Q20 )
年齢別にみると、「公的年金等によってまかなわれるべき」は20代(59.8%)、30代(61.5%)で割合が低く、「家族や公的年金等に頼らず、預貯金や自分の収入でまかなうべき」は、年齢が高くなるほど、割合が低くなっている。
都市規模別にみると、「家族や公的年金等に頼らず、預貯金や自分の収入でまかなうべき」は、大都市で17.8%と割合が高く、「家族が面倒をみるべき」は、町村で11.4%と割合が高くなっている。
表20 高齢期の生活保障について( Q20 )
<CSVデータ>
総数 | 家族や公的年金等に頼らず、預貯金や自分の収入でまかなうべき | 家族が面倒をみるべき | 公的年金等によってまかなわれるべき | わからない | 無回答 | |
---|---|---|---|---|---|---|
【総数】 | 3,941 | 13.2 | 8.2 | 69.4 | 8.7 | 0.6 |
【性別】 | ||||||
男性 | 1,862 | 12.6 | 8.5 | 71.4 | 6.9 | 0.6 |
女性 | 2,079 | 13.7 | 7.9 | 67.6 | 10.3 | 0.5 |
【年齢】 | ||||||
20代 | 528 | 18.2 | 10.6 | 59.8 | 11.0 | 0.4 |
30代 | 663 | 17.6 | 10.0 | 61.5 | 10.6 | 0.3 |
40代 | 633 | 14.1 | 7.4 | 68.7 | 9.5 | 0.3 |
50代 | 668 | 12.6 | 7.3 | 72.5 | 7.6 | − |
60〜64歳 | 519 | 11.6 | 4.2 | 77.5 | 6.4 | 0.4 |
65〜74歳 | 666 | 8.1 | 8.0 | 75.7 | 6.9 | 1.4 |
75歳以上 | 264 | 7.6 | 11.4 | 70.1 | 9.1 | 1.9 |
【都市規模】 | ||||||
大都市 | 911 | 17.8 | 5.9 | 67.5 | 8.5 | 0.3 |
中都市 | 1,498 | 12.0 | 7.3 | 71.7 | 8.5 | 0.5 |
小都市 | 727 | 10.3 | 9.2 | 70.2 | 9.9 | 0.4 |
町村 | 805 | 12.8 | 11.4 | 66.5 | 8.2 | 1.1 |