ICOM Kyoto 2019ポストカンファレンス in 沖縄の参加募集について

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 内閣府では、ICOM Kyoto 2019ポストカンファレンス in 沖縄の参加者について、次の要綱で募集します。

"ICOM Kyoto 2019 Post Conference in Okinawa" の募集は4月10日に締め切りました。ご応募ありがとうございました。

1.開催日程

 日 時:2019年9月8日(日)~10日(火)
 場 所:沖縄県

2.企画趣旨

 沖縄は、我が国でも稀な亜熱帯・海洋性気候という自然条件を有し、独自の豊かな文化を育んできました。一方、第二次世界大戦では、一般住民を巻き込んだ地上戦が行われ、多くの尊い命が失われたという悲しい過去をもつ土地でもあります。
 沖縄は、「固有の自然環境及び文化の継承」並びに「歴史の伝承」という博物館の重要な役割を探求するのに最適な場所です。ICOM Kyoto 2019のテーマ(文化をつなぐミュージアム―伝統を未来へ―)の一環として、国際化が進む中でどう固有の文化を継承していくか、また、戦争を体験していない世代が主流になっていく中でどのようにその記憶を伝承していくかというテーマを設定し、沖縄でのポストカンファレンスを開催したいと思います。右テーマの探求、地元関係者とICOM研究者との交流促進及び沖縄への理解の深化を目的としたこのポストカンファレンスに、皆様のご参加をお待ちしています。

3.開催内容

○開催スケジュール
1日目/9月8日(日) 2日目/9月9日(月) 3日目/9月10日(火)
午前 ※関西国際空港集合 テクニカルビジット(文化)
 国営沖縄記念公園 海洋博公園【国頭郡】
テクニカルビジット(文化)
 沖縄県立博物館【那覇市】
 (学芸員との対話)
テクニカルビジット(歴史)
 対馬丸記念館【那覇市】
 (語り部による講話)
昼食 美ら海水族館(適宜)
午後 テクニカルビジット(歴史)
 県営平和祈念公園関連施設、ひめゆりの塔及びひめゆり平和祈念資料館【糸満市】
テクニカルビジット(文化)
 今帰仁城趾【国頭郡】
 国営沖縄記念公園 首里城公園【那覇市】
※那覇空港解散
夕食 適宜 ウェルカムパーティ
宿泊地 糸満市 那覇市

※それぞれの施設概要はこちら

4.応募資格

 下記2要件を満たす方。
 1:ICOM国際委員会に所属していること。
 2:ICOM Kyoto 2019の参加者であること。

5.参加費用

 関西国際空港と那覇間の往復航空券及びツアー中の基本的費用は内閣府にて負担。

 【詳細】
 (1)内閣府負担
  ・関西国際空港と那覇空港間の往復航空券
  ・ツアー中の移動交通費(借り上げバス)
  ・施設利用料
  ・ウェルカムパーティー代
  ・宿泊代(9/8及び9/9)及び朝食費(9/9及び9/10)
 (2)自己負担
  ・9/8の京都から関西国際空港への移動費
  ・ウェルカムパーティーの際の追加飲食費(アルコール等)
  ・ウェルカムパーティー並びに9/9及び9/10の朝食以外の際の食事代
  ・土産代

6.応募方法

※募集は終了いたしました。

7.その他注意事項

(1)9/10の関西国際空港到着後の移動手段は、各自で手配いただきます。
(2)ツアー中の移動には、バスをご用意いたします。
(3)全行程で英語対応いたします。(通訳配置等)
(4)訪問先施設は、施設との調整により変更及び前後する可能性がございます。
  • 以下における参考ページのリンク先のウェブサイトは、内閣府のウェブサイトではなく、内閣府の管理下にはないものです。
  • 操作方法・不具合等は各事業者に御確認ください。
  • この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、平成30年12月時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。最新のアドレスについては、ご自身でご確認ください。

<テクニカルビジットの施設>

(1)歴史の伝承
1.沖縄県営平和祈念公園関連施設【糸満市】
沖縄県営平和祈念公園関連施設
 沖縄戦終焉の地となった沖縄本島南部の糸満市摩文仁に位置し、沖縄戦跡国定公園に指定されています。平和祈念資料館、平和祈念堂、平和の礎、国立沖縄戦没者墓苑、霊域参道があり、悲惨な沖縄戦の実相及び教訓を後世に残す拠点となっています。
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2.ひめゆりの塔及びひめゆり平和祈念資料館【糸満市】
ひめゆりの塔
 沖縄戦では、女学校の教師及び生徒も看護要員として動員されました。ひめゆりの塔は、その中で亡くなっていったひめゆり隊の鎮魂のために建立されました。敷地内にある平和祈念資料館は、戦争に巻き込まれていった彼女たちの戦争体験を伝えています。
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3.対馬丸記念館【那覇市】
対馬丸記念館
 戦火が沖縄まで近づいてきたため、対馬丸は集団疎開する学童を乗せて長崎へ向かいましたが、その途中で米潜水艦の魚雷に撃沈されてしまいます。対馬丸記念館は、その歴史を共有し、こどもたちの目線で平和と命の大切さを語り継いでいきます。
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(2)文化の継承
4.国営沖縄記念公園 海洋博公園(海洋文化館、美ら海水族館)【国頭郡】
美ら海水族館
 海洋博公園は1975年に開催された沖縄国際海洋博覧会を記念して設置された国営公園です。その中にある海洋文化館は、沖縄を含めた太平洋地域における海洋民族の歴史や文化を紹介しています。また、美ら海水族館は沖縄の海をそのまま体験できる施設としてその美しい自然環境を伝えています。
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5.今帰仁城跡【国頭郡】
今帰仁城跡
 今帰仁城は、琉球が中山に統一される前は北山王の居城として、中山が三山を統一後は、琉球政府から派遣された役人の居城として使用されていました。その面積は首里城とほぼ同規模で、城壁が美しく並んでいます。他の8つの遺産とともに「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産リストに登録されています。
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6.国営沖縄記念公園 首里城公園【那覇市】
首里城
 首里城は、かつての琉球王国の国王の居城でしたが、第二次世界大戦の際に全焼してしまいます。その後、国営沖縄記念公園首里城地区として整備されることになり、2000年には世界遺産として登録されました。
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7.沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー)【那覇市】
沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー)
 旧沖縄県立博物館が那覇市おもろまちに移転し、美術館を併設する形で2007年に開館しました。約9万件の博物館資料、郷土の芸術家を中心としたアート作品、ワクワクする演出やPCコンテンツなど、五感で楽しむことのできる施設となっています。
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8.お問い合わせ先

 〒100-8914
 東京都千代田区永田町1-6-1 中央合同庁舎8号館14階
 内閣府政策統括官(沖縄政策担当)付 総括担当参事官室
 担当者:新崎
 電話:03-6257-1680