第2章 高齢社会対策の実施の状況 

第2節 高齢社会対策の動き

1 高齢社会対策の総合的な推進のための政策研究

○ 高齢社会対策大綱で設定された「横断的に取り組む課題」について関連施策の総合的な推進を図る観点から、政策の指標づくりや政策体系の構築など掘り下げた政策研究を実施しており、平成15年度には「年齢・加齢に対する考え方に関する意識調査」を実施した。
  その結果をみると、若い世代ほど高齢者に対する差別や偏見を持っており、また、今後の高齢者に対する扱いについては、年齢が高くなるにつれて、現状維持を志向する傾向がみられた。なお、いずれの世代でも、「高齢者をもっと優遇すべき」の割合は「若い世代、現役世代をもっと重視すべき」の割合を上回った(図2−2−7)。

図2−2−7 高齢者に対する扱い

図2−2−7 高齢者に対する扱い

 

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