第3章 高齢社会対策の実施の状況

(エ)民間事業の振興
 民間事業者によるカルチャーセンター、スポーツクラブ、美術館等の生涯学習関連事業は、多様な学習機会や、地域住民等に身近な活動の場を提供するため、生涯学習基盤の総合的な整備を進める観点から大きな役割を期待されている(表3−3−7)。
 このため、民間事業者が行う生涯学習関連施設の整備に対して、日本政策投資銀行による融資を実施している。また、海外における生涯学習先進事例の紹介を通じて生涯学習振興方策を研究するための生涯学習国際シンポジウムを開催した(平成13年7月15日、北海道恵庭市にて開催)。

表3−3−7 全国の民間生涯学習関連事業所数  <CSVデータ>

事業所の種類 事業所数
カルチャーセンター 734
(延べ受講者数308万1,535人)  
(個人教授所)  
フィットネスクラブ 991
スポーツ・健康(フィットネスクラブ除く) 5,306
生け花・茶道 11,229
そろばん 10,467
音楽 20,546
書道 14,494
和裁・洋裁 1,383
学習塾(各種学校でないもの) 48,663
その他 21,872
資料:「カルチャーセンター」は文部省「社会教育調査」(平成11年度)、「個人教授所」は総務庁「事業所・企業統計調査」(平成11年)
(注)カルチャーセンターの延べ受講者数は、平成10年度の1年間。

■高齢者を対象とした社交ダンス教室(愛媛県)
写真 社交ダンス教室の風景

 

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