障害者施策総合調査 > <4>高等学校段階における教育

<4>高等学校段階における教育

(1)現在通っている学校・学級(<5>問1)

現在通っている学校・学級を尋ねたところ、「特別支援学校高等部」が77.5%(241人)と最も多くなっている。

在籍している学級の人数は、「全日制高校」では「31〜40人」が53.6%(15人)と最も多く、次いで「21〜30人」、「11〜20人」、「6〜10人」がいずれも10.7%(3人)となっている。「定時制高校」では回答者3人のうち2人が「6〜10人」の学級に在籍している。「特別支援学校高等部」では「1〜5人」が46.5%(112人)と最も多く、「6〜10人」が43.2%(104人)となっている。「特別支援学校専攻科」では「1〜5人」が66.7%(14人)と最も多く、次いで「6〜10人」が33.3%(7人)となっている。

現在在籍している学校・学級
全日制高校 定時制高校 通信制高校 特別支援学校高等部 特別支援学校専攻科 その他 回答なし 合計
28 3 2 241 21 11 5 311
9 1 0.6 77.5 6.8 3.5 1.6 100

 

現在在籍している学級の人数(全日制高校)
1〜5人 6〜10人 11〜20人 21〜30人 31〜40人 41人以上 回答なし 合計
1 3 3 3 15 2 1 28
3.6 10.7 10.7 10.7 53.6 7.1 3.6 100

 

現在在籍している学級の人数(定時制高校)
1〜5人 6〜10人 11〜20人 21〜30人 31〜40人 41人以上 合計
0 2 1 0 0 0 3
0 66.7 33.3 0 0 0 100

 

現在在籍している学級の人数(特別支援学校高等部)
1〜5人 6〜10人 11〜20人 21〜30人 31〜40人 41人以上 回答なし 合計
112 104 15 2 0 1 7 241
46.5 43.2 6.2 0.8 0 0.4 2.9 100

 

現在在籍している学級の人数(特別支援学校専攻科)
1〜5人 6〜10人 11〜20人 21〜30人 31〜40人 41人以上 合計
14 7 0 0 0 0 21
66.7 33.3 0 0 0 0 100

(2)現在通っている学校の設置主体(<5>問2)

通っている学校の設置主体で最も多かったのは、「公立」で83.9%(261人)となっている。

現在通っている学校の設置主体
国立 公立 私立 回答なし 合計
13 261 18 19 311
4.2 83.9 5.8 6.1 100

(3)中学校段階で通っていた学校・学級(<5>問3)

中学校段階で通っていた学校・学級を尋ねたところ、「特別支援学校中学部」が45.7%(142人)と最も多く、次いで「中学校の特別支援学級」が23.2%(72人)、「中学校の通常学級」が22.5%(70人)となっている。

現在通っている学校・学級と中学校檀家で通っていた学校・学級の関係をみると、全日制高校では、中学校の通常学級が71.4%(20人)と最も多く、特別支援学校高等部では、特別支援学校中学部が54.4%(131人)、中学校の特別支援学級が27.0%(65人)となっている。

中学校段階で在籍していた学級の人数を見ると、「中学校の通常学級(通級指導で指導を受けていた児童が在籍していた中学校の通常学級を含む)」では「31〜40人」が60.5%(49人)と最も多く、次いで「21〜30人」が21.0%(17人)となっている。「中学校の特別支援学級」では「1〜5人」が48.5%(35人)と最も多く、「6〜10人」が26.4%(19人)となっている。「特別支援学校中学部」では「1〜5人」が64.1%(64人)と最も多く、次いで「6〜10人」が25.4%(36人)となっている。

中学校段階で在籍していた学校・学級(現在通っている学校・学級別)
  中学校の通常学級 中学校の通常学級と通級による指導 中学校の特別支援学級 特別支援学校中学部 その他 回答なし 回答者数
全日制高校 20 3 3 2 0 0 28
71.4 10.7 10.7 7.1 0 0 100
定時制高校 3 0 0 0 0 0 3
100 0 0 0 0 0 100
通信制高校 1 0 1 0 0 0 2
50 0 50 0 0 0 100
特別支援学校高等部 29 7 65 131 2 7 241
12 2.9 27 54.4 0.8 2.9 100
特別支援学校専攻科 12 1 1 7 0 0 21
57.1 4.8 4.8 33.3 0 0 100
その他 4 0 2 2 1 2 11
36.4 0 18.2 18.2 9.1 18.2 100
回答なし 1 0 0 0 0 4 5
20 0 0 0 0 80 100
合計 70 11 72 142 3 13 311
22.5 3.5 23.2 45.7 1 4.2 100

 

中学校段階で在籍していた学級の人数(中学校の通常学級(通級指導を受けていた児童が在籍していた中学校の通常学級を含む))
1〜5人 6〜10人 11〜20人 21〜30人 31〜40人 41人以上 合計
1 1 2 17 49 11 81
1.2 1.2 2.5 21 60.5 13.6 100

 

中学校段階で在籍していた学級の人数(中学校の特別支援学級)
1〜5人 6〜10人 11〜20人 21〜30人 31〜40人 41人以上 回答なし 合計
35 19 13 1 1 0 3 72
48.5 26.4 18.1 1.4 1.4 0 4.2 100

 

中学校段階で在籍していた学級の人数(特別支援学校中学部)
1〜5人 6〜10人 11〜20人 21〜30人 31〜40人 41人以上 回答なし 合計
91 36 8 0 0 0 7 142
64.1 25.4 5.6 0 0 0 4.9 100

(4)現在通っている学校・学級以前に在籍していた学校・学級(<5>問4)

現在通っている学校・学級以前に在籍していた学校・学級を尋ねたところ、「全日制高校」が8.0%(25人)と最も多くなっている。

在籍していた学級の人数は、「全日制高校」では「31〜40人」が64.0%(16人)と最も多く、次いで「21〜30人」が12.0%(3人)となっている。「特別支援学校高等部」では「1〜5人」が70.8%(17人)と最も多く、「6〜10人」が16.7%(4人)となっている。「特別支援学校専攻科」では「1〜5人」が1人となっている。

現在在籍している学校・学級以前に在籍していた学校・学級
全日制高校 定時制高校 通信制高校 特別支援学校高等部 特別支援学校専攻科 その他 回答なし 回答者数
25 0 0 24 1 5 256 311
8 0 0 7.7 0.3 1.6 82.3 100

 

現在在籍している学校・学級以前に在籍していた学級の人数(全日制高校)
1〜5人 6〜10人 11〜20人 21〜30人 31〜40人 41人以上 合計
1 0 1 3 16 4 25
4 0 4 12 64 16 100

 

現在在籍している学校・学級以前に在籍していた学級の人数(特別支援学校高等部)
1〜5人 6〜10人 11〜20人 21〜30人 31〜40人 41人以上 回答なし 合計
17 4 1 0 0 0 2 24
70.8 16.7 4.2 0 0 0 8.3 100

 

現在在籍している学校・学級以前に在籍していた学級の人数(特別支援学校専攻科)
1〜5人 6〜10人 11〜20人 21〜30人 31〜40人 41人以上 合計
0 1 0 0 0 0 1
0 100 0 0 0 0 100

(5)現在の学校に通うこととなった契機(現在通っている学校・学級別)(複数回答)(<5>問1×<5>問5)

現在の学校に通うこととなったきっかけを見ると、「親が情報を集めて希望したから」が33.4%(104人)と最も多く、次いで「自分にあった勉強が出来るから」が32.2%(100人)、「中学校、高校の担任の先生や特別支援教育コーディネーター、校内委員会などの助言」が18.6%(58人)、「本人が自分で情報を集めて希望したから」が14.1%(44人)、「利用していた施設や機関で紹介されたから」が12.5%(39人)となっている。

また、現在の学校に通うこととなったきっかけについて、学校ごとの内訳を見てみると、「親が情報を集めて希望したから」や「自分にあった勉強が出来るから」という回答は一様に高い割合であるが、特別支援学校高等部では「中学校、高校の担任の先生や特別支援教育コーディネーター、校内委員会などの助言」(21.6%(52人))や「利用していた施設や機関で紹介されたから」(14.1%(34人))がやや多い一方、全日制高校では「本人が自分で情報を集めて希望したから」(25.0%(7人))や「進学に有利だから」(21.4%(6人))が、また特別支援学校専攻科では「本人が自分で情報を集めて希望したから」(57.1%(12人))や「就職に有利だから」(28.6%(6人))が多いのが見受けられる。

現在の学校に通うこととなった契機(現在通っている学校・学級別)(複数回答)1
  利用していた施設や機関で紹介されたから 医療機関で紹介されたから 親の会で紹介されたから 患者会や当事者団体で紹介されたから 本人が自分で情報を集めて希望したから 親が情報を集めて希望したから 中学校、高校の担任の先生や特別支援教育コーディネーター、校内委員会などの助言 進学に有利だから 就職に有利だから やってみたい部活動があるから
全日制高校 1 0 0 0 7 7 4 6 2 3
3.6 0 0 0 25 25 14.3 21.4 7.1 10.7
定時制高校 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0
0 0 0 0 33.3 0 0 0 0 0
通信制高校 0 1 0 0 0 1 1 0 0 0
0 50 0 0 0 50 50 0 0 0
特別支援学校高等部 34 17 6 3 22 85 52 4 8 5
14.1 7.1 2.5 1.2 9.1 35.3 21.6 1.7 3.3 2.1
特別支援学校専攻科 2 2 0 1 12 4 1 1 6 1
9.5 9.5 0 4.8 57.1 19 4.8 4.8 28.6 4.8
その他 1 1 0 0 1 7 0 0 1 1
9.1 9.1 0 0 9.1 63.6 0 0 9.1 9.1
回答なし 1 0 0 0 1 0 0 0 0 1
20 0 0 0 20 0 0 0 0 20
合計 39 21 6 4 44 104 58 11 17 11
12.5 6.8 1.9 1.3 14.1 33.4 18.6 3.5 5.5 3.5

 

現在の学校に通うこととなった契機(現在通っている学校・学級別)(複数回答)2
  自分にあった勉強が出来るから 学力的に進学できる学校がなかったから 以前、在籍していた学級の勉強についていけなかったから 以前、在籍していた学級では人間関係が(いじめなどにより)うまくいかなかったから 以前、在籍していた学級では教員(学校)の理解が足りなかったから 以前、在籍していた学級では、学校と関係機関との連携がよくなかったから 以前、在籍していた学級と同じ地域の学校で学びたかったから その他 回答なし 回答者数
全日制高校 16 5 1 1 0 0 0 4 1 28
57.1 17.9 3.6 3.6 0 0 0 14.3 3.6 100
定時制高校 0 1 0 0 0 0 0 1 0 3
0 33.3 0 0 0 0 0 33.3 0 100
通信制高校 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2
0 0 0 0 0 0 0 0 0 100
特別支援学校高等部 75 26 12 11 8 4 11 32 7 241
31.1 10.8 5 4.6 3.3 1.7 4.6 13.3 2.9 100
特別支援学校専攻科 5 0 0 1 1 1 0 2 0 21
23.8 0 0 4.8 4.8 4.8 0 9.5 0 100
その他 4 1 0 0 0 0 0 1 2 11
36.4 9.1 0 0 0 0 0 9.1 18.2 100
回答なし 0 1 0 0 0 0 0 0 4 5
0 20 0 0 0 0 0 0 80 100
合計 100 34 13 13 9 5 11 40 14 311
32.2 10.9 4.2 4.2 2.9 1.6 3.5 12.9 4.5 100

(6)現在受けている教育の満足度(<5>問7)(<5>問1×<5>問7)

現在受けている教育に満足しているか尋ねたところ、“満足(「満足している」及び「やや満足している」の合計)”が78.5%(244人)、“満足していない(「あまり満足していない」及び「満足していない」の合計)”が15.1%(47人)であった。

また、現在受けている教育に満足しているかについて、通っている学校・学級別に見ると、全体として満足度は高くなっており、「全日制高校」、「定時制高校」、「特別支援学校専攻科」では「満足している」がそれぞれ46.5%(13人)、66.7%(2人)、61.9%(13人)と最も多かった。「特別支援学校高等部」では「やや満足している」の43.6%(105人)が最も多くなっている。

現在受けている教育の満足度

 

現在受けている教育の満足度(現在通っている学校・学級別)
  満足している やや満足している あまり満足していない 満足していない 回答なし 合計
全日制高校 13 9 3 1 2 28
46.5 32.1 10.7 3.6 7.1 100
定時制高校 2 0 1 0 0 3
66.7 0 33.3 0 0 100
通信制高校 0 1 1 0 0 2
0 50 50 0 0 100
特別支援学校高等部 87 105 30 7 12 241
36.1 43.6 12.4 2.9 5 100
特別支援学校専攻科 13 6 2 0 0 21
61.9 28.6 9.5 0 0 100
その他 6 1 2 0 2 11
54.5 9.1 18.2 0 18.2 100
回答なし 1 0 0 0 4 5
20 0 0 0 80 100
合計 122 122 39 8 20 311
39.3 39.2 12.5 2.6 6.4 100

(7)現在受けている教育に満足している理由(複数回答)(<5>問8)

問7で「満足している」又は「やや満足している」と回答した人の満足している理由を見ると、「自分のニーズに応じた支援・指導内容だから」が55.7%(136人)と最も多く、次いで「教員の接し方がよいから」が48.8%(119人)、「教員が熱心だから」が44.7%(109人)、「同年齢の子どもと一緒に学ぶことができるから」と「必要な情報を得ることができるから」がともに32.8%(80人)となっている。

現在受けている教育に満足している理由

(8)交流及び共同学習を経験しての変化(複数回答)(<5>問9)

問8で、満足している理由として「交流及び共同学習が充実しているから」と回答した人に、交流及び共同学習を経験しての変化を尋ねたところ、「障害に対して他の子どもや保護者の理解が深まった」が44.4%(12人)と最も多く、次いで「地域に友達ができた」と「障害のない仲間と積極的に交流する力がついた」がともに33.3%(9人)であった。

交流及び共同学習を経験しての変化(複数回答)
障害に対して他の子どもや保護者の理解が深まった 地域に友達ができた 障害のない仲間と積極的に交流する力がついた 特に変わらない その他 回答なし 回答者数
12 9 9 4 1 1 27
44.4 33.3 33.3 14.8 3.7 3.7 100

(9)現在受けている教育に満足していない理由(複数回答)(<5>問11)

問7で「あまり満足していない」又は「満足していない」と回答した人の満足していない理由を見ると、「自分のニーズに応じた支援・指導内容がもっと必要だと思うから」が34.0%(16人)と最も多く、次いで「教員の専門性がないから」が27.7%(13人)、「必要な施設・設備の整備が十分ではないから」と「関係機関との連携がよくないから」がともに23.4%(11人)となっている。

現在受けている教育に満足していない理由

(10)特殊教育制度から特別支援教育制度になっての変化(<5>問13)(<5>問1×問13)

特殊教育制度から特別支援教育制度になっての変化を尋ねたところ、“変わった(「変わった」及び「やや変わった」の合計)”が12.2%(38人)、“変わらない(「あまり変わらない」及び「変わらない」の合計)”が47.5%(148人)、「わからない」が33.9%(105人)であった。

特殊教育制度から特別支援教育制度になっての変化について、通っている学校・学級別に見ると、「全日制高校」及び「特別支援学校専攻科」では「変わらない」がそれぞれ46.5%(13人)及び23.8%(5人)、「特別支援学校高等部」では「あまり変わらない」の29.5%(71人)がそれぞれ最も多くなっている。

特殊教育制度から特別支援教育制度になっての変化

 

特殊教育制度から特別支援教育制度になっての変化(現在通っている学校・学級別)
  変わった やや変わった あまり変わらない 変わらない わからない 回答なし 合計
全日制高校 0 1 3 13 9 2 28
0 3.6 10.7 46.5 32.1 7.1 100
定時制高校 1 1 0 0 1 0 3
33.4 33.3 0 0 33.3 0 100
通信制高校 0 0 1 1 0 0 2
0 0 50 50 0 0 100
特別支援学校高等部 11 19 71 44 83 13 241
4.6 7.9 29.5 18.3 34.3 5.4 100
特別支援学校専攻科 0 2 4 5 10 0 21
0 9.5 19 23.8 47.7 0 100
その他 0 2 2 4 2 1 11
0 18.2 18.2 36.3 18.2 9.1 100
回答なし 1 0 0 0 0 4 5
20 0 0 0 0 80 100
合計 13 25 81 67 105 20 311
4.2 8 26 21.5 33.9 6.4 100

(11)特別支援教育制度になって変化したこと(現在通っている学校・学級別)(複数回答)(<5>問1×問14)

問13で「変わった」又は「やや変わった」と回答した人に、何が変わったかを尋ねたところ、「一人ひとりのニーズに応じた教育支援が行なわれるようになった」が60.5%(23人)と最も多く、次いで「教育、医療、福祉など様々な機関が連携するようになった」が28.9%(11人)、「障害に対する教員(学校)の理解が深まった」が10.5%(4人)であった。

また、変わった内容については、回答があった「全日制高校」、「特別支援学校高等部」、及び「特別支援学校専攻科」のいずれの学校・学級でも「一人ひとりのニーズに応じた教育が行われるようになった」が、それぞれ100%(1人)、56.7%(17人)、100%(2人)と多くみられる。「特別支援学校高等部」では、次いで「教育、医療、福祉など様々な機関が連携するようになった」の30.0%(9人)が2番目に多くなっている。

特別支援教育制度になって変化したこと(現在通っている学校・学級別)(複数回答)
  一人ひとりのニーズに応じた教育支援が行われるようになった 教育、医療、福祉など様々な機関が連携するようになった 教員の専門性が高まった 乳幼児期から学校卒業後まで一貫した教育支援が行われるようになった 障害に対する教員(学校)の理解が深まった 障害に対する他の子どもや保護者の理解が深まった その他 回答者数
全日制高校 1 0 0 0 1 0 0 1
100 0 0 0 100 0 0 100
定時制高校 0 0 0 0 0 0 2 2
0 0 0 0 0 0 100 100
通信制高校 0 0 0 0 0 0 0 0
0 0 0 0 0 0 0 0
特別支援学校高等部 17 9 2 3 3 1 7 30
56.7 30 6.7 10 10 3.3 23.3 100
特別支援学校専攻科 2 0 0 0 0 0 0 2
100 0 0 0 0 0 0 100
その他 2 1 1 0 0 0 0 2
100 50 50 0 0 0 0 100
回答なし 1 1 0 0 0 0 0 1
100 100 0 0 0 0 0 100
合計 23 11 3 3 4 1 9 38
60.5 28.9 7.9 7.9 10.5 2.6 23.7 100

(12)特別支援教育コーディネーターの配置状況(<5>問15)

通っている学校に特別支援教育コーディネーターが配置されているか尋ねたところ、「配置されている」が35.7%(111人)、「わからない」が45.3%(141人)であった。

特別支援教育コーディネーターの配置状況

(13)特別支援教育コーディネーターへの相談経験(<5>問16)

問15で「配置されている」と回答した人のうち、特別支援教育コーディネーターに「相談したことがある」と回答した人は20.7%(23人)であったのに対して、「相談したことがない」と回答した人は78.4%(87人)であった。

特別支援教育コーディネーターへの相談経験
相談したことがある 相談したことがない 回答なし 合計
23 87 1 111
20.7 78.4 0.9 100

(14)特別支援教育コーディネーターに相談しての教育内容の改善(<5>問17)

問16で「相談したことがある」と回答した人に、相談して教育内容が改善されたか尋ねたところ、“改善された(「改善された」及び「やや改善された」の合計)”が82.6%(19人)、“改善されない(「あまり改善されない」及び「改善されない」の合計”はなかった。

特別支援教育コーディネーターに相談しての教育内容の改善
改善された やや改善された あまり改善されない 改善されない 回答なし 合計
8 11 0 0 4 23
34.8 47.8 0 0 17.4 100

(15)特別支援教育コーディネーターに相談しない理由(複数回答)(<5>問18)

問16で「相談したことがない」と回答した人の相談しない理由を見ると、「学級担任に相談しているから」が67.8%(59人)と最も多く、「誰が特別支援教育コーディネーターなのかがわからないから」が18.4%(16人)であった。

特別支援教育コーディネーターに相談しない理由(複数回答)
学級担任に相談しているから 誰が特別支援教育コーディネーターなのかがわからないから 相談しても改善されないと思うから その他 回答なし 回答者数
59 16 6 12 7 87
67.8 18.4 6.9 13.8 8 100

(16)校内委員会の設置状況(<5>問19)

現在通っている学校に校内委員会が設置されているか尋ねたところ、「設置されている」が24.1%(75人)、「わからない」が59.5%(185人)であった。

校内委員会の設置状況
設置されている 設置されていない わからない 回答なし 合計
75 30 185 21 311
24.1 9.6 59.5 6.8 100

(17)「個別の教育支援計画」又は「個別の指導計画」の作成状況(<5>問20)

「個別の教育支援計画」又は「個別の指導計画」の作成状況を尋ねたところ、「『個別の教育支援計画』と『個別の指導計画』の両方が作成されている」が24.4%(76人)と最も多く、「『個別の教育支援計画』が作成されている」が21.2%(66人)、「『個別の指導計画』が作成されている」16.4%(51人)であり、「作成されていない」は8.7%(27人)であった。

「個別の教育支援計画」又は「個別の指導計画」の作成状況
「個別の教育支援計画」が作成されている 「個別の指導計画」が作成されている 「個別の教育支援計画」と「個別の指導計画」の両方が作成されている 作成されていない わからない 回答なし 合計
66 51 76 27 72 19 311
21.2 16.4 24.4 8.7 23.2 6.1 100

(18)「個別の教育支援計画」又は「個別の指導計画」の作成への参加(<5>問21)

問20で「個別の教育支援計画」又は「個別の指導計画」、もしくはその両方が「作成されている」と回答した人に、作成への参加状況を尋ねたところ、“参加した(「よく参加した」及び「まあまあ参加した」の合計)”が62.7%(121人)、“参加していない(「あまり参加していない」及び「参加していない」の合計)”が35.2%(68人)となった。

「個別の教育支援計画」又は「個別の指導計画」の作成への参加
よく参加した まあまあ参加した あまり参加していない 参加していない 回答なし 合計
37 84 41 27 4 193
19.2 43.5 21.2 14 2.1 100

(19)卒業後の希望進路(<5>問22)

卒業後の進路として考えられているのは、「就職」が27.0%(84人)と最も多く、次いで「作業所」が20.6%(64人)、「施設」が13.2%(41人)、「大学」が11.3%(35人)であった。

卒業後の希望進路

(20)進路選択での悩みの有無(<5>問23)

進路を選択するに当たって悩んでいることが「ある」と回答した人は52.1%(162人)であったのに対して、「ない」と回答した人は28.3%(88人)であった。

進路選択での悩みの有無

(21)進路の選択で悩んでいる理由(複数回答)(<5>問24)

問23で「ある」と回答した人の進路選択に当たって悩んでいる理由を見ると、「自分の適性が分からないから」が46.9%(76人)と最も多く、次いで「進路が決まっていないから」が35.8%(58人)、「希望する進路についての情報がないから」が21.0%(34人)、「進みたい進路についての情報の集め方が分からないから」が16.7%(27人)となっている。

進路の選択で悩んでいる理由(複数回答)1
進路が決まっていないから 自分の適性が分からないから 希望する進路先についての情報がないから 将来希望している職業についての情報がないから 相談にのってくれる人がいないから 勉強についていけるかどうか心配だから 進みたい進路の学費が高いから
58 76 34 20 3 24 8
35.8 46.9 21 12.3 1.9 14.8 4.9

 

進路の選択で悩んでいる理由(複数回答)2
進みたい進路について家族と意見が合わないから 進みたい進路について先生と意見が合わないから 進みたい進路についての情報の集め方が分からないから 在宅になるかもしれないから その他 回答なし 回答者数
3 3 27 16 32 2 162
1.9 1.9 16.7 9.9 19.8 1.2 100

(22)進路の選択に当たって学校で指導してほしかったこと(複数回答)(<5>問25)

進路選択に当たって、学校で指導してほしかった(指導してほしい)こと、又は学校に対する要望を尋ねたところ、「卒業後の支援」が45.7%(74人)と最も多く、次いで「就業体験(インターンシップ)、現場実習、上級学校訪問などの体験学習」が38.3%(62人)、「希望している進路先に関する情報の収集」が35.2%(57人)、「将来希望している職業に関する情報の収集」が25.9%(42人)であった。

進路の選択に当たって学校で指導してほしかったこと(複数回答)1
就業体験(インターンシップ)、現場実習、上級学校訪問などの体験学習 社会人や職業人による講演・講話 ホームルーム活動などでの自らの生き方に関する進路学習 学校の先生の助言 進路指導に詳しい外部専門家の巡回相談 希望している進路先に関する情報の収集
62 18 18 29 34 57
38.3 11.1 11.1 17.9 21 35.2

 

進路の選択に当たって学校で指導してほしかったこと(複数回答)2
将来希望している職業に関する情報の収集 学校の先生の進路指導や職業教育についての理解 卒業後の支援 その他 回答なし 回答者数
42 33 74 9 24 162
25.9 20.4 45.7 5.6 14.8 100

(23)進路の選択で悩んでいない理由(複数回答)(<5>問26)

問23で「ない」と回答した人の進路選択に当たって悩んでいない理由を見ると、「進路が決まっているから」が52.3%(46人)と最も多く、次いで「自分の適性が分かっているから」が20.5%(18人)、「進路を決めるまでにまだ時間があるから」が15.9%(14人)となっている。

進路の選択で悩んでいない理由(複数回答)
進路が決まっているから 自分の適性が分かっているから 学校が進路先を決めてくれると思うから。 家族が進路先を決めてくれると思うから。 進路を決めるまでにまだ時間があるから その他 回答者数
46 18 5 8 14 9 88
52.3 20.5 5.7 9.1 15.9 10.2 100

(24)進路が決まった契機(複数回答)(<5>問27)

問26で「進路が決まっているから」又は「自分の適性が分かっているから」と回答した人に、そのきっかけを尋ねたところ、「就業体験(インターンシップ)、現場実習、上級学校訪問などの体験学習」が43.5%(27人)と最も多く、「学校の先生の助言」が38.7%(24人)、「家族の助言」が35.5%(22人)、「卒業生の体験談と助言」が21.0%(13人)となっている。

進路が決まった契機(複数回答)
就業体験(インターンシップ)、現場実習、上級学校訪問などの体験学習 社会人や職業人による講演・講話 ホームルーム活動などでの自らの生き方に関する進路学習 学校の先生の助言 家族の助言 卒業生の体験談と助言 進路相談に詳しい外部専門家の巡回相談 テレビや本などの情報から その他 回答なし 回答者数
27 3 6 24 22 13 0 2 10 2 62
43.5 4.8 9.7 38.7 35.5 21 0 3.2 16.1 3.2 100
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