平成27年11月9日
平成27年度「障害者週間」行事について
毎年12月3日から9日までは、「障害者週間」です。
内閣府では、「障害者週間」の前後を含む期間中、障害や障害のある人に関する国民の関心と理解を深めるとともに、障害のある人の社会参加を促進するため、様々な行事を実施します。
(詳細は別添参照)
12月3日(木) | 障害者フォーラム2015 第1部「心の輪を広げる体験作文」、「障害者週間のポスター」最優秀賞受賞者表彰 第2部 「障害者週間」記念シンポジウム |
12月4日(金)~9日(水) | 「障害者週間のポスター」原画展 |
12月5日(土)~6日(日) | 障害者週間「連続セミナー」 |
11月中旬~12月下旬 | 「障害者週間のポスター」の掲示 |
11月下旬 | 「心の輪を広げる体験作文」及び「障害者週間のポスター」入賞作品集の配布 |
11月上旬~12月下旬 | ホームページの開設 |
別添
平成27年度「障害者週間」行事
● 内閣府が行う行事 ●
1.障害者フォーラム2015
- 日時:平成27年12月3日(木) 13時00分から17時00分まで
- 会場:中央合同庁舎第8号館 1階講堂(東京都千代田区永田町1-6-1)
- 参加者:招待者、地方自治体担当者、障害者関係団体、一般(無料) 150名
- 内容:第1部においては、全国から公募した「心の輪を広げる体験作文」及び「障害者週間のポスター」の最優秀賞受賞者への内閣総理大臣表彰を行う。
第2部においては、「いよいよ施行!障害者差別解消法」をテーマにシンポジウムを行う。
時間 | 次第 |
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13:00 | 開会 第1部 「心の輪を広げる体験作文」及び「障害者週間のポスター」最優秀賞受賞者表彰 1 主催者挨拶 2 審査講評 3 内閣総理大臣表彰 4 後援団体副賞贈呈 5 心の輪を広げる体験文最優秀賞作品朗読 |
14:00 | 休憩 |
14:30 |
第2部 「障害者週間」記念シンポジウム~いよいよ施行!障害者差別解消法~ ①パネルディスカッション 〔コーディネーター〕 尾上 浩二 内閣府障害者制度改革担当室政策企画調査官 〔パネリスト〕 石野 富志三郎 氏 一般財団法人全日本ろうあ連盟理事長 大濱 眞 氏 公益社団法人全国脊椎負傷者連合会副代表理事 加野 理代 氏 弁護士 竹下 義樹 氏 社会福祉法人日本盲人会連合会会長 ②閉会挨拶 |
17:00 | 閉会 |
2.障害者週間「連続セミナー」
- 日時:平成27年12月5日(土)から6日(土日まで
- 会場:コングレスクエア中野 1階 ルーム2(中野区中野4丁目10-2)
- 参加者:一般(無料) 各100名
-
内容:障害者週間の事業の一環として、8団体が、障害及び障害者に関する国民の理解を促進するため、連続してセミナーを実施する。
時間帯 | 次第 |
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9:30 ~11:30 |
失語症を含む高次脳機能障害者へのより良い支援の在り方とは 失語症は脳卒中、脳外傷、脳炎等々の原因で発症する脳の言語野の損傷の後遺症である。
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12:00 ~14:00 |
精神障害者雇用は今! ~精神障害者の職域拡大の可能性について~ 平成25年6月に成立した改正障害者雇用促進法により精神障害者が法定雇用率の算定基礎に加えられたこと等を契機に、雇用されている精神障害者数は大きく伸びているところである。
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14:30 ~16:30 |
発達障害児者の育ちと生活支援 ~総合リハビリテーションとしての課題を考える 発達障害当事者と家族を理解し一人一人に適した育ちと生活の場をつくるために、医療・教育・福祉の支援に関する課題を、当事者・専門家が総合リハビリテーションの立場からともに考える。
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17:00 ~19:00 |
子育て支援からの自閉スペクトラム症支援 自閉スペクトラム症の症状は乳幼児期から存在しているが、それが日常生活の困難性として発現してくる年齢は様々である。しかし養育者は子どもの育てづらさを感じており、ここに子育て支援からの診断前支援の必要性がある。診断前支援のためには、自閉スペクトラム症の症状特徴を十分に理解し、乳幼児健診などで自閉症スペクトラム症の子ども達を確実に把握しながら、親と子の支援を地域の発達支援体制の中で臨床的に展開していく必要がある。
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時間帯 | 次第 |
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9:00 ~11:00 |
障害者差別解消法と読書権保障の実現について考える 障害を理由とする差別の解消を推進して共生社会を実現していくためには、読書や読み書きが困難な状態にある、障害者・高齢者等の読書や読み書きを保障することが重要な課題であると考え、「障害者差別解消法と読書権保障の実現について考える」セミナーを行う。
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11:10 ~13:10 |
吃音者の人権と合理的配慮を考える 吃音は20人に1人発症し、大人になっても100人に1人は吃音があるまま生活をしている。吃音は過去に「治すべき悪癖」と言われていた時代があり、偏見・差別を受けてきていた。
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13:20 ~15:20 |
オストメイトとは・・・「オストメイトの生活実態」 オストメイト(人工肛門・人工膀胱造設者)については当事者も排泄に関わることなので、周りに知られたくない気持ちがあり、障害特性や日常生活についての社会的認知度が低く、外観的判断による思わぬ差別を受けている事を解消していきたい。オストメイトの若手・現役・退職・女性・主婦の立場から感じた、術前と術後の生活実態を発信する。
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15:30 ~17:30 |
てんかんを知っていますか ― 子どもから高齢者まで誰でもかかる病気です― 全国に100万人の患者が推定されるてんかん。乳児から高齢者まで誰でもかかることがあり、その発作症状もさまざまである。交通事故報道をきっかけに危険視される事例が多く見られるが、比較的予後の良い脳の病気である。こういった基礎知識とともに、2割強残る難治てんかんの対応についても触れ、全体の理解を深める。
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3.「障害者週間のポスター」原画展
- 日時:平成27年12月4日(金)から9日(水)まで
- 会場:東京メトロ銀座駅日比谷線コンコース「銀座オアシス」
- 参加者:一般(無料)
- 内容:全国の小・中学校等から公募した「心の輪を広げる体験作文」の最優秀作品及び「障害者週間のポスター」の優秀作品の原画を展示する。
● 主な広報 ●
1.障害者週間のポスター掲示
- 期間:平成27年11月中旬から12月下旬まで
- 主な掲示:(1)都道府県・指定都市等を通じた掲示
(2)公共交通機関等を通じた掲示
2.「心の輪を広げる体験作文」及び「障害者週間のポスター」入賞作品集の配布
- 期間:平成27年11月下旬
- 配布先:(1)都道府県・指定都市等へ配布
(2)全国小・中・高等学校等へ配布
(3)障害者団体等へ配布
3.ホームページの開設
- 期間:平成27年11月上旬から12月下旬まで
- 内容:各省庁、地方公共団体、各種団体の障害者週間行事等を掲載。