「障害のある当事者からのメッセージ(知ってほしいこと)」の集計結果

1 全障害

事項 人数(人) 割合
1,011 100.0%
(1)障害の内容について
 1 外見で分かるものだけが障害ではなく、外見では分からないために理解されずに苦しんでいる障害もある。 856 84.7%
 2 障害の種類も程度も様々であり、一律ではない。 815 80.6%
 3 障害は誰にでも起こり得る身近なもの。 733 72.5%
 4 障害があっても普通の生活をしたいと願っている。 733 72.5%
 5 障害が重度でも生き甲斐や役割を持つことでいきいき生活できる。 674 66.7%
 6 障害は本人や家族の責任で生じるものではない。 651 64.4%
 7 目が悪くなれば眼鏡をかけるように、不自由さを補う道具や援助があればできることは多い。 649 64.2%
 8 普通の人と同じようにできないのは、努力が不足しているからではない。 609 60.2%
 9 「みんな一緒に」「できないことや苦手を克服」といった社会の当たり前の価値観に苦しんでいる人もいる。 587 58.1%
 10 障害があるために特別な目で見られたり、同情されたり、軽蔑されたりすることは耐え難い。 554 54.8%
 11 障害があることは、「不幸」ではなく「不自由」なだけ。 511 50.5%
 12 「障害がある人」とは「特別な支援が必要な人」である。 446 44.1%
(2)必要な配慮について
 1 本人や家族の努力だけでは解決できないことが多くある。 763 75.5%
 2 障害があっても働きたいと願っているので、働くための支援や働く場を確保して。 712 70.4%
 3 障害者に関わる専門家は必要な知識をしっかりと身につけて。 693 68.5%
 4 「障害があるからできない」と決めつけずに、できることを一緒に考えて。 681 67.4%
 5 障害だけを見るのではなく、一人の人間として全体像を見て。 661 65.4%
 6 障害者のためのサービスをもっと利用しやすくして。 645 63.8%
 7 障害者にもいろいろなことに挑戦できる機会を多く設けて。 609 60.2%
 8 特別扱いではなく普通の人としてさりげなく接して。 577 57.1%
 9 自分の周りにいる障害者のイメージで障害者一般を考えないで。 572 56.6%
 10 福祉の制度や施設の中だけに障害者を囲い込まないで。 571 56.5%
 11 思いこみや押し付けの援助ではなく、援助が必要かどうかを尋ねてから必要な援助をして。 564 55.8%
 12 何かができないことを可哀想と思う風潮を改めて。 490 48.5%
 13 「障害があるのに頑張っている」と変に美化しないで。 485 48.0%
 14 自分の障害のことを端的に説明するのは難しいので、障害の内容よりもどのような支援が必要かを聞いて。 478 47.3%
 15 相互理解のために自然に交流できる場を設けて。 464 45.9%
 16 介助者がいても、介助者ではなく本人に話しかけて。 463 45.8%
 17 イベント等で障害に対する配慮がされている場合は、事前に十分周知して。 458 45.3%
 18 障害を無くしたり軽くすれば、問題が無くなると考えないで。 449 44.4%
 19 ことさらに障害に関する言葉や事実を避けて話したり、遠まわしに言われることは、心の負担となる。 433 42.8%
 20 交通機関の障害者割引を利用する際に、嫌な顔をしないで。 425 42.0%
 21 子ども扱いしたり友達言葉で話しかけないで。 342 33.8%
 22 障害について理解するため、車いすやアイマスクなどで障害を疑似体験してみて。 314 31.1%
 23 「障害」というイメージが悪い言葉を他の適切な言葉に変えて。 314 31.1%