(4)家族・親族の中での高齢者の役割
高齢者の家族や親族の中での役割についてみると、男女共に「家族・親族の話し相手」としての役割を担う者が多い(男性30.5%、女性21.4%)。また、男性の場合、「家計の支え手」(43.8%)、「家族や親族の長」(31.2%)としての役割を、女性の場合、「家事の担い手」(69.2%)、「小さい子どもの世話」(9.4%)としての役割を担っている者が多い。なお、「病気の家族の世話や介護」を挙げた者は男性で6.0%、女性で6.9%である。一方、「特に役割がない」者は、男性24.2%、女性19.0%となっている(図1−2−10)。
図1−2−10 家族・親族の中での役割