平成15年度において講じようとする高齢社会対策 

イ 健康づくり施設の整備等

 老人保健や母子保健など住民に身近で利用頻度の高いサービスは市町村保健センター等を拠点として市町村が一元的に提供し、専門的・技術的サービスは保健所で提供する。
 また、健康を増進するための民間サービスの振興については、引き続き一定の要件を満たした民間の運動施設及び温泉利用施設を健康増進施設として認定する制度を実施することに加え、「温泉利用型健康増進施設」について、新たな普及版の認定要件について検討し、平成14年度に得た結論を踏まえ、15年度中に実施する。
 さらに、健康づくりを総合的に推進するため、海岸浴のための施設や健康増進施設等と連携した利用しやすい海岸づくりを行うほか、散歩や散策によって健康づくりができるよう歩行者専用道等の整備を図る。
 また、自然との触れ合いの中で健康づくりができるよう、そのための機能を備えた水辺空間の整備など、必要な施設等の整備等を推進すると共に、里山林等を活用した健康づくりを行う「健康と癒しの森」づくりを支援する。
 そのほか、「森林・林業基本計画」(平成13年10月閣議決定)に基づき、健康づくりに資する森林の整備と利用を推進する。

 

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