第3章 高齢社会対策の実施の状況

ウ 痴呆性高齢者支援対策の推進
 今後急増が見込まれる痴呆性高齢者に対する支援を目的として、痴呆対応型共同生活介護(グループホーム)の整備を進めている。
 また、痴呆介護の質の向上を目指し、全国3か所(宮城県仙台市、東京都杉並区、愛知県大府市)の「高齢者痴呆介護研究センター」において、質の高い介護技術を理論化することを目的として、大学等の機関と連携を図りながら学際的な共同研究を行うとともに、その研究成果を踏まえ、都道府県等で痴呆介護に関し指導的な立場にある者や介護保険施設に従事する介護職員等に対して、痴呆介護に関する知識・技術を修得するための研修を実施し、痴呆介護の専門職員や痴呆性高齢者の介護に携わる職員の育成、資質の向上に努めている。

 

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