海上交通の安全の確保

海上交通の安全の確保を図る観点から、離島には航行支援施設や気象・観測施設が設置されるなど、海洋における安全を確保するための基盤ともなっています。

さらに、気象、海象の急変等に伴う船舶航行上の危機を回避するため、船舶が安全に避難するための港湾等が整備されています。

離島にある航路標識等

航路標識のうち、代表的なものとして灯台があげられますが、全国3,211基(平成28年4月1日現在)のうち、約3割が離島に設置されています。

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離島に存する港湾・漁港

離島において、港湾法に基づく重要港湾は10島14港整備されており、避難港※は8島8港整備されています。

また、漁港漁場整備法に基づく漁港は647港整備されており、うち避難港(第4種漁港※)は52港整備されています。(平成27年4月1日現在)

※避難港とは、暴風雨に際し小型船舶が避難のためてい泊することを主たる目的とし、通常貨物の積卸又は旅客の乗降の用に供せられない港湾のことです。
※第4種漁港とは、離島その他辺地にあつて漁場の開発又は漁船の避難上特に必要な漁港のことです。

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