平成14年度において講じようとする高齢社会対策

ウ 多様な学習機会の提供
(ア)社会教育の振興
 最近の度重なる青少年の問題行動の背景にある地域や家庭の教育力の低下、地域住民の情報リテラシーの育成、男女共同参画社会の形成、高齢者教育などの課題について、地域住民が身近な問題として関心を持ち、地域社会全体で課題解決に取り組むことができるよう、行政とNPO(非営利活動団体)を始めとする民間団体との連携による地域学習活動に対し新たに補助を行う。
 また、様々な地域資源を活用した放課後や週末における子供の活動支援や高齢者等の幅広い世代とのふれあい交流支援、地域の協力による学校支援など、都道府県における地域の教育力活性化に向けた総合的な取組を推進する。
 さらに、女性と男性が共に自立し、多様な働き方、生き方を実現するとともに、少子高齢化や男女共同参画の問題に柔軟に対応できるよう、家庭・地域における男女の共同参画を推進するための学習機会を整備する。
 そのほか、高齢者の学習活動を支援するため、公立図書館等の社会教育施設に拡大読書器や点訳本作成機等の設備の整備費を補助する。

 

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