第2章 高齢化の状況

6 高齢化の国際的動向

(1)世界人ロの動向

2000(平成12)年の世界の総人口は60億5,672万人であり、2050(62)年には93億2,225万人になるのに対し、総人口に占める65歳以上の人の割合(高齢化率)は、1950(昭和25)年の5.2%から2000(平成12)年の6.9%に上昇している。さらに2050(62)年には15.6%にまで上昇するものと見込まれており、今後半世紀で高齢化が急速に進展することになる(表2−1−18)。

表2−1−18 世界人口の動向等  <CSVデータ>

  1950年(昭和25年) 2000年(平成12年) 2050年(平成62年)
総人ロ 2,519,495千人 6,056,715千人 9,322,251千人
65歳以上人ロ 130,949千人 418,420千人 1,457,444千人
先進地域 64,120千人 170,330千人 316,497千人
開発途上地域 66,830千人 248,090千人 1,140,946千人
65歳以上人ロ比率 5.2% 6.9% 15.6%
先進地域 7.9% 14.3% 26.8%
開発途上地域 3.9% 5.1% 14.0%
平均寿命(男性) 45.2年 62.9年 73.7年
同(女性) 47.9年 67.1年 78.5年
合計特殊出生率 5.0 2.8 2.1
資料:UN,aworld Population Prospects:The 2000 Revision
(注1)平均寿命及び合計特殊出生率は、1950-1955年、1995-2000年、2045-2050年
(注2)先進地域とは、ヨーロッパ、北部アメリカ、日本、オーストラリア及びニュージーランドからなる地域をいう。開発途上地域とは、先進地域以外の地域をいう。

 

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