現在通っている学校・学級を尋ねたところ、「特別支援学校中学部」が68.2%(145人)と最も多く、次いで「中学校の通常学級」が12.2%(26人)、「中学校の特別支援学級」が11.7%(25人)となっている。
在籍している学級の人数は、「中学校の通常学級(通級指導を受けている児童が在籍している中学校の通常学級を含む)」では「31〜40人」が64.5%(20人)と最も多く、次いで「21〜30人」が25.8%(8人)となっている。「中学校の特別支援学級」では「1〜5人」が64.0%(16人)と最も多く、「6〜10人」が24.0%(6人)となっている。「特別支援学校中学部」では「1〜5人」が60.0%(87人)と最も多く、次いで「6〜10人」が31.0%(45人)となっている。
現在通っている学校・学級 | ||||||
中学校の通常学級 | 中学校の通常学級と通級による指導 | 中学校の特別支援学級 | 特別支援学校中学部 | その他 | 回答なし | 合計 |
26 | 5 | 25 | 145 | 7 | 5 | 213 |
12.2 | 2.3 | 11.7 | 68.2 | 3.3 | 2.3 | 100 |
現在在籍している学級の人数(中学校の通常学級(通級指導を受けている児童が在籍している中学校の通常学級を含む)) | |||||||
1〜5人 | 6〜10人 | 11〜20人 | 21〜30人 | 31〜40人 | 41人以上 | 回答なし | 合計 |
1 | 1 | 0 | 8 | 20 | 0 | 1 | 31 |
3.2 | 3.2 | 0 | 25.8 | 64.5 | 0 | 3.2 | 100 |
現在在籍している学級の人数(中学校の特別支援学級) | |||||||
1〜5人 | 6〜10人 | 11〜20人 | 21〜30人 | 31〜40人 | 41人以上 | 回答なし | 合計 |
16 | 6 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 25 |
64 | 24 | 8 | 0 | 0 | 0 | 4 | 100 |
現在在籍している学級の人数(特別支援学校中学部) | |||||||
1〜5人 | 6〜10人 | 11〜20人 | 21〜30人 | 31〜40人 | 41人以上 | 回答なし | 合計 |
87 | 45 | 10 | 0 | 0 | 0 | 3 | 145 |
60 | 31 | 6.9 | 0 | 0 | 0 | 2.1 | 100 |
通っている学校の設置主体で最も多かったのは、「公立」で78.9%(168人)となっている。
現在通っている学校の設置主体 | ||||
国立 | 公立 | 私立 | 回答なし | 合計 |
12 | 168 | 12 | 21 | 213 |
5.6 | 78.9 | 5.6 | 9.9 | 100 |
小学校段階で通っていた学校・学級を尋ねたところ、「特別支援学校小学部」が46.0%(98人)と最も多く、次いで「小学校の特別支援学級」が20.7%(44人)、「小学校の通常学級」が19.7%(42人)となっている。
現在通っている学校・学級と小学校段階で通っていた学校・学級の関係をみると、中学校の通常学級では、小学校の通常学級が84.6%(22人)で最も多く、中学校の特別支援学級では、小学校の特別支援学級が68.0%(17人)で最も多い。また、特別支援学校の中学部では、特別支援学校小学部65.5%(95人)が最も多く、次いで小学校の特別支援学級17.9%(26人)となっている。
小学校段階で在籍していた学級の人数は、「小学校の通常学級(通級指導を受けていた児童が在籍していた中学校の通常学級を含む)」では「31〜40人」が61.5%(32人)と最も多く、次いで「21〜30人」が21.2%(11人)となっている。「小学校の特別支援学級」では「1〜5人」が56.8%(25人)と最も多く、「6〜10人」が34.1%(15人)となっている。「特別支援学校小学部」では「1〜5人」が65.3%(64人)と最も多く、次いで「6〜10人」が26.5%(26人)となっている。
小学校段階で在籍していた学校・学級(現在通っている学校・学級別)<4>問1 × <4>問3 | |||||||
小学校の通常学級 | 小学校の通常学級と通級による指導 | 小学校の特別支援学級 | 特別支援学校小学部 | その他 | 回答なし | 回答者数 | |
中学校の通常学級 | 22 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 26 |
84.6 | 15.4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | |
中学校の通常学級と通級による指導 | 3 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 5 |
60 | 20 | 0 | 0 | 20 | 0 | 100 | |
中学校の特別支援学級 | 5 | 1 | 17 | 2 | 0 | 0 | 25 |
20 | 4 | 68 | 8 | 0 | 0 | 100 | |
特別支援学校中学部 | 11 | 4 | 26 | 95 | 5 | 4 | 145 |
7.6 | 2.8 | 17.9 | 65.5 | 3.4 | 2.8 | 100 | |
その他 | 1 | 0 | 1 | 1 | 5 | 0 | 7 |
14.3 | 0 | 14.3 | 14.3 | 71.4 | 0 | 100 | |
回答なし | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 5 |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 100 | |
合計 | 42 | 10 | 44 | 98 | 11 | 9 | 213 |
19.7 | 4.7 | 20.7 | 46 | 5.2 | 4.2 | 100 |
小学校段階で在籍していた学級の人数(小学校の通常学級(通級指導を受けていた児童が在籍していた中学校の通常学級を含む)) | |||||||
1〜5人 | 6〜10人 | 11〜20人 | 21〜30人 | 31〜40人 | 41人以上 | 回答なし | 合計 |
1 | 3 | 3 | 11 | 32 | 1 | 1 | 52 |
1.9 | 5.8 | 5.8 | 21.2 | 61.5 | 1.9 | 1.9 | 100 |
小学校段階で在籍していた学級の人数(小学校の特別支援学級) | |||||||
1〜5人 | 6〜10人 | 11〜20人 | 21〜30人 | 31〜40人 | 41人以上 | 回答なし | 合計 |
25 | 15 | 2 | 1 | 0 | 0 | 1 | 44 |
56.8 | 34.1 | 4.5 | 2.3 | 0 | 0 | 2.3 | 100 |
小学校段階で在籍していた学級の人数(特別支援学校小学部) | |||||||
1〜5人 | 6〜10人 | 11〜20人 | 21〜30人 | 31〜40人 | 41人以上 | 回答なし | 合計 |
64 | 26 | 5 | 0 | 0 | 0 | 3 | 98 |
65.3 | 26.5 | 5.1 | 0 | 0 | 0 | 3.1 | 100 |
現在通っている学校・学級以前に在籍していた学校・学級を尋ねたところ、「特別支援学校中学部」が8.5%(18人)と最も多くなっている。
在籍していた学級の人数は、「中学校の通常学級」では「31〜40人」と「21〜30人」がともに50.0%(1人)、「中学校の特別支援学級」では「1〜5人」が100%(3人)であった。また「特別支援学校中学部」では「1〜5人」が55.5%(10人)と最も多くなっている。
現在通っている学校・学級以前に在籍していた学校・学級 | ||||||
中学校の通常学級 | 中学校の通常学級と通級による指導 | 中学校の特別支援学級 | 特別支援学校中学部 | その他 | 回答なし | 回答者数 |
2 | 0 | 3 | 18 | 2 | 188 | 213 |
0.9 | 0 | 1.4 | 8.5 | 0.9 | 88.3 | 100 |
現在通っている学校・学級以前に在籍していた学級の人数(中学校の通常学級) | ||||||
1〜5人 | 6〜10人 | 11〜20人 | 21〜30人 | 31〜40人 | 41人以上 | 合計 |
0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 2 |
0 | 0 | 0 | 50 | 50 | 0 | 100 |
現在通っている学校・学級以前に在籍していた学級の人数(中学校の特別支援学級) | ||||||
1〜5人 | 6〜10人 | 11〜20人 | 21〜30人 | 31〜40人 | 41人以上 | 合計 |
3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
現在通っている学校・学級以前に在籍していた学級の人数(特別支援学校中学部) | |||||||
1〜5人 | 6〜10人 | 11〜20人 | 21〜30人 | 31〜40人 | 41人以上 | 回答なし | 合計 |
10 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 4 | 18 |
55.5 | 16.7 | 5.6 | 0 | 0 | 0 | 22.2 | 100 |
現在の学校に通うこととなったきっかけを見ると、「親が情報を集めて希望したから」が52.6%(112人)と最も多く、次いで「小学校、中学校の担任の先生や特別支援教育コーディネーター、校内委員会などの助言」が15.0%(32人)、「利用していた施設や機関で紹介されたから」が13.6%(29人)となっている。
現在の学校に通うこととなったきっかけについて、学校ごとの内訳を見てみると、「親が情報を集めて希望したから」という回答は高い割合であるが、「中学校の通常学級」においては、「小学校、中学校の担任の先生や特別支援教育コーディネーター、校内委員会などの助言」(7.7%(2人))、「利用していた施設や機関で紹介されたから」(3.8%(1人))という回答は比較的少なく、「以前、在籍していた学級と同じ地域の学校で学びたかったから」(34.6%(9人))という回答の割合が高くなっている。
現在の学校に通うこととなった契機(現在通っていいる学校・学級別)(複数回答)1 | ||||||||
利用していた施設や機関で紹介されたから | 医療機関で紹介されたから | 親の会で紹介されたから | 患者会や当事者団体で紹介されたから | 本人が自分で情報を集めて希望したから | 親が情報を集めて希望したから | 小学校、中学校の担任の先生や特別支援教育コーディネーター、校内委員会などの助言 | 以前、在籍していた学級の勉強についていけなかったから | |
中学校の通常学級 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 6 | 2 | 0 |
3.8 | 0 | 0 | 0 | 7.7 | 23.1 | 7.7 | 0 | |
中学校の通常学級と通級による指導 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 20 | |
中学校の特別支援学級 | 2 | 0 | 0 | 0 | 3 | 14 | 8 | 0 |
8 | 0 | 0 | 0 | 12 | 56 | 32 | 0 | |
特別支援学校中学部 | 25 | 9 | 3 | 0 | 4 | 91 | 22 | 7 |
17.2 | 6.2 | 2.1 | 0 | 2.8 | 62.8 | 15.2 | 4.8 | |
その他 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
14.3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
回答なし | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
合計 | 29 | 9 | 3 | 0 | 9 | 112 | 32 | 8 |
13.6 | 4.2 | 1.4 | 0 | 4.2 | 52.6 | 15 | 3.8 |
現在の学校に通うこととなった契機(現在通っていいる学校・学級別)(複数回答)2 | |||||||
以前、在籍していた学級では(いじめなどにより)人間関係がうまくいかなかったから | 以前、在籍していた学級では教員(学校)の理解が足りなかったから | 以前、在籍していた学級では学校と関係機関との連携がよくなかったから | 以前、在籍していた学級と同じ地域の学校で学びたかったから | その他 | 回答なし | 回答者数 | |
中学校の通常学級 | 1 | 0 | 0 | 9 | 8 | 3 | 26 |
3.8 | 0 | 0 | 34.6 | 30.8 | 11.5 | 100 | |
中学校の通常学級と通級による指導 | 0 | 1 | 0 | 1 | 3 | 1 | 5 |
0 | 20 | 0 | 20 | 60 | 20 | 100 | |
中学校の特別支援学級 | 0 | 0 | 0 | 3 | 2 | 1 | 25 |
0 | 0 | 0 | 12 | 8 | 4 | 100 | |
特別支援学校中学部 | 4 | 5 | 0 | 0 | 24 | 7 | 145 |
2.8 | 3.4 | 0 | 0 | 16.6 | 4.8 | 100 | |
その他 | 0 | 1 | 0 | 1 | 3 | 1 | 7 |
0 | 14.3 | 0 | 14.3 | 42.9 | 14.3 | 100 | |
回答なし | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 5 |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 100 | |
合計 | 5 | 7 | 0 | 14 | 40 | 18 | 213 |
2.3 | 3.3 | 0 | 6.6 | 18.8 | 8.5 | 100 |
現在受けている教育に満足しているか尋ねたところ、“満足(「満足している」及び「やや満足している」の合計)”が76.5%(163人)、“満足していない(「あまり満足していない」及び「満足していない」の合計)”が47.0%(44人)であった。
また、現在受けている教育に満足しているかについて、通っている学校・学級別に見ると、特別支援学校中学部において、“満足(「満足している」及び「やや満足している」の合計)”が82.8%(120人)と最も多くなっている。
現在受けている教育の満足度(現在通っている学校・学級別)(<4>問1×問7) | ||||||
満足している | やや満足している | あまり満足していない | 満足していない | 回答なし | 合計 | |
中学校の通常学級 | 7 | 10 | 5 | 4 | 0 | 26 |
26.9 | 38.5 | 19.2 | 15.4 | 0 | 100 | |
中学校の通常学級と通級による指導 | 0 | 3 | 2 | 0 | 0 | 5 |
0 | 60 | 40 | 0 | 0 | 100 | |
中学校の特別支援学級 | 3 | 13 | 8 | 1 | 0 | 25 |
12 | 52 | 32 | 4 | 0 | 100 | |
特別支援学校中学部 | 51 | 69 | 18 | 6 | 1 | 145 |
35.2 | 47.6 | 12.4 | 4.1 | 0.7 | 100 | |
その他 | 6 | 1 | 0 | 0 | 0 | 7 |
85.7 | 14.3 | 0 | 0 | 0 | 100 | |
回答なし | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 5 |
0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 100 | |
合計 | 67 | 96 | 33 | 11 | 6 | 213 |
31.5 | 45 | 15.5 | 5.2 | 2.8 | 100 |
問7で「満足している」又は「やや満足している」と回答した人の満足している理由を見ると、「教員の接し方がよいから」が63.8%(104人)と最も多く、次いで「自分のニーズに応じた支援・指導内容だから」が60.1%(98人)、「教員が熱心だから」が56.4%(92人)、「同年齢の子どもと学ぶことができるから」が35.6%(58人)となっている。
問8で、満足している理由として「交流及び共同学習が充実しているから」と回答した人に、交流及び共同学習を経験しての変化を尋ねたところ、「障害に対して他の子どもや保護者の理解が深まった」が84.2%(16人)と最も多かった。
問7で「あまり満足していない」又は「満足していない」と回答した人の満足していない理由を見ると、「自分のニーズに応じた支援・指導内容がもっと必要だと思うから」が61.4%(27人)と最も多く、次いで「教員の専門性がないから」が59.1%(26人)、「教員の接し方がよくないから」が34.1%(15人)となっている。
特殊教育制度から特別支援教育制度になっての変化を尋ねたところ、“変わった(「変わった」及び「やや変わった」の合計)”が21.2%(45人)、“変わらない(「あまり変わらない」及び「変わらない」の合計)”が51.5%(110人)、「わからない」が27.4%(69人)であった。
また、特殊教育制度から特別支援教育制度になっての変化について、通っている学校・学級別に見ると、「中学校の通常学級」及び「特別支援学校中学部」では「変わらない」(それぞれ38.5%(10人)及び28.9%(42人))が、「中学校の通常学級と通級による指導」及び「中学校の特別支援学級」では「あまり変わらない」(それぞれ40.0%(2人)及び44.0%(11人))がそれぞれ最も多くなっている。
特殊教育制度から特別支援教育制度になっての変化(現在通っている学校・学級別)<4>問1×<4>問13 | |||||||
変わった | やや変わった | あまり変わらない | 変わらない | わからない | 回答なし | 合計 | |
中学校の通常学級 | 3 | 4 | 1 | 10 | 8 | 0 | 26 |
11.5 | 15.4 | 3.8 | 38.5 | 30.8 | 0 | 100 | |
中学校の通常学級と通級による指導 | 1 | 1 | 2 | 0 | 1 | 0 | 5 |
20 | 20 | 40 | 0 | 20 | 0 | 100 | |
中学校の特別支援学級 | 0 | 3 | 11 | 7 | 4 | 0 | 25 |
0 | 12 | 44 | 28 | 16 | 0 | 100 | |
特別支援学校中学部 | 8 | 22 | 37 | 42 | 33 | 3 | 145 |
5.5 | 15.2 | 25.5 | 28.9 | 22.8 | 2.1 | 100 | |
その他 | 2 | 1 | 0 | 0 | 4 | 0 | 7 |
28.6 | 14.3 | 0 | 0 | 57.1 | 0 | 100 | |
回答なし | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 5 |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 100 | |
合計 | 14 | 31 | 51 | 59 | 50 | 8 | 213 |
6.6 | 14.6 | 23.9 | 27.6 | 23.5 | 3.8 | 100 |
問13で「変わった」又は「やや変わった」と回答した人に、何が変わったかを尋ねたところ、「一人ひとりのニーズに応じた教育支援が行なわれるようになった」が40.0%(18人)と最も多く、次いで「教育、医療、福祉など様々な機関が連携するようになった」が35.6%(16人)、「障害に対する教員(学校)の理解が深まった」が20.0%(9人)であった。
また、変わった内容については、いずれの学校・学級でも「教育、医療、福祉など様々な機関が連携するようになった」への回答が多くみられる。「中学校の通常学級」では「障害に対する教員(学校)の理解が深まった」の42.9%(3人)が、「中学校の通常学級と通級による指導」及び「特別支援学校中学部」では「一人ひとりのニーズに応じた教育が行われるようになった」がそれぞれ100%(2人)及び43.3%(13人)で最も多くなっている。
特別支援教育制度になって変化したこと(複数回答)(<4>問1×<4>問14) | |||||||||
一人ひとりのニーズに応じた教育支援が行われるようになった | 教育、医療、福祉など様々な機関が連携するようになった | 教員の専門性が高まった | 乳幼児期から学校卒業後まで一貫した教育が行われるようになった | 障害に対する教員(学校)の理解が深まった | 障害に対する他の子どもや保護者の理解が深まった | その他 | 回答なし | 回答者数 | |
中学校の通常学級 | 1 | 2 | 0 | 0 | 3 | 0 | 3 | 0 | 7 |
14.3 | 28.6 | 0 | 0 | 42.9 | 0 | 42.9 | 0 | 100 | |
中学校の通常学級と通級による指導 | 2 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 |
100 | 50 | 50 | 0 | 50 | 0 | 0 | 0 | 100 | |
中学校の特別支援学級 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 3 |
0 | 33.3 | 0 | 0 | 33.3 | 0 | 33.3 | 0 | 100 | |
特別支援学校中学部 | 13 | 12 | 2 | 1 | 3 | 1 | 10 | 2 | 30 |
43.3 | 40 | 6.7 | 3.3 | 10 | 3.3 | 33.3 | 6.7 | 100 | |
その他 | 2 | 0 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 |
66.7 | 0 | 33.3 | 33.3 | 33.3 | 0 | 0 | 0 | 100 | |
合計 | 18 | 16 | 4 | 2 | 9 | 1 | 14 | 2 | 45 |
40 | 35.6 | 8.9 | 4.4 | 20 | 2.2 | 31.1 | 4.4 | 100 |
通っている学校に特別支援教育コーディネーターが配置されているか尋ねたところ、「配置されている」が46.0%(98人)と最も多く、「わからない」が38.0%(81人)であった。
特別支援教育コーディネーターの配置状況 | ||||
配置されている | 配置されていない | わからない | 回答なし | 合計 |
98 | 24 | 81 | 10 | 213 |
46 | 11.3 | 38 | 4.7 | 100 |
問15で「配置されている」と回答した人のうち、特別支援教育コーディネーターに「相談したことがある」と回答した人は24.5%(24人)であったのに対して、「相談したことがない」と回答した人は75.5%(74人)であった。
特別支援教育コーディネーターへの相談経験 | ||
相談したことがある | 相談したことがない | 合計 |
24 | 74 | 98 |
24.5 | 75.5 | 100 |
問16で「相談したことがある」と回答した人に、相談して教育内容が改善されたか尋ねたところ、“改善された(「改善された」及び「やや改善された」の合計)”が70.8%(17人)、“改善されない(「あまり改善されない」及び「改善されない」の合計)”が25.0%(6人)となった。
特別支援教育コーディネーターに相談しての教育内容の改善 | |||||
改善された | やや改善された | あまり改善されない | 改善されない | 回答なし | 合計 |
5 | 12 | 3 | 3 | 1 | 24 |
20.8 | 50 | 12.5 | 12.5 | 4.2 | 100 |
問16で「相談したことがない」と回答した人の相談しない理由を見ると、「学級担任に相談しているから」が68.9%(51人)と最も多かった。
特別支援教育コーディネーターに相談しない理由(複数回答) | |||||
学級担任に相談しているから | 誰が特別支援教育コーディネーターなのかがわからないから | 相談しても改善されないと思うから | その他 | 回答なし | 回答者数 |
51 | 13 | 13 | 15 | 1 | 74 |
68.9 | 17.6 | 17.6 | 20.3 | 1.4 | 100 |
現在通っている学校に校内委員会が設置されているか尋ねたところ、「設置されている」が24.4%(52人)であったのに対して、「わからない」が62.4%(132人)であった。
校内委員会の設置状況 | ||||
設置されている | 設置されていない | わからない | 回答なし | 合計 |
52 | 19 | 132 | 10 | 213 |
24.4 | 8.9 | 62 | 4.7 | 100 |
「個別の教育支援計画」又は「個別の指導計画」の作成状況を尋ねたところ、「『個別の教育支援計画』と『個別の指導計画』の両方が作成されている」が28.1%(60人)と最も多く、「『個別の教育支援計画』が作成されている」と「『個別の指導計画』が作成されている」がともに20.2%(43人)であった。
「個別の教育支援計画」又は「個別の指導計画」の作成状況 | ||||||
「個別の教育支援計画」が作成されている | 「個別の指導計画」が作成されている | 「個別の教育支援計画」と「個別の指導計画」の両方が作成されている | 作成されていない | わからない | 回答なし | 合計 |
43 | 43 | 60 | 9 | 50 | 8 | 213 |
20.2 | 20.2 | 28.1 | 4.2 | 23.5 | 3.8 | 100 |
問20で「個別の教育支援計画」又は「個別の指導計画」、もしくはその両方が「作成されている」と回答した人に、作成への参加状況を尋ねたところ、“参加した(「よく参加した」及び「まあまあ参加した」の合計)”が67.1%(98人)、“参加していない(「あまり参加していない」及び「参加していない」の合計)”が31.5%(46人)であった。
「個別の教育支援計画」又は「個別の指導計画」の作成への参加 | |||||
よく参加した | まあまあ参加した | あまり参加していない | 参加していない | 回答なし | 合計 |
34 | 64 | 25 | 21 | 2 | 146 |
23.3 | 43.8 | 17.1 | 14.4 | 1.4 | 100 |
高等学校段階の希望進学先を現在在籍している学校・学級別に見ると、現在「特別支援学校中学部」に在籍している人は、「特別支援学校高等部」を希望する回答が88.9%(129人)と最も多く、「中学校の通常学級」に在籍している人は、「全日制高校」を希望する回答が、73.2%(19人)と最も多い。
高等学校段階の希望進学先(現在在籍している学校・学級別) | |||||||||||||
全日制高校 | 定時制高校 | 通信制高校 | 特別支援学校高等部 | 高等専門学校 | 専修学校(一般課程、高等課程) | 公共職業能力開発施設等 | 就職 | 施設・医療機関 | まだ考えていない | その他 | 回答なし | 合計 | |
中学校の通常学級 | 19 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | 26 |
73.2 | 3.8 | 0 | 7.7 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3.8 | 11.5 | 0 | 100 | |
中学校の通常学級と通級による指導 | 4 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 |
80 | 0 | 0 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | |
中学校の特別支援学級 | 2 | 1 | 1 | 19 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 25 |
8 | 4 | 4 | 76 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 4 | 0 | 100 | |
特別支援学校中学部 | 6 | 0 | 0 | 129 | 0 | 0 | 0 | 2 | 4 | 4 | 0 | 0 | 145 |
4.1 | 0 | 0 | 88.9 | 0 | 0 | 0 | 1.4 | 2.8 | 2.8 | 0 | 0 | 100 | |
その他 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 1 | 7 |
14.3 | 0 | 0 | 14.3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 14.3 | 42.8 | 14.3 | 100 | |
回答なし | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 5 |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 100 | |
合計 | 32 | 2 | 1 | 152 | 0 | 0 | 0 | 2 | 5 | 6 | 7 | 6 | 213 |
15 | 0.9 | 0.5 | 71.5 | 0 | 0 | 0 | 0.9 | 2.3 | 2.8 | 3.3 | 2.8 | 100 |
問22で回答した学校等を進路先として考えている理由を見ると、「一人ひとりのニーズに合った教育支援が受けられるから」が44.6%(95人)と最も多く、次いで「障害に理解のある先生がいるから」が28.2%(60人)、「親が情報を集めて希望しているから」と「希望する学校への進学だから」がともに21.1%(45人)となっている。
また、進路先として考えている理由について、学校ごとの内訳を見てみると、特別支援学校高等部では、「一人ひとりのニーズに合った教育支援が受けられるから」が59.2%(90人)、「障害に理解のある先生がいるから」が38.2%(58人)、「親が情報を集めて希望しているから」が21.1%(32人)の順に多くなっている一方、全日制高校では、「希望する学校への進学だから」が40.6%(13人)、「本人が情報を集めて希望しているから」が25.0%(8人)、「通学が便利だから」と「親が情報を集めて希望しているから」が21.9%(7人)の順に多くなっていることが見受けられる。
進学先の希望理由(希望している進学先別)(複数回答)1 | |||||||
一人ひとりのニーズに合った教育支援が受けられるから | 担任や学校のすすめにより | 本人が情報を集めて希望しているから | 親が情報を集めて希望しているから | 地域との結びつきがあるから | 希望する学校への進学だから | 同じ学校にきょうだいが通っているから | |
全日制高校 | 1 | 2 | 8 | 7 | 4 | 13 | 0 |
3.1 | 6.3 | 25 | 21.9 | 12.5 | 40.6 | 0 | |
定時制高校 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 |
0 | 50 | 0 | 50 | 0 | 0 | 0 | |
通信制高校 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
特別支援学校高等部 | 90 | 20 | 9 | 32 | 8 | 31 | 0 |
59.2 | 13.2 | 5.9 | 21.1 | 5.3 | 20.4 | 0 | |
高等専門学校 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
専修学校(一般課程、高等課程) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
公共職業能力開発施設等 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
就職 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
施設・医療機関 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 0 | 0 | |
まだ考えていない | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
その他 | 3 | 1 | 3 | 4 | 0 | 1 | 0 |
42.9 | 14.3 | 42.9 | 57.1 | 0 | 14.3 | 0 | |
回答なし | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
合計 | 95 | 24 | 20 | 45 | 12 | 45 | 0 |
44.6 | 11.3 | 9.4 | 21.1 | 5.6 | 21.1 | 0 |
進学先の希望理由(希望している進学先別)(複数回答)2 | ||||||
仲のよい友達と同じ学校だから | 障害に理解のある先生がいるから | 通学が便利だから | その他 | 回答なし | 回答者数 | |
全日制高校 | 5 | 2 | 7 | 11 | 0 | 32 |
15.6 | 6.3 | 21.9 | 34.4 | 0 | 100 | |
定時制高校 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 |
0 | 0 | 0 | 50 | 0 | 100 | |
通信制高校 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 | |
特別支援学校高等部 | 25 | 58 | 19 | 24 | 2 | 152 |
16.4 | 38.2 | 12.5 | 15.8 | 1.3 | 100 | |
高等専門学校 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
専修学校(一般課程、高等課程) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
公共職業能力開発施設等 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
就職 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 |
0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 100 | |
施設・医療機関 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 5 |
0 | 0 | 0 | 20 | 60 | 100 | |
まだ考えていない | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 6 |
0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 100 | |
その他 | 1 | 0 | 2 | 1 | 1 | 7 |
14.3 | 0 | 28.6 | 14.3 | 14.3 | 100 | |
回答なし | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 6 |
0 | 0 | 0 | 0 | 100 | 100 | |
合計 | 31 | 60 | 28 | 38 | 20 | 213 |
14.6 | 28.2 | 13.1 | 17.8 | 9.4 | 100 |
進路を選択するに当たって悩んでいることが「ある」と回答した人は43.2%(92人)であったのに対して、「ない」と回答した人は39.9%(85人)であった。
問24で「ある」と回答した人の進路選択に当たって悩んでいる理由を見ると、「自分の適性が分からないから」が42.4%(39人)と最も多く、次いで「勉強についていけるかどうか心配だから」が30.4%(28人)、「進路が決まっていないから」が21.7%(20人)となっている。
進路の選択で悩んでいる理由(複数回答)1 | ||||||
進路が決まっていないから | 自分の適性が分からないから | 希望する進路先についての情報がないから | 将来希望している職業についての情報がないから | 相談にのってくれる人がいないから | 勉強についていけるかどうか心配だから | 進みたい進路の学費が高いから |
20 | 39 | 11 | 11 | 3 | 28 | 4 |
21.7 | 42.4 | 12 | 12 | 3.3 | 30.4 | 4.3 |
進路の選択で悩んでいる理由(複数回答)2 | ||||||
進みたい進路について家族と意見が合わないから | 進みたい進路について先生と意見が合わないから | 進みたい進路についての情報の集め方が分からないから | 在宅になるかもしれないから | その他 | 回答なし | 回答者数 |
0 | 3 | 12 | 5 | 29 | 1 | 92 |
0 | 3.3 | 13 | 5.4 | 31.5 | 1.1 | 100 |
進路選択に当たって、学校で指導してほしかった(指導してほしい)こと、又は学校に対する要望を尋ねたところ、「職業体験・現場実習、上級学校訪問などの体験学習」が48.9%(45人)と最も多く、次いで「卒業後の支援」が43.5%(40人)、「希望している進路先に関する情報の収集」が39.1%(36人)、「進路相談に詳しい外部専門家の巡回相談」と「将来希望している職業に関する情報の収集」がともに29.3%(27人)であった。
進路の選択に当たって学校で指導してほしかったこと(複数回答)1 | |||||
職場体験・現場実習、上級学校訪問などの体験学習 | 社会人や職業人による講演・講話 | ホームルーム活動などでの自らの生き方に関する進路学習 | 学校の先生の助言 | 進路相談に詳しい外部専門家の巡回相談 | 希望している進路先に関する情報の収集 |
45 | 10 | 15 | 18 | 27 | 36 |
48.9 | 10.9 | 16.3 | 19.6 | 29.3 | 39.1 |
進路の選択に当たって学校で指導してほしかったこと(複数回答)2 | |||||
将来希望している職業に関する情報の収集 | 学校の先生の進路指導や職業教育についての理解 | 卒業後の支援 | その他 | 回答なし | 回答者数 |
27 | 15 | 40 | 6 | 9 | 92 |
29.3 | 16.3 | 43.5 | 6.5 | 9.8 | 100 |
問24で「ない」と回答した人の悩んでいない理由を見ると、「進路が決まっているから」が65.9%(56人)と最も多く、次いで「自分の適性が分かっているから」が15.3%(13人)、「家族が進路先を決めてくれると思うから」と「進路を決めるまでにまだ時間があるから」がともに10.6%(9人)となっている。
進路の選択で悩んでいない理由(複数回答) | |||||||
進路が決まっているから | 自分の適性が分かっているから | 学校が進路先を決めてくれると思うから | 家族が進路先を決めてくれると思うから | 進路を決めるまでにまだ時間があるから | その他 | 回答なし | 回答者数 |
56 | 13 | 3 | 9 | 9 | 3 | 5 | 85 |
65.9 | 15.3 | 3.5 | 10.6 | 10.6 | 3.5 | 5.9 | 100 |
問27で「進路が決まっているから」又は「自分の適性が分かっているから」と回答した人に、そのきっかけを尋ねたところ、「家族の助言」が37.9%(25人)と最も多く、「学校の先生の助言」が33.3%(22人)、「職業体験・現場実習、上級学校訪問などの体験学習」が28.8%(19人)、「卒業生の体験談と助言」が18.2%(12人)となっている。
進路が決まった契機(複数回答) | ||||||||||
職場体験・現場実習、上級学校訪問などの体験学習 | 社会人や職業人による講演・講話 | ホームルーム活動などでの自らの生き方に関する進路学習 | 学校の先生の助言 | 家族の助言 | 卒業生の体験談と助言 | 進路相談に詳しい外部専門家の巡回相談 | テレビや本などの情報から | その他 | 回答なし | 回答者数 |
19 | 1 | 6 | 22 | 25 | 12 | 0 | 0 | 17 | 2 | 66 |
28.8 | 1.5 | 9.1 | 33.3 | 37.9 | 18.2 | 0 | 0 | 25.8 | 3 | 100 |