イ 企業調査の調査結果
(ア) 企業における各年齢層の過不足感
年齢階層別に人材の過不足感をみると、「かなり不足」、「やや不足」を合わせた『不足』は「30歳未満」で60.7%と最も割合が高く、次いで「30歳代」で45.3%、「40歳代」で21.6%と年齢階層が高くなるほど『不足』とする企業の割合が低くなっている。逆に「やや過剰」、「かなり過剰」を合わせた『過剰』は「50歳代前半」で31.2%、「50歳代後半」は38.9%と50歳代で高くなっている。一方、「おおむね適切」とするものは、「30歳未満」を除き、各年齢階層を通じ最も高い割合を占めている(図2−2−8)。
図2−2−8 人材の過不足感